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先日から日本野球クライマックスシリーズが始まり、
セリーグ首位のヤクルトが巨人を5-0で勝利、
日本一に王手がかかっています。
セリーグ優勝へ導いた選手の一人が村上宗隆さんです。
清宮幸太郎(日ハム)選手と比べられ、
現時点においていろんな意味で勝っています。
将来いろんな意味で期待される
村上宗隆選手の年俸推移を調べたところ……
化け物じゃないか!
村上宗隆の簡単な生い立ち
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村上宗隆選手の簡単な生い立ちを書きます。
2000年熊本県生まれの2021年時点で21歳。
お父さん及びお兄さんの影響を受け、野球をやりました。
小学校6年生で硬式野球「九州代表」チームで台湾に遠征。
九州学院高校へ入り、1年時は甲子園にいったものの、
無安打で成績を残せず敗退。
一方高校野球時代、通算52本塁打を放ち、
「肥後のべーブルース」と呼ばれておりました。
2017年のドラフト会議にてヤクルトが交渉権を獲得、
現在ヤクルトにて活躍しております。
村上宗隆の年俸推移が化け物すぎる
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村上選手の年俸推移を見ていきますと、
デビューは720万円、翌年も大きな変化はないものの……
2020年は4500万円、そして今年が1億円と大きく伸ばしているのです。
3年ほどで1億円って化け物じゃないっすか。
これまで数名の野球選手年俸を見てきましたが、
大体6~8年ほどで1億円を越えます。
村上選手はたった4年で1億円。
どんな育て方、成長の仕方をしたらこうなるのか?
彼の秘訣を調べる前に、ヤクルトの年間成績が気になりました。
村上選手一人が強いわけではありませんもの。
村上選手加入後とヤクルトの軌跡
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2017年真中満監督時代、成績は最下位でした。
翌年小川淳司監督時代に村上選手はヤクルト入団。
2018年度は2位だったものの、翌年は最下位となったのです。
ただし2017年と19年の敗北数を比べますと、19年はひどくないのです。
(143試合中82敗)
翌年高津臣吾時代、いきなり6位と躓きました。
新型コロナウイルスによる試合数減少もあってか、
120試合中69敗という結果になってしまった。
※143試合に換算すると、
120:143=69:X→X=82(四捨五入)。19年と同じ敗北数!
今年はどういうわけか143試合中52敗と減らした。
82敗中30試合負けなければ優勝を得られるのですね。
※数字では簡単にみえるけど、1勝をもぎ取るのがどれだけ大変なことか!
前年度の最下位から今期の優勝。
一体何をやったのでしょうか……といろいろ見ていきますと、
紙面がとても足りなくなるので、村上選手に絞って書きます。
何と村上選手、清宮選手と同じ問題に向き合っていたのです。
村上宗隆が直面した清宮幸太郎と同じ課題
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2020年度のニュース記事を色々読み漁っていました。
OB飯田哲也(守備王)氏の視点によりますと、
村上選手は本塁打だと高い部類に入るものの、
全体の打率で見ると低さが目立つ。
また内野における守備エラーも目立っていると。
守備に問題があるの、以前取り上げた清宮幸太郎日ハム選手も同じです。
いくらいい長打あるいは本塁打を放っても、
内野エラーが目立ち、きちんとした守備ができていない。
※清宮選手の弱点についてはこちらで語っています。
村上選手の場合、守備エラーととっさの判断において課題があった。
いくら点数をとれても、守備に穴が開けば敗北率も高くなる。
今年の日刊スポーツによりますと、
元九州学院高校の監督曰く、
「下半身の使い方が良くなった」とほめております。
下半身の使い方としては新庄剛志監督による、
守備コーチングが参考となるでしょう。
新庄監督によりますと、
守備の良さ悪さはピッチャーがボールを投げた瞬間、
(バッターあるいはキャッチャーがボールを打つ、取る直前)
外野及び内野手の些細な動きに現れるとのこと。
詳しくはこちらをお読みください。
いくら攻撃が良くても守備が悪ければ、
簡単に点数をとられ、敗北率が高くなる。
だからこそ徹底した守備トレーニングを行ったうえで、
前年の攻撃力を維持できれば、優勝も理に適う。
個人の年俸推移から球団の成績。
そして科学的な視点で一つずつ対策をとる。
今年のヤクルトが優勝できた理由はほかの要因もあれど、
その一つが村上選手の弱点補強にあったのですね。
もう一つはリーダー意識ですが、
リーダー意識についてはこちらで深く語っております。