画像元:https://twitter.com/m_ohguro/
今日のホンマでっかTVに、
歌手の大黒摩季さんが出ます。
大黒さんは北海道生まれ。
幼い頃からピアノに慣れ親しみ、
学校でも常に授業の傍ら音楽を聴いていた。
高校を出た後、
ビーイング主催のオーディションに合格し、
他の音楽会社を蹴って、下積みを行います。
下積みに嫌気を抱いて渡米した後、
歌手としてようやくデビュー。
デビューは売れなかったものの、
急遽入った二曲目が大ヒットを飛ばし、
以降オリコンチャート上位の常連だった。
2010年に一時引退し、
家庭内の問題を経たのち、15年に再開。
現在に至るのです。
さて大黒摩季さんはバツイチです。
ずっと独身だと思っていたら、
いつの間にか結婚し、離婚していた。
離婚理由を知ったとき、
なんともいたたまれない気持ちになりました。
その後、大黒摩季さんがとった行動に
「姉貴、ついてくわ」と思ったのです。
大黒摩季夫妻の馴れ初め
画像元:https://youtu.be/6IehtwGGeMw
大黒摩季さんは2004年(当時35歳)に一般人の方と結婚し、
2019年に離婚しています。
馴れ初めを調べたところ、コンパで出会い、意気投合したとのこと。
年齢は大黒さんが一歳年上で姉さん女房なのですね。
大黒摩季さんは2000年代からだんだん仕事のペースを下げ、
2010年に一時活動休止宣言をとりました。
この間、二つの問題と向き合っていた。
一つはお母さんの介護です。
お母さんの介護エピソードはこちらをお読みください。
もう一つが不妊治療でした。
大黒夫妻は子供が欲しかった。そのため治療を行っていた。
しかし、数年たっても成果が出なかった。
2015年には病気のため、子宮を取り除いた。
米国の代理出産も試みたものの、失敗に終わった。
その後、夫婦で話し合い、
二人は別々の道を歩むため、離婚に至った。
画像元:https://twitter.com/m_ohguro/
オリコンのインタビューで大黒さんは述べています。
「子供に恵まれず、一生消えない罪悪感を二人で背負うより、
一人になってそれぞれの道を歩みながら、
夫の生活を応援する方がいいし、私らしい」と。
大黒さんのコメントを読んでいると、
一つ吹っ切れたようにも感じる一方、
悔しさがこちらにも伝わってくるのです。
子供がいらない夫婦にとって、大した問題には感じないでしょうが、
欲しいのに得られない!
もし子供が生まれたら、今頃どういう生活になっていたか。
そこを考えるだけで、
僕の胸にも寂しいという気持ちが押し寄せてくるのです。
大黒摩季がすぐ離婚を発表しなかった理由
画像元:https://www.fujitv.co.jp/
同じくオリコンインタビューによりますと、
離婚合意は2018年であり、
届け出及びマスコミへの発表は翌年出したとのこと。
大黒さんがツアーのため、なかなか届け出を出す時間がなかっのが一つ。
元旦那さんはその後再婚し、再婚相手との間に子供が生まれたとのこと。
ここにもう一つの理由があったのです。
元旦那と新しい再婚相手の間に子供ができたけど、
離婚合意後に「大黒摩季が離婚した!」報道が出たら、
元旦那たちの心を病んでしまうかもしれない。
心の闇具合は妊娠生活にも影響を与えてしまう。
新しい家庭でも流産あるいは死産になるのだけは避けたい。
大黒さんと元旦那の関係は夫婦→友達になりました。
元旦那であり友達として、彼らを守りたい。だから発表しなかった。
大黒さんはこの状態について、語っております。
自分の罪悪感も一掃された。
僕は男なので、大黒さんの発言に深い共感はできません。
不満や文句があるという意味ではありませんよ。
大黒姉貴の義理人情に、ほろりとくるものがあります。
大黒摩季の音楽論
画像元:https://youtu.be/cQz4zV7xJVA
アーティストにとって生活と芸術はつながっています。
どれだけきり放そうとも、生活があって芸術につながるのです。
大黒摩季さんの音楽論について調べてみました。
音楽論といっても、具体的テクニックには触れません。
まずエコノミストオンラインによりますと、
大黒摩季さんにとって逆境は歌が浮かぶ環境とのこと。
また大黒さんは下積みとしてコーラスを担っていました。
若い頃は自分が前に出たいのに一向に出られない。
一時嫌気を抱き、離れることもあった。
でも50を越えて、下積みのコーラスに感謝しているのです。
インタビューによりますと、あの頃は自分の実力というより、
バブル経済によるバブル効果の一つでしかなかった。
自分の底力の結果ではなかったと。
今は底力(=下積み)が反映されているということでしょう。
そしてもう一つ。
画像元:https://weekly-economist.mainichi.jp
音楽サイトのインタビューにて大黒さんは述べています。
大黒摩季は私の「私物」ではない。
大黒摩季というブランドであり大きな企画なんだ。
たくさんのミュージシャン及びスタッフの才能を借りて、
みんなで「大黒摩季」というブランドを創り上げている。
私(大黒)は「大黒摩季プロジェクト」の一員なんだ。
自分だけど、自分だけじゃない感覚といいましょうか。
自分は「会社:大黒摩季」の社員なんだと。
傲慢にならず、みんなと一緒に会社の売上を伸ばしていく。
視点が違ってきますよね。
音楽論といいつつ、人生論になってしまいました。
テクニックも大切だけど、それだけでは人が来ない。
大黒摩季というプロジェクトにかかわりたい、見ていたい、
そして企画から力をもらいたい!
こういった理念が大黒摩季を創り出しているのですね。