現在の山本美憂を極限まで強くさせた旦那らと弟の熱すぎるエピソード



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先日、格闘家山本美憂さんが、
弟の死に関する心境を述べておりました。

弟である山本kid徳郁さんは
同時にお姉さんのトレーナーで師でもあった。

才能の世界では身内かつ年下も師匠になり複雑です。

弟さんのエピソードからお姉さんを調べたところ、
ちょっと複雑な人間関係が見えてきたのです。

これってどこの……一族ですか。

 

山本美憂の生い立ち

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始めに山本美憂さんの生い立ちを見ていきます。

1974年神奈川県生まれ。2022時点で48歳。
身長156cm、体重49kg、カナダ国籍でグアムを拠点に活動しています。

お父さんの山本郁榮さんが子供たちをレスリングに誘った。

優秀な父のもとでノウハウを学び、13歳で日本選手権にて優勝を収めます。
さらに17歳になると世界選手権にて史上最年少で優勝を収めるのです。

高校を出た後、レスリングをもっと学ぶために米国留学を決めますが、
何と留学先に女子レスリング部がなかった。

他にもいろいろな規定があり、仕方なく男子レスリング部に入りました。
女子であるがゆえに試合を拒まれたり、
時に試合を行って男子に勝利を収めたとき、男子は泣いたとのこと。

95年に最初の結婚、そして引退。一人のお子さんを産み、離婚。
再び現役へと返り咲きます。

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普通、結婚して引退したら力が落ちると思われます。
また若手が最新のノウハウやテクニックを身に着けているので、
勝つのは難しいだろうと思われたら……

全日本女子レスリング選手権で優勝してしまった。すごすぎる。

何度か結婚離婚を繰り返し、
2014年にカナダ国籍を取得、カナダ代表としてリオ五輪に挑みますが……

何と市民権の取得が間に合わず、五輪を断念しました。

すると美憂さんは戦いの舞台をレスリングから総合格闘技に変えた。

2016年にデビューし、初めての勝利は2018年です。
現在も格闘家として頑張っております。

 

山本美憂と複数の旦那

山本美憂さんを調べると、必ず出てくる旦那の話題。
3度も結婚して3度も離婚、現在は外国人の旦那がいるからです。

一人目はJリーグ浦和で活躍していた池田伸康選手。
95年に結婚し、99年に離婚成立しました。

彼女との間に一人のお子さんを設け、
現在は山本アーセン選手として総合格闘家として活躍しています。

※アーセン選手を調べたところ、
ツイッターに「サーセン」が出ており、一瞬本物かと思ってしまったw

ちなみにアーセン選手は2016年(20歳)に結婚し、19年にお子さんを設けています
美憂選手は格闘家ママでなく、格闘家ばあちゃんなのですね。

二人目はエンセン井上選手。2000年から04年までとなっています。
井上選手は日系アメリカ人4世で国籍は米国。

現在は母国で弟子を育てながらYOUTUBERとして活躍しています。
徳郁さんとも親しく、彼を指導していた時もあったとのこと。

三人目はアルペンスキー代表佐々木明選手で、
こちらは2006年から11年までとなっています。

お二人の間に一男一女をもうけているものの、
二人が何かしらの選手になったという情報はありません。

ただ格闘技のセンスはあるとのこと。
高い確率で彼らも格闘家になるのでしょう。

佐々木選手は現在も現役山岳スキープレーヤーとして頑張っているのです。

https://twitter.com/tshirtsjapan/status/1263735004049207296

そして現在、2020年から14歳年下のカイル選手と結婚しております。
カイル選手との間に子供はおりません。

なお二人の出会いは徳郁さんががん治療として選んだグアム。
カイルさんが山本さんに指導したのが馴れ初めとのこと。

こうしてみると山本家が複雑だなと思います。

アーセンさんのお子さんも格闘家になったとしたら、
豪血寺一族が実現するかもしれません。

子供そして孫がいるというのは、強さの秘訣だと思います。

 

山本美憂と弟kid徳郁の絆

最後に山本姉弟の絆を見ていきましょう。

雑誌Numberのインタビューによりますと、
息子のアーセンさんとともに弟の徳郁さんから総合格闘技の指導を受けます。

基礎こそが重要であり、地味かつ辛いトレーニングばかりしていたと。
地味でつまらない基礎が、後々選手として試合に出て勝敗を重ねるうち、

「ああ、あのつまらない訓練はこういう意味があったのか!」

つまらない基礎にこそ、戦略を立てて作戦を練って相手に勝つために、
絶対避けてはいけないノウハウやテクニックが詰まっていたのです。

お姉さんが負けたとき、徳郁さんは悔し涙を流した。
自分が負ける以上に弟子かつ姉が負けるのが悔しいと。

勝利を収めた時も泣いた。自分の指導を通して弟子かつ姉が勝ったのですから。

徳郁さんはお姉さんと一緒にRIZINのリングに上がりたかったが、
病気によってこの世を去ってしまった。

詳しくはこちら

美憂さんは弟の厳しさそして自分らをいたわる優しさを語っていました。
山本家は格闘技という絆でつながっているのですね。

一族の使命というべきか。
一方で旦那さんはアスリートだけど、必ずしも格闘家とは限らない。

ただアスリートである以上、必ず誰かとは戦っている。
結婚相手を含め「戦いを運命づけられた」一族なのですね。

なお、戦いを運命づけられた兄弟もおります。
ぜひお読みください。