30秒で理解!潜伏キリシタンと隠れキリシタンの違い

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今日のニュースで、出津教会堂で潜伏キリシタンに関する資料や遺産を、
世界遺産勧告という形で登録まで王手に近づきました。

イチロー選手が現役を引退し、
マリナーズの特別アドバイザーになるのも大きなニュースですが、
僕は世界遺産にふさわしいと認定を受けるのも、でかい事件だと思います。

そこで潜伏キリシタンが世界遺産登録になると知り、
意味がよくわからないので調べると、隠れキリシタンが出てきて、
潜伏キリシタンと隠れキリシタン、どちらも同じじゃないか?

わけがわからなくなったので、色々調べてみました。

 

潜伏キリシタンと隠れキリシタンの違いって?

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潜伏キリシタン:

見た目は仏教徒であっても、
自宅にはこっそりマリア様やキリストさんを祭っている、
江戸時代限定のキリスト教を信仰していた日本人

カクレ(隠れ)キリシタン:

明治の1873年に禁教令がなくなった後も先祖の流儀に従い、
カトリック教徒に戻らずに、先祖独自の信仰を続ける日本人

広い意味だと潜伏キリシタンも隠れキリシタンも区別はありません。

大まかな違いとして、潜伏キリシタンは江戸時代の始まりから終わりまで。
隠れキリシタンは明治以降から今に至るまで続いているところです。

今の時代、当時の潜伏キリシタンと同じように祭った場合、
皆には「私はキリシタンです!」宣言しても、
意味のうえでは隠れキリシタンになりますよね。

なお、戦国時代から明治までは主にカトリックが、
明治以降はプロテスタントほかが栄えたそうです。

 

キリスト教が弾圧された事情に衝撃

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戦国時代、織田信長が積極的に受け入れたものの、
豊臣秀吉以降、布教が禁止されました。

信長の時代は坊さんの堕落に対抗したという説があります。
秀吉の場合も当初は貿易の関係から認めていました。

だけど向こうの知識がどんどん入ると、当時の武家社会に疑問を抱く人がいれば、
西欧からいろいろな知識が入り、反旗を翻す人も現れます。

だから新しい知識を入れさせないようにした。

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ほかにも当時の西欧は大航海時代であり、
イギリスやフランス、オランダといった国々が、船を通してあちこちに出かけていました。

たどり着いた大陸にて、高確率で原住民と争いを起こしたのち、
どんどん原住民を奴隷化して、劣悪な環境で強制労働をさせたのです

(いわゆる植民地化政策、世界史の教科書に載っています)

日本人も例外ではなかった。
西欧から来た人間はキリスト教の布教という目的で日本に来た人もいれば、
商売目的で日本に何かを売る、買うために来た人もいます。

買うものの一つが人間こと奴隷でした。
(もちろん、日本の伝統品を買う、紳士な西欧人もいます)

豊臣秀吉が奴隷の事実に気づいて、日本でのキリスト布教を禁止したのです。
もちろん、徳川家康も同じ理由です。

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さらに植民地の点でキリスト教を見れば、
西欧から日本を監視するために訪れたスパイでもあります

スパイにとってその国の弱点や情報がたくさん入ると……
南米やアフリカ大陸のように、日本も植民地化されていたのです。

キリスト教の西欧人が日本人を教育させ、
考えを変えさせれば「国内スパイ」のできあがり。

幕府の今後に大きな悪影響を与えかねません。
政治の側面から見て、禁止した面もあるのです。

色々調べてこれらの情報を知ったとき、びっくりしました。
納得するのに時間をかけましたよ。

 

ユネスコは潜伏キリシタンのどこに魅力を感じた?

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世界遺産登録を決める団体、
ユネスコは潜伏キリシタンのどこに価値を感じたのでしょう?

ユネスコは江戸時代の禁教期だったにもかかわらず、
こっそりキリストさんを崇拝するところに衝撃を受けたそうです。
潜伏中の信仰に価値を感じたのですね。

ユネスコの審査員は西欧の人々でキリスト教ともかかわっています。
彼らから見れば、弾圧されたにもかかわらず、
弾圧に屈しないで潜伏していた日本人が一定数いた。

江戸から明治へ時代を変えると、
潜伏者が一気に顔を出して、キリスト文化を復活させた。

彼らからすれば、奇跡としか言いようがないらしいです。

ほかにも潜伏キリシタンが作りあげた独自の建物や、
祈るために必要な小道具なども、遺産登録を推進する理由です。

 

潜伏キリシタンのたくましさ

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かつてテレビや本(新書を含む)にあった内容によりますと……

例えば大きな仏像を用意します。
くりぬくところを一か所設けると、中にはちっちゃなマリア様の像が!

仏さんを祭りながら、マリア様(キリストさん)にも頭を下げている。

ほかには南無阿弥陀仏を唱えているようで、
キリストさんをたたえる言葉を歌に乗せて作るなど、
あの手この手のやり方で祈っていたわけです。

江戸時代では踏み絵という、キリストの像を踏ませて、
キリスト教かどうかを判別していました。

とてもまじめな人は踏めなくて、仏教に改宗させられました。

でもあの手この手でキリストさんを崇拝する人は平気な面で踏み、
家に帰ってから、何事もなくキリストさんにお祈りをささげていた。

こういう姿勢ってすごいなあと思うのです。

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ミーハー男Taichi

僕はサラリーマンという平凡な毎日を送ること早10年目を迎えました。 職場ってなんとも言えない独特な人間関係がありますよね。。。 当ブログでは、そんな職場などで、朝のあいさつから始まる軽い雑談や、昼休みに同僚とランチをする時などに使える『会話のネタ』を、最新トレンド情報を中心に紹介していきます。 あなたの生活に少しでもお役に立てれば嬉しいです♪