画像元:https://www.businessinsider.jp/post-160527
経済ネタです。生きるうえで経済知識は大切です。
経済の基本すらない人が政治や会社を運営すると、社員や国民が振り回されるだけです。
(財務省には経済や経営、金融学科の人よりも法律系の人が多いと聞きます)
今、経済で話題になっているものが仮想通貨(ビットコインやリップルなど)です。
大まかに知っておくと、いいことがあると思います。
仮想通貨はFXに近く、買う人がたくさんいれば価値が上がり、売りたい人が多いと価値が下がります。
何か事件があって売りたい人が押し寄せると、価値が一気に下がって暴落します。
仮想通貨は全国で取引できます。ツイッタートレンドに「韓国の投資家たち」という言葉があり、何があったのかを見たところ、暴落による精神的なショックで、一部の投資家がパソコンをはじめとする、器具を壊した様子を画像としてネットにあげていました。
思ったことを書きます。
仮想通貨「投機」の特徴

画像元:http://sekai-kabuka.com/bitcoin.html
仮想通貨は投機(短期間の変動における差益だけを狙って行う売買取引)に近いです。
一部ではお金の代わりとしてサービスや商品を購入できます。
買う人もいれば売る人もいる。
例えば1万円でビットコインと換金します。
するとビットコインと現金、ほかの仮想通貨(ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコインといいます)から換金する人が多ければ、ビットコインの価値が上がります。
結果、ビットコインをに換える際、1万円以上のお金を手にします。
反対にビットコインを売る人が多いと価値が下がり、現金に換える際、1万円未満のお金しか手に入りません。
銀行に預けたら、時間によって手数料がとられるだけで、1万円をそのまま引き出せますが、仮想通貨は違います。
お金を預けたらレートが変動し、仮想通貨の価値も変わる意味で、FXに近いです。
仮想通貨はほかにもマイニングやブロックチェーンといった重要単語がありますが、僕が述べたことだけを頭に入れておいてください。
まさか暴落するなんて!
【ビットコイン 4割下落に悲鳴】ビットコインの価格が、一夜で40%近く下落したことを受け、「もう立ち直れない」と投資家から悲鳴。下落は中国と韓国で仮想通貨に関する規制をかけるという動きがあったためだという。 https://t.co/7FJk0ol38M
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 17, 2018
仮想通貨の暴落は2018年がはじめではありません。2017年も何度かありました。
今はネットやテレビCMで「仮想通貨にお金をつぎこむと儲かる」広告を見ます。
仮想通貨はレートが動きます。買う人がたくさんいれば価値が上がり、売る人がたくさんいると下がる。
暴落の主な原因は中国です。中国が仮想通貨取引を大規模規制するとニュースで出てから、売る人が一気に現れ、暴落しています。
※ 上記ツイート参照。
ニュースはいつ出るか、僕をはじめ多くの人はわからないと思います。
事前に情報を察知していれば、暴落が始まる前に売っていたでしょう。
わからないから公平な部分もあるし、怖いところもあります。
仮想通貨はFXと似ています。政治で不安定要因が起きると、一気に円高へ向かいます。
そこらを知ったうえでやっておかないと、暴落したとき、大きなショックを味わうでしょう。
ショックを受けてパソコンを壊す韓国投資家
ツイッタートレンドにあった「PCは粉々、壁はボコボコ…… 仮想通貨の暴落で絶望する韓国の投資家たち」を読みました。
韓国でも仮想通貨取引所を閉鎖する動きがあり、若者を中心に大規模な反発運動が起きています。
韓国も仮想通貨取引が盛り上がっています。ウォン(韓国の基軸通貨)の価値が下がっていますからね。
価値が暴落し、つぎ込んだお金の半分以下しか得られない。
人によっては信じられず、何かに当たって心のバランスを整えます。
一部の投資家が、仮想通貨取引に大切な道具、パソコンを壊しました。
ほかの投資家は風呂場やトイレ器具といったを壊しています。
壊した後、余計な費用が掛かるだけです。
モノへ八つ当たりする際、ここらを考えていないなら、仮想通貨に手を出さないほうがいいと思います。
せっかく仮想通貨で儲けようと考えているのに、暴落して器具まで壊したら、修理代を含めて余計な費用が重なるだけです。
暴落した、ネタになるぞ
自分にとって嫌すぎる出来事が起きたときほど、暴れるのでなく深呼吸して落ち着かねばなりません。
僕も仮想通貨に小額ながら手を出しているので、暴落した時はショックを受け、体をかきむしってしまう傾向があるようです。韓国投資家を笑えません。
だからこそ、言葉に出します。
「これはこれで何かのネタになるからいいや」
頭を切り替えるのです。深呼吸をして落ち着くだけでは、焦る気持ちが大きく、心が乱れやすい。
だからこそ、暴落したときの大損を「実は大きな得をしたのだ」と、勝手に気持ちを書き換えるのです。
正直、僕は頭のねじがずれていると思いますが、ねじをずらさないと冷静になれません。
投資家によっては暴落こそ「大きなチャンスがきたあ!」捉え、買い増ししている方もいました。
人生、すべてが順風ではなく逆風もあります。逆風はいきなりやってくるのです。
やってきたとき、大きく乱れた心のバランスをすぐ戻せるかが大切だと思います。
だからこそ、仮想通貨をやる場合は心のバランスが乱れる時があると考え、バランスが崩れてストレスがたまったとき、モノに八つ当たりせず、冷静になってむしろ暴落を喜べるような人間でない限り、手を出さないほうがいいと思っています。