エリザベス女王崩御:日英国民を大爆笑させた逸話外交!



画像元:https://twitter.com/livedoornews

今朝英国女王のエリザベス女王が崩御しました

ご冥福をお祈りいたします。

エリザベス女王についていろいろ調べたところ、
本当にユーモアあふれる人だと分かったのです。

 

エリザベス女王の生い立ちから死まで

https://twitter.com/Le_Figaro/status/1567929618551967745

はじめにエリザベス女王の生い立ちから死までを見ていきます。

エリザベス女王ことエリザベス2世、
そして本名はエリザベス・アレクサンドラ・メアリー・オブ・ウィンザー。

1926年英国生まれ。

ヨーク公アルバート王子(ジョージ6世)と
スコットランド貴族のエリザベス妃との間に生まれました。

第二次大戦中は英国女子国防軍に属してお仕事をなさっていた

1947年にエディンバラ公のフィリップさんと結婚し、4人の子をもうけます。

1952年にお父さんがなくなり、エリザベス2世として即位、
以降亡くなるまでずっと王様として君臨するのです。

2015年にヴィクトリア女王を抜いて、イギリス史上最長在位の君主となった。

1975年あたりから来日(後で詳しく述べます)。

僕の母は「2年ほど前に旦那がなくなってから、
彼女の顔に元気がなくなっていくの、はっきりわかった。
このころから本当に死を悟っていたのかもしれない」語っているのです。

先日お亡くなり(崩御)になった。英国女王が生きていた時、

  • 第二次大戦
  • 冷戦
  • 中東危機
  • スコットランド独立
  • フォークランド紛争
  • EU離脱

他、色々ありました。

 

英国女王vsパパラッチ

英国王女にとってパパラッチは敵でした。

1980年代後半、向こうでは元王室の仕事にかかわった人たちが、
お金目的で内部情報を売り渡す連中の手によって、
次々とスキャンダル及びゴシップの話題になりました。

例えばダイアナ王妃(長男の妃)、次男アンドルー王子夫妻など。
92年には英国通貨ポンドが落ちるほどのスキャンダルにまみれた。

結果、ダイアナ王妃と長男は離婚し(その後ダイアナさんは事故死)、
性的搾取が話題となった次男アンドルーは公的地位をはく奪された。

スキャンダルはこの辺にして……

 

英国女王と日本の関係

https://twitter.com/_hige/status/1567933914609758208

イギリス国民でない僕からすると、
エリザベス女王が英国のためにどんな行動をとったのか。

あまりにもありすぎるので、日本との関係に焦点を絞って書きます。

女王は1975年に来日し、晩餐会に出席、京都御所や伊勢神宮を訪問しました。
この時の総理大臣は三木武夫(74年から76年まで)さん。

この時のエピソードをいろいろ調べても出てこなかった……
一方で昭和天皇が英国へ御呼ばれした時のお話が、婦人画報にありました。

当時、第二次大戦から30年たって昭和天皇は訪英しました。
第二次大戦中、英国と日本は敵対関係だった。

ちなみに日本敗戦後、昭和天皇も処刑される予定だったが、
食い止めたのが英国をはじめとする欧州ほかの王室と聞いたとき、
天皇や王室というのは特別、違う世界があるんだなと思いました。

※昭和天皇も「自分が全て責任をかぶるから、周りを許してくれ」
命を懇願せず、むしろ自己犠牲の姿勢にマッカーサーも心を揺さぶられた。

https://twitter.com/minsha60/status/1567908042058125314

英国の中には日本を快く思わない人もいるわけです。
晩さん会のスピーチ似て英国女王は言います。

「私たちは日々平和で友好的な関係であったかのようなふりはできないが、
不幸な出来事が二度とあってはならないと決意させるのも、
過去の経験(=第二次大戦で得た教訓)だ」

もし英国女王が「やっぱお前ら許さん」述べたら、
日英関係がぎくしゃくして、今の時代にも影響を与えていたでしょう。

彼女の一言が当時の日本にとって、一つの救いとなった。

後、婦人画報によりますと日本の天皇家は英国王室の在り方をまねた
品・振舞い・おもてなしそして王としての在り方などを学んだとのこと。

一方で忘れてはならないおもてなしもあります。
僕自身はこれが一番の功績でないかと思うのです。

 

エリザベス女王ら英国の大爆笑嫌味外交

画像元:https://togetter.com/li/890370

2015年に中国の習近平国家主席が英国を訪問しました。

中国の対英投資拡大の一環として、国賓が実現した。この時の首相はキャメロンさん。

ロイター通信によると英中黄金期と評されていた。

また香港(元英国領)では雨傘革命が起きるほど、
香港が一気に中国政治の波にのまれていったのです。

BBCなどによりますと、当時の中国訪問団は「大変失礼な連中だった」
エリザベス女王が直接語っていました。

産経新聞によりますと、
「アヘン戦争での屈辱をはじめ、英国を属国扱いした」

英国側が屈服する形で、中国の無茶ぶりに答えました。

ところがエリザベス女王は習近平国家主席と握手する際、手袋を脱がないまま握手を行った

一方天皇陛下とは手と手です。

「あなたのことを認めていない、嫌っている」など、
色々なメッセージを読み取れるでしょう。

日本はもちろん英国でも笑いの対象となっていました。

画像元:https://www.jiji.com

ちなみに日本の天皇陛下も習近平と対談した時、
黄色いバラを正面において話し合った。

黄色いバラの意味は「お前、誠意を持てよ」とのこと。

隠れたメッセージを読み取ると、王室外交は映画みたいで面白いのです。

僕はこの中国外交が一つの功績と思っています。

色々大変な時代を送った彼女。ご冥福をお祈りいたします。