芸人男性ブランコのネタ作りに欠かせない第三の相方が持つ力とは



画像元:https://www.instagram.com/uraidanbura/

明日のアメトーークにて、
お笑い芸人の男性ブランコが出ます。

男性ブランコは浦井のりひろさんと
平井まさあきさんからなるコンビ

お二人のネタ作りに関して、
あるインタビューがすごくためになり、面白かった。

特にネタ作りと男としての魅力が詰まった、
女性作家の一言が印象に残りました。

 

浦井のりひろの生い立ち

https://twitter.com/bsyoshimoto/status/1574231668998938629

始めに男性ブランコ浦井のりひろ(画像左)さんの生い立ちを見ていきましょう。

1987年京都府出身。身長175cm、体重80kg、血液型はB。

大学時代のサークルで今の相方平井まさあきさんと知り合い、
大卒後はNSCに入り、現在に至ります。

色々なインタビューをもとにさらに掘り下げたところ、
テレビブロスのインタビューで先輩芸人から睡眠欲クズと呼ばれているとのこと。

相方も含め「浦井はいつも寝ている」と言われており、
くわえて「怠惰で面倒くさい男」も加わっていると語っています。

一方で「積極的に自分のことを語らない。
自分の秘密や手の内を簡単にさらされたくない」とも語っているのです。

そのせいか、単独インタビューが本当に少なかった。

 

平井まさあきの生い立ち

https://twitter.com/hirai_swing/status/1571343520644108293

続いて相方平井まさあきさんの生い立ちを見ていきます。

1987年兵庫県出身。身長174cm、体重58kg、血液型はA。

深海生物の調査が好きで、幻冬舎にてコラムを連載していたとのこと。
現在朝放送している「ラヴィット」では水族館の案内かつ解説人を務めています。

なおnoteの記事によりますと、
バレンタインにて平井さんのほうが浦井さんより5個多くもチョコをもらい
他のインタビューを読む限り、平井さんのほうがモテています。

 

男性ブランコの由来

続いて二人の結成秘話を見ていきましょう。
元々二人は大学の演技サークルで出会いました。

平井さんが滋賀大学経済学部社会システム学科卒業。
浦井さんは滋賀県立大学工学部機械システム工学科を中退しています。

NSC時代、二人はよくネタ合わせの場として近所の公園を選び、よくブランコにのっていた。

ネタ合わせをしながらネタの反省をしていたため、
「反省ブランコ」にしていたものの、

反省はネガティブイメージが強いため、反省の響きに近い男性ブランコになった。

※上記動画は乃木坂の「ブランコ」という曲。ブランコつながり(笑)

 

男性ブランコのネタ作りとコントを見た結果

男性ブランコのネタづくりは平井さんが担当しています。

お笑いナタリーのインタビューによりますと、
ストーリー性あるコントを重視しており、
今まではストーリーだけを考えていればよかった。

キングオブコントではストーリーだけを考えても勝てないと分かった。
キャラクターやぼけの回数など別な部分も増やした

※芸人用語で台本に新たな演出を加える行為を「叩く」という。

また関西と東京では求められているお笑いの数が違った。
東京は何かに特化した「専門家」が多い印象を抱いた。

だから東京で勝つためには、一か所でも尖っていないといけないと。

彼らのネタ作りを知ったところで、早速コントをいくつか見ました。
基本知識がわからなくて笑えないコントもあったのですが、

参観日は「こんなことをしたら嫌だろうな」を堂々とやり、
懐かしさも含めて笑ってしまいました。

あまり大げさなことをせず、淡々とお話を進めていく中に違和感がある。
ツッコミ通して違和感の正体がわかり、笑ってしまうのです

 

男性ブランコを支える第三の相方

画像元:https://magazine.fany.lol/52184/

FANYマガジンインタビューに、
二人を支える女性作家大澤紀佳さんと男性ブランコの対談がありました。

第三の相方とでも言いましょうか。

第三の相方の役割として、二人へのアドバイスはもちろん、
二人とも何かがあって折れたり怒ったりしたとき、心を鬼にしてきちんと叱ってあげること。

特に忙しい時、投げやりな態度をとったとき、
大沢さんがきちんと指摘し、二人の支えになっていると語っています。

面倒だからやりたくないなあ…という気持ちにも叱ってくれる。

叱ってくれることで、男性ブランコを見に来てくれるお客様を認識し、
お客様の目線に立ち、そして自分たちの立場を再認識できた。

自分たちがもつ「なあなあな目線」をきちんと形にしつつ、
投げやりになりそうな部分を諭してくれるからこそ、
男性ブランコは第三の相方を強く信頼していると語っていたのです。

芸人もアイドルと同じ、ファンあっての芸人です。
ファンが喜んでくれるかを考えたうえで自分たちのネタはもちろん、
気や手を抜かずに生きていかなければならない。

本当に大変な仕事だなと思います。

 

第三の相方が語る男性ブランコの魅力

最後に大沢さん曰く、男性ブランコの魅力は吸収力と述べています。

自分を含む人からのアドバイスをいったん、すべて受け入れる。

結果、周りは「ああ、自分の意見を受け入れてくれた」悟り、
楽しい気持ちを抱くとのこと。

もう一つ、しんどさを感じないところ。
仕事の関係で出会うことも多く、日常会話も少なくなるが、
些細な変化に必ず気づいてくれる。

気づいてくれるものの感想は言わない。
男性ブランコの二人は笑っていました。

この関係がしんどくないから付き合いやすいと。
吸収力と些細な変化に気づく力こそ、男性ブランコが伸びる理由とみていいでしょう。