清宮幸太郎ビフォーアフター!この挫折を通し怪物になれるか?



画像元:https://twitter.com/FightersPR

現在野球ではセパ交流戦が始まり、
大いに盛り上がっております。

僕が応援している球団の一つ、
日本ハムファイターズ、

昨日は逆転勝ちを収めたものの、
おとといは逆転負けを喫したのです。

そのとき、新庄監督は激怒した。
誰に? 清宮幸太郎選手にです。

これを見たとき

「よかった、清宮幸太郎は変わる」

確信を抱きました。

清宮幸太郎選手は新庄剛志監督になってから、
2つの意味で変わったと確信しています。

 

清宮幸太郎の簡単な生い立ち

始めに清宮君の簡単な生い立ちを書きます。

1999年東京都生まれ。

先輩の試合を見て野球選手に憧れを抱き、
早稲田実業では通算本塁打111本を放ったのです。

現在は日ハムにて活躍中。
詳しくはこちらをお読みください。

 

清宮幸太郎の変化1:肉体

栗山監督から新庄監督へと変わり、まず新庄監督が清宮君に伝えた指令は

「痩せなさい」

清宮君は遠征のバスや列車の中でも、
一人で弁当を7つ軽く平らげるほどの大食漢であり、

「痩せてしまったら打球が飛ばなくなるのではないか?」

不安もあって、なかなか痩せられなかった。

太る前の情報はこちらに乗せています。

新庄監督は指摘します。

「今もそんなに打球飛んでないし、昔のほうがすごかった。
昔のほうがキレもよかった。スリムな体型だったから」

そこからダイエット作戦が始まった。

まず朝は湯豆腐を食べ、弁当も3つに減らし、
朝早く起きて40分ほどのウォーキング(有酸素運動)、
結果、100キロあった体重が90キロに落ちた。

くわえて清宮君も感想を語っています。

「あまり疲れないし、動きやすい」

画像元:https://baseball.yahoo.co.jp/npb/player/1700025/year

上記画像は今年の成績です。

最終的な打率はどこまで伸びるかわかりませんが、
現段階で最高の2割1分を出しており、ダイエットは成功だったと言えます。

松本剛(令和のイチロー)選手にはかなわなくても、
去年の自分は十分追い越しているのです。

 

清宮幸太郎の変化2:精神

おとといの試合は清宮選手にとって、一つの挫折ではないでしょうか?

一昨日ヤクルトとの試合にて、9回表、清宮君がヒットを放った。
1アウト、一塁三塁に走者がいて、三塁側に清宮君がいる。

2球目が放たれると同時に一塁側はすぐ走り、セーフ。
しかし、清宮君は判断が遅れて走ったときにはもうアウト

この時、清宮選手はリクエストを要求したが、新庄監督は拒んだ。

※リクエストとはビデオ判定であり、
本当にアウトだったのかを調べてもらうこと。

試合では2回使うことができ、延長になると+1回使える。
ビデオ判定は絶対で、球審に逆らうと即退場。

なぜ清宮のリクエストを拒んだのか?

「清宮の判断力があまりにも鈍すぎる。
リクエスト以前の問題、あれはどうみてもアウト」

実際、この失態後に清宮は交替させられます。

清宮自身は「うーん」と言いながらも、
「迷惑をかけた、申し訳ない」反省しておりますが……

清宮の失態が即ヤフーニュースなどで流れたとき、

「清宮は今でも凡ミスを繰り返す。緊張感あるのかこいつ」

「同期の村上(ヤクルト)みたいに、もっと食らいつけよ。
のんびりしているんじゃねえよ」

「清宮にとって、打つことが仕事であり、
走ることはついでの感覚でしかないのかもしれない
(走る、は清宮自身の中で「これは仕事でない」思っているのかも)」

辛辣なコメントがびっしり載せられました。
中でも面白いと思ったのが、次のコメント。

「俺は他球団のファンだけど、新庄の怒りはもっともだ。
清宮はプレーに対する貪欲さ、食らいつく姿勢が足りない」

他球団だからこそ、清宮の失敗があって勝利できた。
失敗してくれてありがとう、でない。

清宮選手にとって、ここが一つの分岐点だと考えています。
彼が今鍛えなければいけないのは、判断力でしょう。

判断力も「チームに迷惑をかけていいから、
1つでも点数をとれるなら盗塁だろうが何だろうが挑む姿勢」でしょう。

エゴだけど自分の怠惰な声(もっと食べたいなど)を聴くエゴでなく、
勝利のために一時チームプレーを捨てられるほどのエゴ
というべきでしょうか。

おとといの試合は清宮君にとって、一つの分岐点だと思います。

ちなみにこのやり方で吹っ切れた選手が松本剛選手です。
詳しい話はこちら。

 

清宮幸太郎がカバに似ている

最後、一つ思ったことがあります。

清宮選手やファンにとって失礼と思いつつも、
僕は清宮選手が動物のカバみたいに見えるのです。

なんとなくですけど、似てませんか?

カバという言葉をひっくり返すとバカだから、
のろまとか負の印象を持ちがちですが、実はすごいやつなんです。

家族及び部族を大切にし、群れで暮らしている。
水中ではクルーザー並み(時速23キロ)の速さで泳ぎ、威嚇する。

水中だけでなく陸中でもささッと走る。

さらにワニの体を砕いてしまうほどのあごの強さ。
スイカなんか丸かじりで食べられるほど。

新庄監督に手によって清宮君も化けたら、
カバなみの体力、打力、そして走力になるでしょう。

判断力を鍛えるのは大変でしょうが、
一つずつもまれ、挫折してでも頑張ってください。