画像元:https://www.instagram.com/sei_matobu/
明日の朝です旅サラダに、
女優の峯村(みねむら)リエさんが出ます。
今回、峯村リエさんは作家太宰治の軌跡を踏む形で
青森県を回ります。
ところでインタビューで演劇について問われたとき、
女優そして人の生き方として興味深い内容を
語っておりました。
ふと気になったのです。
峯村リエさんの若い頃はどんな舞台や、
どんな気持ちで演技に挑んでいたのだろうかと。
またその時の写真や動画はないのだろうかと
ちょっと調べてみたところ……
※上記画像左の女性は女優の真飛聖さん。
峯村リエの若い頃を調べた結果
画像元:https://www.youtube.com/watch?v=jOVpB4Nl77I
とりあえず若い頃の年齢について、10代から30歳未満と決めます。
峯村リエさんは1964年生まれです。
お母さんが舞台鑑賞にはまっており、リエさんも一緒に見て育ちました。
お母さんがまだリエさんを産んでいないころ、
劇団四季のオーディションを受けたのですが……
現在と違って1930年前後あたりの日本では女性に対して、
今よりも立場が高いわけではなく、断られたとのこと。
すぐ演劇の道に入ったかと思えば中高時代は、
体育会系(水泳部)の部活に所属するスポコン少女でした。
一方でイベント制作会社にアルバイトをしていた時、
制作会社社長の奥さまがかっこいい女性だった。
奥さまは文学座という劇団出身の元女優であり、
あまりのカッコよさに憧れを抱き、俳優の養成所へ入ったのです。
画像元:https://www.youtube.com/watch?v=qKilMtFpjRA
ただし初めから役者を目指したわけではありません。
リエさんは作家を目指すため演出を学びました。
演出に関する授業ではいかに役者を動かすかが大切であり、
役者と同じコース(間の取り方など)を学んだのです。
リエさんが作家から役者へ変えたきっかけは先輩の一言でした。
「あなた、作家としての才能がないわ」
落ち込んでいた時、知り合いが新たな劇団ナイロン100℃を立ち上げ、
作家から女優へと転身したのです。
ナイロン100℃は1993年に始まりました。この時リエさんは29歳。
さらにテレビデビューは1999年ドラマ「ケイゾク」であり、
35歳で初めて顔を出したのです。
舞台時代の画像をいろいろ調べたのですが、
現時点で彼女の若い頃の画像はありません。
なお30代も若い頃に含めるなら、こちらのドラマですごい姿を披露しております。
峯村リエは女優になるべくしてなった!
画像元:https://www.youtube.com/watch?v=Pw1_IJ4pdAo
峯村リエさんは幼いころは母親の影響で、
アルバイト中に元役者の女性と出会いました。
はじめは作家を目指していたけれど、
先輩から「才能がない」はっきり言われ落ち込んでいるとき、
別の女優から「新しい劇団に入らないか」と声がかかった。
運がいいというより役者としての人生ですね。
劇団ナイロン100℃に入った当初、
リエさんが思ってもいない役をやらされ悩みました。
「なんで私がこんな役を?」
一度別の舞台やミュージカルに出るのですが……
ナイロン100℃の舞台はネジがずれて面白いのに対し、
別の舞台では型通りでつまらなさを抱いた。
結果、劇団ナイロン100℃で演じたほうが自分らしくいられる。
悟りを開き、現在に至ります。
画像元:https://spice.eplus.jp/articles/167133
若い頃だからこそ将来について悩みます。
10代のころは「自分はこうなるんだ、これはしたくない!」
はっきりと夢を抱きながらも、もがく時期でした。
20代後半になって若い頃のゴールが見えてしまうと、
今度は老化も含めて別のゴールを気にしなければなりません。
若い頃には見えなかったものが見えてくる。
リエさんも女優業をやめようかと思っていた時期はありました。
求人広告を見たらなんと、年齢制限があったのです。
今から一般企業に勤めても年齢制限によって落とされる。
だったら女優として必死にもがくしかないと。
さらにリエさんは舞台を終えた後に響く拍手の音を聞き、
女優として今後もやっていけられると確信したのです。
ブーイングや拍手が生じなければ今頃、別の道を歩んでいたかもしれません。
峯村リエが若い子に送るアドバイスがなんと!
画像元:https://www.instagram.com/keijitokenji/
音楽プロデューサー桑原茂一さんとリエさんが対談していました。
桑原さんが「これからお芝居を目指す子にアドバイスを」
尋ねたのでリエさんはすぐ答えました。
「女優なんてやめとけ、目指したらいけない」
もちろんこの発言は冗談であり、
「人に尋ねないで、まずはやってみろ」
いいアドバイスですね。
将来なんて自分を含めてだれにもわかりません。
わからないからこそ、本当にうまくいくのかなあ?
不安があるのは大変わかります。僕だってありますし。
年をとれば経験もあって、うまくいくかどうかが計算できますが、
計算を含めて「もっとこうしたらうまくいくな」と気づくのです。
とにかく失敗していいし、時間は無駄でないばかりか、
新しい扉を開くきっかけになるので、やってみるのがいいかと思います。
リエさんも最初は作家志望でしたが、
作家として失敗した!と分かった後にまさか、
役者として声がかかるなど思ってもいませんでした。
若い頃のリエさんもまさかこうなるとは予想できないでしょう。
最後に一つ。リエさんの最近の画像をいろいろ調べていたところ、
ある時はロングだったりショートだったりと、
髪の毛が定まっておらず、いろいろ試しているのかなあと思いました。