ラサール石井効果か!仲本工事が爆上がりの人気を集めた理由



画像元:https://twitter.com/nakamoto_koji1

一昨日朝日新聞が川柳を載せ、
内容が安倍晋三元総理大臣の死を揶揄する
内容ばかりで炎上しました。

ツイッタートレンドには
「朝日新聞を廃刊に」言葉が出てきたのです。

朝日新聞からすれば痛くもかゆくもないでしょう。
社員も「川柳が人気なんですよ」喜んでいましたし

朝日川柳においてラサール石井さんは
「これぞ民主主義が健康である証」絶賛していました。

一方今回のラサールさんのおかげで
なぜか人気を集めている芸人がいます。

ドリフターズの一人、仲本工事さんです。

なぜ仲本工事さんが人気を集めたのか。

なぜこの二人が比較されているのか。
気になって調べてみました。

 

仲本工事の簡単な生い立ち

はじめに仲本工事さんの生い立ちを見ていきましょう。
1941年東京都生まれ

文春インタビューによりますと、
お父さんは職人気質で頑固で、あまり逆らえなかったとのこと。

東京都立青山高校時代、とても秀才で運動神経も抜群の青年だった。
この時弁護士を目指していました。

学習院大学政治経済学部卒業後、ジャズバンドにセカンドシンガーとして加入しました。

バンジョー演奏家に高木ブーさんがいた。
そして高木さんの紹介でドリフターズへ入ったのです。

工事さんの両親は息子の芸能界入りを反対しており、
いかりや長介さんが直接自宅に行き、説得したとのこと。

この時だけ、強いお父さんに逆らったと述べています。

ドリフターズとして「8時だよ、全員集合」に出演し、
以降は俳優として活躍、現在はYOUTUBEやツイッターにて活動しております。

 

仲本工事の役割

画像元:https://youtu.be/cEzvcV7vXmA

失礼な書き込みをお許しください。
僕はドリフターズの中で一番陰の薄い人と思っています。

高木ブーさんは無慈悲なやられやく、
志村けんさんはかき乱すジョーカー、
加藤茶さんはイジりのツッコミ役(時にはボケ役)、
いかりや長介さんは司会進行。

※文春のインタビューで工事さんは志村けんを「秀才」、
加藤茶さんを「天才」と語っています。

秀才は寝ても覚めてもコントについて考える姿勢を示し、
天才はとっさのセリフや態度で笑いをとれる姿勢を示すのです。

では仲本工事さんは?
僕からすると「いてもいなくても成り立つ」キャラに見えます。

彼がいるからこそ志村けんさんや高木ブーさんのボケが、
加藤茶さんやいかりや長介さんのツッコミがスムーズに進む、
バランサーあるいはスイッチの交換機です。

今の芸人に例えると、こちらの人たちですね。

 

ラサール石井の簡単な生い立ち

もう一人の主人公、ラサール石井さんの簡単な生い立ちを書きます。

1955年大阪府生まれ。
早稲田に在学中、放送作家として仕事しつつ、
劇団にも所属しておりました。

劇団のメンバーとコント赤信号を結成し、
90年代は司会者やクイズ回答者としてお茶の間にでます。

こち亀で両津勘吉を演じており、
ツイッターを見るまでラサール石井さんといえば両津でした。

今はツイッターでのインパクトが強すぎて
両津のイメージがすっかり遠ざかってしまった。

その一つがこちら。

演劇雑誌のインタビューなどを読みますと、
ラサールさんは演技についてまともかつ情熱があり、
さらに役者をほめる気遣いのあるやさしいおじさんであり、

「本当に同一人物なの?」思ったことがあります(笑)

 

仲本工事のお悔やみツイートからわかる人柄

さて仲本工事さんのツイッターがヤフーニュースに乗っていました。

「様々な意見があるのはわかる。亡くなった人を悪く書く記事を見ると悲しい」

相手がなんであれ、なくなった人を心から敬う。
簡単なことをしているから絶賛されているのです。

ここで問われている箇所は気持ちの自由です。

自由だからこそ批判しても罵倒しても構わない。

確かに構わないと僕も思いますけど、罵倒するとそれなりの対価が返ってきます。

対価について自分自身は基本気づかないところが大変です。

仲本工事さんも亡くなった人(安倍元総理)に対し、色々思うことはあるでしょう。

思うことがあっても、わっとしゃべってしまうのでなく、
一度考えたうえでしゃべるか黙っておくかを検討する。

これができるかどうかで、人柄と知性に大きな違いが出ると思うのです。

大きな違いが下記の真理につながります。

 

嫌いな人が死んだらうれしいか?

人間、好きな人もいれば嫌悪する人もいます

僕だって好きな人もいれば、二度と会うもんか、お前とは!
という人もいるのです。

二度と会いたくない奴が死んだ際、喜ぶかと言ったら……
思い出すと悔しくてたまらない記憶ばかり甦りますけど、
少なくとも「うれしい、ざまあ」という気持ちはおきません

その人のせいで本当に苦しい思いをしていたら、
「死んでよかった」思うかもしれないでしょう。

でも強く罵倒する気にはなれません。なぜでしょう?

一つは「両親の育て方」です。
両親の思想がもろ子供に良心となって表れます。

※子供がぐれる原因は例外なく親の態度にあります。

二つは「あの過去があったからこそ、今は遠慮しないで生きている」
過去からの教訓でしょう。

三つは「自分も時と場合によって、二度と会いたくない奴と同じになる」
自分にとって嫌いな奴と同一化を避けるためと思っています。

人間、誰だって一番嫌っている奴になりたくありません。

被害者意識と思い込みが強すぎると、簡単に三番目を引き起こします。

仲本工事さんとラサール石井さんを通し、
人間、いや、人生の真理が良く表れております。

多くの人はどちらの生き方についていきたいか。
仲本工事さんが人気なのも、ツイートを通し人柄と哲学がわかったからですね。

お互い気をつけましょう。