画像元:https://twitter.com/Braun_Japan
先日ヤフーニュースで、
鈴木亮平さんが同業者から褒められていました。
※11月の映画「土竜の唄」に出演決定!
鈴木亮平さんは幼い頃は声優に、
中学校は役者に憧れ、
大学で役者になると決めた。
あちこちの芸能事務所に履歴書を出し、
モデル事務所に拾われ、最初はモデル活動を。
養成所でけいこをつけて、
テレビ、映画へと出て、今に至ります。
さて鈴木亮平さんの演技について、
同業者は褒めているけど、
素人はどう見ているか?
鈴木さんのここがうまいvs下手
を集めてみました。
比べたおかげで一つ気づいたのです。
鈴木亮平のここが下手
画像元:https://www.fujitv.co.jp
はじめに鈴木亮平さんの演技批判を見ていきます。
まず知恵袋を見たところ、
「役柄に合わせて体重を落としたのはいいが、クサすぎる演技に呆れてしまった」
他にツイッターなどを見ていきますと、
「コメディ系の演技は下手」という声がありました。
活舌がよくない、見ていて冷めてしまうと。。
※鈴木さんが「下手」といわれたドラマ、
「レンアイ漫画家」の公式HPによりますと、
彼にとってコメディは初めて挑む役柄とのこと。
後は「鈴木亮平の演技や役作りは最高にいいのに、
舞台セットが安すぎて、呆れてしまった」
スタッフに対する批判もあったのです。
鈴木亮平のここがうまい!
画像元:https://www.oricon.co.jp/
反対に「ここがいい」声はかなりありました。
「ドラマによって、同じ人とは演じているとはとても思えない」
僕も鈴木さんが出たドラマ(TOKYO MER)を見たとき、
彼の目力にやられた一人です。
TOKYO MERと孤狼の血では天と地ほどの違いがあり、面白かった。
僕はまじめな役を演じる鈴木さんが好きです。
演技下手と演技うまいの声を比べたとき、
鈴木さんの得意分野がまじめ系で、
コメディはどちらかというと不得意かなと思いました。
ちなみにTOKYO MERの視聴率は平均14ほど、最終回は19%取れたとのこと。
ミステリーかつ、ドラマ内の悪に負けそうな展開であり、
大まかな結末を予想できても、見たくなりますね。
鈴木亮平の役作り方が難関大へ行く受験生な件
画像元:https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
ananのインタビューで鈴木さんがTOKYO MER関係の取材に対し、
役作りの方法を述べていました。
◇ イメージを膨らます
TOKYO MERは医療現場が舞台です。
医療関係の本や映像を見るのはもちろん、
現場で活躍している人から話を聞いて、役に対する情熱・想いをつけるとのこと。
◇ 受験生のように勉強する
TOKYO MERは医療用語がポンポンでます。
ただ用語を知っているだけではだめ。
その用語がどこでどう使われているか。
どんな役割を担っているか?
医学生なみに勉強したとのこと。
◇ 肉体改造を行う
変態仮面で主演を演じたとき、鈴木さんは基本「裸体」です。
漫画に合わせる形で体脂肪を落としていった。
反対に俺物語や西郷どんでは、どんどん食べて体重を増やした。
別のドラマで病人を演じるとき、
撮影の3日前から食べることはもちろん、
水すら飲まずに役へ挑んだ(激やせ)。
鈴木さんは命を懸けて仕事に挑んでいると分かります。
鈴木亮平が語る「映画vs舞台」
画像元:https://hochi.news/
報知ニュースのインタビューで、
鈴木さんが映画と舞台の違いについて述べていました。
舞台は目の前にお客さんがいる一方、
映画はスクリーンの向こうにお客様がいる。
観客席があるか、全くないか。
全くない(映画)からこそ、
「本当にそこで、虚構が現実となっているんだ」実感できる。
作品の中で遊びたい、生きていたい。
鈴木さんの発言に、僕はうなずきました。
観客が目の前にいるのといないのとでは、
虚構という世界にどこまで入れるかどうかの違いにもなる。
お客様が目の前にいる舞台では、演じている部分は確かに虚構だけど、
同時にお客様もいるからエンタメ・見せ場を意識しなければなりません。
映画は目の前にお客様がいないからこそ、たっぷりと作品の世界へ入り込める。
もちろん、目の前にカメラや監督、スタッフはいます。
だけど観客と違って、彼らは作る側であり見る側ではない。
ダメ出しや意見を述べる側である。
場の違いは意識の違いになり、そして演技の違いにもつながるのですね。
鈴木亮平のモチベーションにある20代の苦労
画像元:https://news.yahoo.co.jp/
ananのインタビューで鈴木さんは役への挑戦について問われました。
なぜ肉体改造を行い、本物へ近づけるほどストイックな、
一歩間違えれば命さえ落としかねないほど、自分を創り上げるのか?
鈴木さんは「自分に自信がないから」と答えたのち、
「周りからほとんど求められなかった20代があるから」
鈴木さんがブレイクしたドラマのきっかけが
2014年のドラマ(当時31歳)「花子とアン」です。
ブレイク前もちょくちょく映画に出ていたけど、
変態仮面で主演を演じるまで、あまりぱっとしなかった。
鈴木さんにとって「空白の時代」だった。
空白の時代には落ちたくない。
彼にとって最低を経験しているからこそ、
最低へ落ちないために努力しているのですね。
努力の結果が演技に現れ、現在に至っていると。
本当にドラマですね。