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今朝ヤフーニュースで、
またまた衝撃の内容がありました。
一般財団法人日本ボクシングコミッションこと
JBCが財政難により解散すると分かったのです。
ネットの反応を見ますと、
「亀田のせいだよな」書き込みが多かった。
亀田一家とJBCの解散がどうつながっているのか。
調べていくと……
そして僕の友達が述べた、
「亀田が現れてから、試合を見なくなった」理由に、
とてつもない衝撃を受けたのです。
戦前からあるJCBの生い立ち
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日本プロボクシング協会(以下JCB)の生い立ち(設立から現在まで)を見ていきましょう。
1931年に全日本プロフェッショナル拳闘協会として設立。
いくつかのボクシング団体が所属しておりました。
何度か名前を変えて、太平洋戦争中の43年に一度解散します。
敗戦後、日本拳闘協会という形で新しく設立し、
分裂や統合を繰り返し、52年に略してJCBと名前を変えます。
今年になって財政難を理由にJCBを解散しました。
僕はボクシングについて詳しくありません。
はじめの一歩で一歩の師匠である鴨川の若い頃を思い出しますね。
当時の亀田一家が有名になった経緯
「亀田一家が出てきてから、ボクシング業界がおかしくなった」
ネットやSNSにて述べている人が多い。
僕は亀田一家について、次の印象を抱いていました。
三人兄弟がいて、生意気そうで、実力もある。
悪役として人気を集めているのだろう。
実際にテレビで試合を放送していても、ほとんど見ていなかったので、
亀田一家の出現がどれだけすごかったのか。よくわからなかった。
そこで調べてみました。亀田一家が有名になった経緯を。
きっかけは亀田さん兄弟の父親である亀田史郎さん。
(現在は娘さんと一緒にYOUTUBEで活躍中)
彼は若い頃、プロボクサーを目指していたものの、
別の仕事との両立が難しく、プロを断念。
結婚して子供(三兄弟)に恵まれ、
自分の夢を子供たちに託す気持ちで、ボクシングを教えた。
ここでTBSが亀田さん兄弟に注目し、積極的な報道を行った。
※TBSといえばガチンコを思い出しますね。
プロボクサーになりたい人と騒ぎたい人だけの乱闘バラエティ。
ボクサーになると誓った人たちは今、どうしているのだろう。
竹原さんは自身のYOUTUBEでいろいろ企画をこなしている。
ボクシング企画を放送していたTBSにとって、
亀田一家はドラマがあって面白いとにらんだ。
ここから有名になるのですね。ただ問題もあった。
亀田史郎の暴走
テレ朝「しくじり先生」に亀田親子が登場し、いろいろ語っておりました。
史郎さんは「記録にも記憶にも残す選手」を目指し、
子供たちに目立つパフォーマンスを行わせた。
パフォーマンスの一環として、悪口や威勢のいい言葉、振舞い。
当時、関西弁ですごく生意気な連中だな~と感じましたね。
史郎さんの術中にはまっていたわけだ。
ビッグマウスは自分を極限まで追い込みます。
第三者としていい気分になる人はいない。
だからこそ負けたとき、みんなからバカにされる。
漫画「DREAMs」の久里かと思いました。
兆候の一つにファン・ランダエタ選手と戦い、判定で勝利を収めたが、
世間はもちろん、プロボクサーの目から見ても「疑惑の判定」と受け取られた。
※上記動画で当時の試合を一部放送しています。
ここから史郎さんが暴走し、やくみつるさんとの口論バトル、
レフリーに暴言、ファンといざこざを起こし、
ついにはJCBからセコンドとしての資格をはく奪された。
※JBCの管轄外試合(主に世界)だと、普通にセコンドへ入っている。
加えて亀田ジムも営業停止状態に陥った。
この件に関する裁判かなと思ったら……
JCBと亀田一家の裁判内容が衝撃だった件
https://twitter.com/HirokiKaneshima/status/1509313825178554369
今年2月の日刊スポーツによりますと、
JCBの処分に反発を覚え、亀田側がJCBらを訴えた。
東京高裁はなんと総額1億円以上の支払いをJCBに命じたのです。
1審判決は4300万程度であり、さらに跳ね上がってしまった。
きっかけは亀田ジム停止でなく、
IBF世界スーパーフライ級王座統一戦によって、
亀田選手の対戦相手が軽量に失敗し、失格となった。
結果、JCBは規則通りに亀田ジム会長とマネジャーの資格更新を認めず、
3兄弟が試合に出られなかった。
スポーツ紙だけの判断ですと、亀田さん側はもらい事故ですからね。
これはJCBが負けても仕方ないと思います。
裁判の支払いと新型コロナによる観客の現象によって、
財務赤字が重なり、解散に至ったのです。
それってボクシング?
https://twitter.com/KY46646724/status/1509340547810410501
昔ボクシングの試合を見ていたけど、
亀田が出しゃばってくるようになってから、見るのをやめた。
僕の友達がいます。
SNSで友達がこの件について述べており、聞いてみたのですよ。
彼「ボクシングからプロレスになった。
カメラのアングルもプロレスとほぼ変わらなくなった。
俺はボクシングが見たいのに、プロレスを見させられてキツいんだよ」
僕にとっては意外な理由でびっくりしたのです。
SNSを見ていきますと、
「試合の内容よりパフォーマンスで王者になれるとわかり、
あほらしくて見るのをやめた」
結構上がっていたのです。
僕は亀田一家が出てきてから、ボクシングを見る人も増えたのでは?
思っていたので、彼の答えは衝撃でした。
まさかこんな形でボクシング業界の歴史が終わるとは…。
亀田一家は最後にすごいパンチを与えたもんだ!