寺西拓人さんは、13年間ジャニーズJr.として活動しながらもデビューには至らず、2021年にジュニアを卒業しました。その後は俳優として活躍していましたが、突如timeleszのオーディション番組「タイプロ」に参加し、新メンバーとして選ばれることになります。
なぜ寺西拓人さんはジャニーズ時代にデビューできなかったのか？ そして、俳優として成功しつつあった彼が、なぜ再びアイドルの道を選んだのか？
今回は、彼がデビューに至らなかった5つの理由と、「タイプロ」参加の背景について迫ります。
寺西拓人がデビューできなかった5つの理由
理由①グループに所属する機会がなかった
寺西拓人さんがジャニーズJr.時代にグループに所属しなかった理由の一つとして、「そもそもグループに入る機会がなかった」という可能性が考えられます。
ジャニーズJr.のグループ編成は、オーディションの結果や事務所の方針、さらにはタイミングによって決まることが多いです。2008年に入所した寺西さんは、主にバックダンサーや舞台での活動を中心にしていたため、新しいグループが結成されるタイミングと合わなかったのかもしれません。
また、ジャニーズJr.は所属人数が多く、全員がグループに入れるわけではありません。グループのコンセプトや中心メンバーとの相性も関係しており、それらの条件が合わなければ声がかからないことも珍しくないでしょう。
理由② 同期のレベルが非常に高かった
寺西拓人さんは2008年にジャニーズ事務所に入所しましたが、同時期にデビューしたメンバーの実力が非常に高かったことが大きな要因の一つと考えられます。
同期には、中島健人さん（元Sexy Zone）、菊池風磨さん（timelesz）、田中樹さん（SixTONES）といった、後に各グループの中心メンバーとして活躍する逸材が揃っていました。
もちろん、寺西さん自身も高い実力を持っていましたが、同期の注目度があまりにも高かったため、グループ入りの流れが彼には向かなかった可能性があります。当時のジャニーズJr.はまさに“ゴールデンエイジ”といえるほどのレベルの高さだったのです。
林「ふと思ったんだけど、俺とテラってJr.の頃あんまり現場被ってないよね。同期って誰だった？」
寺「同期は華々しいですよ。中島健人、菊池風磨、田中樹！みんな売れてる」
林「いやいや、（テラも）売れてますよ」
寺「いやいや」#ダブルトラブル— ユキ (@snow_lgo) August 22, 2022
理由③ジャニーズJr.の層の厚さ
寺西拓人さんがジュニア時代にグループに所属しなかった理由の一つとして、「ジャニーズJr.の層の厚さ」が挙げられます。
彼が活動していた時期は、ジャニーズJr.の中でも特に実力者が多く、グループ入りやデビューの枠が限られていました。特に2010年代は、SixTONES、Snow Man、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年など、新たなグループが次々と結成され、ジュニア内の競争が激しかった時代です。
そのため、どれだけ個人のスキルが高くても、必ずしもグループに入れるとは限らず、運やタイミングが大きく影響したと考えられます。実際、ファンの間でも「こんなに何でもできる寺西くんが、デビューはもちろん、グループにも所属していなかったなんて、ジュニアの層が厚すぎる」といった声が上がるほどでした。
理由④ 事務所の方針による違い
寺西拓人さんがジャニーズJr.時代にグループに所属していなかった理由の一つとして、「事務所の方針による違い」が考えられます。
旧ジャニーズ事務所では、必ずしも全員がグループに所属するわけではなく、個人で活動するJr.も一定数存在していました。たとえば、長谷川純さんや生田斗真さん（退所）、中山優馬さん（退所）などは、グループに属さずソロで活動していた代表的な例です。
寺西拓人さんも、事務所から主にバックダンサーや舞台、俳優業での活躍を期待されていた可能性が高いでしょう。実際に、Jr.時代から『Endless SHOCK』や『DREAM BOYS』などの舞台に多数出演し、その才能を発揮していました。
寺西くん、生田斗真や風間俊介路線で俳優として確固たる地位を築き上げていってる途中なのかなと思ったけどやっぱり歌って踊って表現しているところがすごく素敵なのでアイドル(アーティスト)寺西拓人を諦められません。
— はも🦖 (@hamomomodrm) January 10, 2025
てら(寺西拓人)は、本人のアイドルとしての路線が固まるもっと前段階で舞台に見出されたイメージ。正直、ジュニア活動をある程度やってから年齢的にCDデビューも厳しく、舞台班に移行した俳優組とかとは路線が違いすぎる。
どちらかというと生田斗真路線。— びすけ。 (@takagazaregoto) December 30, 2024
理由⑤ 俳優活動へのシフト
寺西拓人さんは、ジャニーズJr.としての活動よりも、俳優としての道を選んだ可能性が高いです。
2017年から2020年にかけては、ジャニーズの代表的な舞台である『Endless SHOCK』シリーズに力を入れており、舞台経験を積んできました。また、2021年には映画『189（イチハチキュー）』で木村来夢役を演じ、映像作品にも進出。さらに、2025年3月にはドラマ『ラーメンD 松平國光』で主演を務める予定です。
このように、寺西さんはJr.時代から俳優業に重点を置き、着実にキャリアを築いてきました。そのため、グループ活動ではなく、演技の道へとシフトしていったのかもしれません。
寺西拓人が「タイプロ」に参加した理由とは？
これまでどのグループにも所属せず、俳優として舞台やドラマで活躍してきた寺西拓人さん。しかし、そんな彼が「タイプロ」のオーディションに参加したことに驚いた人も多いのではないでしょうか？
寺西さんは4次審査からの参加でしたが、「アイドルとしての活動をやりたくなかったわけではない」と語っています。俳優業に専念する中でも、アイドルとしての魅力や可能性を追求したいという思いがあったのかもしれません。
なぜこのタイミングでオーディションに挑戦したのか、
その理由については、
anan webの取材でも、
Q.参加を決めた理由は?
それはもう、timeleszのメンバーになりたいからです。
Q.どう踏ん切りをつけましたか。
人生を懸けようという時に悩んで迷っている場合じゃないなって思ったというのが正直なところです。
シンプルにSexy Zoneが、timeleszが好きという気持ちですよね。
引用元: anan web
