松崎悠希Twitter大量ブロック事件の裏に潜む大きな野望に驚嘆



画像元:https://www.facebook.com/matsuzaki.yuki/

数日前、日米で活躍中の俳優松崎悠希さんが
ツイッターで日本の弱点を述べてました。

すると多くのツッコミが入ったのです。

彼は次から次へとツイッターをブロックし、
予想外の展開に向かっており、外から見ていると面白い。

一方、インタビューを読んだところ……
なるほど、これは日本の弱点を言うはずだわと。

 

松崎悠希の簡単な生い立ち

始めに俳優松崎悠希さんの簡単な生い立ちを見ていきましょう。
数日前にあったツイッター大議論騒動で初めて知った俳優なので。

1981年宮崎県生まれの今年で40歳となります。

「映画紹介」というサイトのインタビューによりますと、
7歳から子供劇団LABOに所属していました。

LABOは英語中心に教育や異文化交流を行い、
教える側はもちろん、教えられる側の年齢層がとても広い団体です。

※早い時は0歳から、年長さんが80台90台とのこと。

松崎さんはLABOに所属し、英語と日本語で舞台劇をやっていた。

7歳の時にある演劇で主役をとりたくて、必死に台本を覚え、
オーディションに挑んだところ、見事主役に抜擢された。

組織内のいざこざがあって、松崎さんが主体となって一つの劇団を立ち上げた。

宮崎県立宮崎大宮高校を出た後、日本映画学校に入学。
進路を決める際、一番しっくり来たのが俳優とのこと。

大学で松崎青年は先生からアドバイスをいただいた。

「日本よりアメリカのほうがあっているんじゃないか?」

教授曰く、松崎さんは子供のころから自身が主体となって劇団を作った。
彼らが演技・演出・脚本についてあれこれ考えながら、取り組んでいった。

監督から「こうしてくれ」と要求があったとき、
松崎青年は「こうしたほうがいいのでは?」提案した。

提案型俳優について、日本にはあまりいないし受け入れる人(監督)も少ない。

一方アメリカはたくさんいる。

それにハリウッドにはオーディションがあり、
実力さえあれば、だれでも役者になれるのではないか?

そして大金を稼げるのではないか!

妄想を膨らませ、アメリカに飛んだのです。

 

松崎青年アメリカでもまれながら頑張るの巻

最初計画していたバージニアの演技学校は何と高校であり、
どうやっても入れないと分かった。

次にブロードウェイのあるニューヨークに演技学校があるはず。
勢いだけでニューヨークに行き、ホテルへ泊まったところ……

何と現金が盗まれてしまった。
そこでタイムズスクエアで歌って生活費を稼ぐ生活を9か月行った

ピンチをとっさのチャンスに変える姿勢は素直に見習いたいです。

当時はインターネットも発達していなかった。
アメリカの俳優新聞で日本人悪役オーディションがあり、応募した。

そこで準主役となり、死に物狂いで頑張った。
そして監督からアドバイスをいただきました。

「映画俳優になりたい? ニューヨークでなくハリウッドに行きなさい」

https://twitter.com/Yuki_Mats/status/933236411376967680

ハリウッドに行き、学生映画や小規模の映画に出演しながら、
「ラストサムライ」のオーディションを受けて頑張った……

ところが上映後、有名監督から名指しで批判された。
「松崎悠希の演技がむごすぎる!」

半年間のスランプ、とことん自分は価値のない人間だと捉え、苦しんだ。

苦しみまくったおかげで、未熟な自分を認めるようになり、
改めて演技はもちろん、英語の再勉強を行った。

その後クリントイーストウッド監督「硫黄島からの手紙」に出た。

 

松崎悠希の主張がお祭り状態に!

先日炎上し、現在も一部で続いている大議論。
発端は彼のツイート一連投稿にありました。

自分の作品の質を上げる方法として、何をすべきか?
ハリウッドの脚本と日本の脚本には細かな違いがあると。

ハリウッドでは文章を使ってシーンの雰囲気を明確に描写する。
文化の違いも感じましたね。

上記ツイートからコメント付きリツイートという形で、松崎さんが述べた。

「日本の弱点=当事者による表象」

例えば日本人役なら中国人や中東系が演じるより、
日本人に演じてもらった方がいいでしょうと。

同じように少数民族・マイノリティ(少数派)の役をやるなら、
マイノリティにやらせた方がいいでしょうと。

根底にある考えが「偏見に満ちた、差別的な描かれ方」をされ、
見る側としては当然怒って抗議したくなるはずだと。

監督や脚本家らによる「間違った」捉え方でなく、
正しい捉え方で差別や偏見をなくし、配慮していこう。

松崎さんはこの状況をポリコレと定義し、日本は配慮がなってないと批判。

すると多くの人が「そんなの気にならないし、
かえって役者としての自由が奪われるだけではないか?

マイノリティに配慮ならマジョリティの役をやるとき、
マイノリティは一切入ったらだめになって、自分の首を絞めないか?」

ツッコミが入り、たくさんのコメント付きRTが来たものだから、
反論者に対し、次々と松崎さんがツイッターをブロック

すると反論もしてないし触れてもいない人たちですら、
次々ブロックされてしまったと。

意見が雪崩のごとくきたからびっくりしたでしょう(笑)

 

米国での日本人の扱われ方に不満がある!

画像元:https://www.asahi.com/

映画紹介というサイトのインタビューに戻ります。

松崎さんは米国で「硫黄島からの手紙」に出たとき、
日本兵の描かれ方がほかのハリウッド映画と違う!

大きな意義を受けたとのこと。

米国にとって日本兵は基本「敵・憎き悪役」であり、
「ハリウッドは日本兵と人間としてみてくれない!」抱いていた。

イーストウッド監督(上記画像右)は日本兵も人間と見て接してくれた

松崎さんはインタビューで述べています。

自分たちが内部に入り込み、ハリウッドが持つ日本人のイメージを変えて、
現地日本人が見ても違和感のない日本人像を作る。

それが自分の使命だと。

彼のインタビューと今回のツイッター炎上騒動を掛け合わせると、
炎上一つについて、違う側面から見れて面白いと思ったのです。

偏見をなくしたい!意志を強く感じました。