筒香嘉智の年俸推移を調べた結果意外な姿勢に上昇の秘訣があった!



画像元:https://twitter.com/BaseballkingJP

先日行われた試合で、
二打席連続ホームランを放ち、
ツイッタートレンドに上がった
筒香嘉智選手。

昨日は3号ホームランを打ち、
観客も大喜びです。

あまり聞かない選手だからこそ、
今後のさらなる活躍を期待し、
色々調べたところ……

現在と過去のギャップにびっくり

幼稚園時代から野球をやり始め、
中学時代はすでに地元チームの4番かつ
世界大会に出るほどの腕前だった。

松坂大輔元投手が活躍していた
横浜高校に憧れて進学。

高校を出た後はプロ野球選手になり、
始めは横浜ベイスターズで9年間、
腕を磨きました。

現在はメジャーリーグで活躍中ですが、
ネットでの評判を見ると、あまりよろしくない。

メジャー失敗と書かれる始末です。

だからこそ先日二打席連続ホームランを放ち、
トレンドに上がったのです。

さて横浜時代から現在までの年俸推移を調べた結果、
さらに驚きの展開となりました。

 

筒香嘉智の年俸推移

画像元:https://年俸.jp/data/tsutsugou-yositomo/

筒香嘉智選手の年俸をまとめたサイトによりますと、
ベイスターズに入ったときは契約金が9000万円、

翌年から年俸800万、900万、
2012年で1300万、2016年(4年後)で1億円を達します。

2016年には本塁打王と打点王に輝いたとのこと。

2019年には当時約13億2000万円、2年総額でレイズ入りしたものの、
あまり良い成績をとれず、現在年俸は約7億6200万円となっています。

さすがメジャー。年俸が下がったとはいえ、日本に比べたら高い。

 

筒香嘉智の強さの秘訣は寡黙にあり

https://twitter.com/BaseballkingJP/status/1429984969733013504

筒香嘉智の強さはどこにあるのか?
年俸を上げるためには強さをいろいろな人に強さを見せつけなければなりません。

まずナンバーのコラムにて面白い記事がありました。
筒香嘉智選手は個よりもチームを意識すると述べていました。

例えば個人でホームランを打った。
インタビュアーがほめたとき「普通ですから」と謙虚な態度をとる。

決して目立つ態度をとらない姿勢こそ、
チームを意識して動いていると、記者にみなされている。

別の例だと個人で活躍した時も、自分のことを脇において、
「チームとしての優勝が(自分が目立つことよりも)大切」

インタビューではっきり述べているのです。

目の前の結果に一喜一憂しないところが、
現在の筒香選手を強くさせているとのこと。

画像元:https://youtu.be/_1f0CFE0u0Q

次に当時の横浜高校の監督は述べています。

「長距離かつ右・左どちらに出てもバッカバカ打ちまくる」

次の表現が僕に引っかかりました。

「目の前のピッチャーよりも、自分自身との闘いに意識している。
寡黙で自分の考えをあまり表に出さない。

練習でも常に”なぜその練習をする”のか。
きちんと意味を考えたうえで、真剣勝負を前提に数をこなしている」

一流選手に共通しているなあと思います。

特に練習時、練習の意味をつかみながら行うのと、
ただ鍛えるためだけにやるのとでは、結果にもかかわってくる

仕事でも趣味でも料理でも、
異性との会話でも現れる部分ではないでしょうか?

筒香嘉智の両親はもちろん、
地元チームでは普段からどのような教育をさせたのか?

考えながらやることがどれだけ大きな結果をもたらすか?

そして筒香選手のお父さんあるいはお兄さん、
さらには筒香選手を支えた先人が、

どれだけ物事を考えないままやって失敗し、
激しい後悔を抱いて次世代に同じ過ちを繰り返さないよう、
相手に考えさせながら指導しているか。

もちろん教える側(先生)が努力しても、
受け取る側(生徒)の土壌がなければ無理でしょう。

※土壌:聞く態度、論理的思考力、目標と結果を見据えて動く力など。

 

筒香嘉智の野球以外の”意外な強さ”に衝撃

画像元:https://www.sankei.com/

元プロ野球選手、松永浩美さんの野球解説動画によりますと、
「通訳なしで直接会話できる」能力を強みとしてあげていました。

ベイスターズ時代、当時の監督だったラミレスさんと
普通に向こうの言葉で話をしていた。

※ アレックス・ラミレス:ベネズエラ生まれのスペイン語育ち

通訳なしで直接会話できる能力を持つと、
自分の意思疎通に対して、わざわざ翻訳者を呼ばなくても、
その場で何をすべきかがわかる

時間の短縮が一つ。

画像元:https://youtu.be/GjUOTJgC5bY

直接会話できるからこそ、現地の選手とも会話し、
意思疎通を図ってチームとしての力を高めることが二つ。

先日の東京五輪で侍ジャパンが金メダルを取りました。
ドミニカ戦だったかな、1時危ない時があったのです。

ライトとセンターの意思疎通がうまくいってないのか、
あやうく二人がごっつんことぶつかり、ボールを落とし、
ドミニカに点数を許してしまう展開になるところでした。

後で解説者も「意思疎通の課題ですね」とコメント。

些細なところにチームとしての能力差が出てくるのです。

横浜高校時代「自分の気持ちをもっと表に出させる」ため、
当時の監督が考え、彼を主将にさせたとのこと。

自分一人が強くても意味がない。
チームとして強くなるために何を考え、何が必要か。

特にピンチな時は何をすべきか?

こういった考えがメジャーで活躍できるための土台につながっているのですね。