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明日のあさいちプレミアムトークに
モデルで女優の滝沢カレンさんが出ます。
料理に関して述べるとのことで、
彼女の料理について僕は全く知りません。
ネットで調べたところ
「カレンの台所」という本が出てきました。
料理レシピ本分野にて、本屋大賞をとったとのこと。
彼女の本を見ると……不思議な世界へ引き込まれた。
滝沢カレンの簡単な生い立ち
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カレンさんの簡単な生い立ちを書きます。
1992年生まれ。父がウクライナ、母が日本のバレリーナで、
カレンさんが生まれる前に両親は離婚した。
お母さんが仕事で忙しく、祖父母の元で育ちました。
ハーフであるからいじめを受けた。
おばあちゃんのアドバイスに沿って、いじめを克服。
女優竹内結子さんをテレビで見たとき、
「自分も芸能界へ入りたい」と強く願い、
猛反対する祖母と疎遠関係になってしまった。
雪どけが解けないままおばあちゃんはなくなった……。
カレンさんは中三でモデルとしてデビューし、女優としても活動。
現在は料理の腕、ちょっと抜けた発言で人気を得るなど、
色々な方面から人気を得ています。
詳しい生い立ちとおばあちゃんとの確執、
そしておばあちゃんの想いはこちらをお読みください。
滝沢カレンの料理インスタが深すぎる
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彼女のインスタライブを見たところ、すごく優しい人と思いました。
質疑応答もきちんと行っている。
インスタライブなので、自分が今何をしているかを伝えるのはもちろん、
水一杯を入れるときにはさむ一言がかわいい。
ただ「水をいれまーす」でなくて、
「一人で一気で、いっちゃうか」
「そろりそろり、全部入れちゃえ」
間に挟むセリフがいい。
一方でインスタに上がっている画像と文章を読んだところ、
「文章が深いし面白い」とも思ったのです。
例えば次の表現
あとはお醤油、お酒、白だしたちを喧嘩することなく平等にいれます。
引用元:https://www.instagram.com/p/CTUgZ96PmQj/
僕が気になった言葉は「喧嘩」という単語。
彼らは生き物でないので喧嘩などしません。
だけど入れ方や分量をしくじれば、
とたんに主張の強い味となってしまう。
平等に入れる、だけでもいいのに、
「喧嘩」という単語を入れるからこそ、
料理の具材や調味料がまるで生き物であるかのような、
楽しい世界を作っているのです。
滝沢カレンの台所にあるファンタジーさ
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ダヴィンチニュースにてカレンさんはインタビューに答えています。
カレンさんにとってインスタはお絵かき調のようなもの。
最初は料理本を出す気がなかった。おばあちゃんになってからでいいや。
ファンの声で作ると決めた。
幼い頃は味の薄い料理で育った。
中学でファストフードに出会って病みつきとなった。
太った。コンビニサラダばかり食べていたら肌があれた。
自炊しなければならないと実感し、最初はスパゲティを作った。
友達から聞いた。
「自分が食べておいしい」と思う料理を目指した。
そしてカレンの台所ができあがった。
中身を読みますと、料理本なのに絵本です。
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ここもインタビューによりますと、
小学生はずっと絵本ばかり読み、中学になってやっと小説を読むようになった。
周りは小学高学年となると絵本を卒業する人が多いけど、
彼女は高学年になっても絵本を読み続けた。
周りが次の段階を上るのに対し、カレンさんはもう少しとどまっていた。
結果、自分が本を出すとなったとき絵本風の世界ができあがった。
見方を変えれば個性及び強みというのは、
周りが降りる中で一人降りず、続けるところにあるのかもしれません。
カレンさんの料理本を一部読むだけでも、いい奥さんになれそうだ。
※カレンさんはある人と付き合っているとのこと。詳しくはこちら。
料理資格よりも大切な要素はこれ
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カレンさんはモデルとしての生死にかかわる状態から、
自炊の大切さに目覚め、料理へはまっていきました。
資格を調べたところ、普通運転免許のみで料理に関する資格はありません。
レシピ本のレビューを調べていたところ、気になる表現がありました。
- カレンの文章は素材そのものであり、余計な装飾や強調をつけないでほしい。
- 彼女の文章は本当に独特すぎる
- 料理本というより、普通に読書として楽しめる
東洋経済でも「奇想天外な言葉」と表現し、
普通のレシピ本と違って、分量や目安をほぼ書いていない。
初心者には意地悪な内容だと述べる一方、
料理教室のような数学的な堅苦しさがなく、感覚で作ることの面白さを述べています。
感覚で作る面白さはインスタライブにも十分表れており、
「間違っててもいい、感覚でいい。みんな主張してみんな面白い」
料理業界の常識にとらわれない発想こそ、
レシピ本で一番伝えたい大切さなんだと思いました。