画像元:https://twitter.com/SportsHochi
日ハムの新しい監督に
元阪神かつメジャーリーガーの
新庄剛志さんになります。
ある新聞にて
新庄剛志は清宮幸太郎選手を今すぐ鍛え、
一軍に送らなければならない!
力説しておりました。
清宮幸太郎選手は現在、2軍で活躍しております。
駒大苫小牧と早稲田実業の試合を見て野球に目覚め、
高校も早稲田実業に入り、成績を収めたのち、
ドラフト会議にて日ハムへ入るのですが、
初シーズンから緊急入院し、
2軍スタート→1軍へ上り詰めました。
ところが体を壊し、再び二軍へ。
今年は二軍の選手として活躍していたのです。
ネットを見ると「引退」や「戦力外」と、
厳しい言葉を投げかけられておりますが、まだ彼は20代前半。
使い方次第で伸びる選手となるでしょう。
さて清宮幸太郎選手のライバルとして、
ヤクルトの村上宗隆選手がおります。
今年はヤクルトが優勝、おめでとうございます。
二人の共通点と相違点を調べたところ……
村上宗隆の簡単な生い立ち
画像元:https://column.sp.baseball.findfriends.jp/
はじめに村上宗隆選手の簡単な生い立ちから見ていきます。
2000年生まれ熊本県生まれで今年21歳。清宮選手より2つ若い!
5歳から野球をはじめ、九州学院高校在学中、甲子園に出ました。
並外れた長打力を持ちながらも、初戦で負けてしまった。
2017年のドラフト会議にて、
ヤクルトを含む複数の球団が清宮選手の獲得で戦った。
抽選の末、ヤクルトは村上選手を得たのです。
※一番指名は清宮選手だった。
最初は2軍として打率3割の成績を出し、
二軍での最優秀選手に選ばれたのち、次年度は一軍として活躍。
2020年に4番バッターとして起用され、
今年は史上最年少ながら通算100本塁打を放ち、好成績を収めています。
清宮幸太郎選手vs村上宗隆選手
画像元:https://youtu.be/XABETEWt4us
アエラにて元西武監督の東尾修さんが二人を比べていました。
共通点はどちらも高校時代、長打率の高さで期待されていたこと。
村上選手はヤクルトに入り、ぐんぐん実力を伸ばしていった。
一方清宮選手は村上選手に比べると、それほどでもない。
二人の命運を分けた原因はカウントにある。
投手にとってストライクとなる球を次々打ち込む。
その際、清宮選手はすべての球種をうまく打とうとしている。
また小手先に頼ろうとして、芯の強さを身に着けていない。
かなり清宮選手に厳しい評価を下していました。
画像元:https://youtu.be/_gXuQfIPfzc
フライデーの記事によりますと、
清宮選手は本塁打を放つ力はあるんだけど、安定感がない。
清宮選手も動画インタビューにて、
「結果は出てきてるけど、しっくり来ていない」と述べています。
一方で練習として「意識して体重移動をやっている」と語り、
少しずつ清宮理論ができつつあるなと見ているのです。
しっくり来ていない部分をきちんと言葉で説明し、
体で理解できるようになったら、大きく化けると僕は確信しています。
今は村上選手と比較されるばかりか、遠い場所にいってしまい、
落ちぶれた象徴のごとく扱われておりますが……。
監督の力量も原因か?
画像元:https://news.yahoo.co.jp/
フライデーにてもう一つ、気になる記事がありました。
栗山監督を含む日ハム首脳陣の管理能力です。
清宮選手がミスをしても、栗山監督が叱らないときもあった。
清宮選手はのんびりしているタイプだからこそ、
ビシバシ厳しくやるべきじゃないかと、球団関係者が述べていたのです。
のんびりタイプにスパルタ教育を施して成績を上げる未来もありますが、
先に心をボキっと折れてしまう未来もありますからね。
ここで村上選手側を見ていきますと……
キャプテン気質の村上
日刊スポーツにて、村上宗隆内野手は先輩選手に持のおじすらせず、
堂々と彼らを鼓舞したり、自分が先輩のごとくふるまったり、
そして誰よりも仲間を応援する声が大きかった。
リーダーシップを発揮していると絶賛しています。
ツイッターでは時々トレンドに「村上監督」と上がる声があり、
村上選手の引退後がどうなるか、見えてきましたね。
村上選手はインタビューで述べています。
「新型コロナ陽性で試合に出られない先輩選手がいる。
自分が先輩選手なら後輩や仲間に対し、こうやるだろう。
ベンチの中ではこうしてるだろう」
清宮選手のインタビューや記事を読んだとき、
「リーダーとしてふるまう」姿勢は書いてなかった。
試合とピンチが村上選手を駆り立てるのでしょう。
画像元:https://youtu.be/TThUwC0Cr3c
サンスポによりますと村上選手にもスランプはあった。
すると高津監督が声をかけた。
思いっきり苦しみ、様々な重圧を考えながら打席にたつんだ!
苦しみから逃れるのでなく、どっぷりつかる。
正面から重圧を受け止め、それでも打席へ立つ意味、役割を考えよ。
必ず答え(=村上理論)は目の前にある
ここで村上選手は大いに震えあがった。
監督の力量は選手が苦しんでいるときの対応によって現れるのでしょう。
本人の実力はもちろんですが、周りがどんな対応をとったか。
清宮選手がとても苦しいスランプに陥ったとき、
栗山監督はどんな声をかけて、彼の心に火をつけさせたか。
画像元:https://sportiva.shueisha.co.jp/
村上さんと清宮選手を比べた結果、
清宮選手はどう考えても村上選手と同じタイプでないとわかりました。
清宮選手はおおらかなので、リーダー気質というより、
フォロワー気質のほうがあっているのかもしれません。
村上監督だったら清宮幸太郎選手をどう育てていくのか。
またWBCや五輪などで二人が一緒になったとき、どんなチームになるのか。
そっちのほうを考えただけで楽しくなりました。