ミラベルと魔法だらけの家:眼鏡炎上がもたらした真実



画像元:https://twitter.com/tasuku_kenpro

昨日そして今日、ツイッターにて
気になる議論がありました。

現在劇場公開中の作品、
ミラベルと魔法だらけの家で、
「眼鏡」が一つの話題を集めているのです。

眼鏡に込められた意味、メッセージ、
そして日本との違いを調べた結果……

 

ミラベルと魔法だらけの家のあらすじ

https://twitter.com/yumecchi3/status/1464535664125349893

ミラベルと魔法だらけの家はミュージカルアニメです。

先々週、金曜ロードショーでアナ雪2を放送した後、
ミラベルが歌うシーンを載せていました。

舞台はコロンビア。ミラベル一家は魔法の才能を持っている。
主人公のミラベル(末っ子)のみが魔法を持っていない。

ある日、家に「亀裂」があると分かった。

世界から魔法が失われる予兆でもあり、
カギは魔法を持たないミラベルにあった。

物語はミラベルのみが魔法を持たない理由と、
魔法の家にまつわる秘密を暴いていくとのこと。

魔法及び家族の在り方がテーマの一つとなっており、
魔法及び歌がどんな効果を持つのか。

実際に見てからのお楽しみです。

 

眼鏡をかける子はオタクだけ?

ハフィトンポストによりますと、
なんとディズニー史上初めて、眼鏡キャラが主人公だ!

眼鏡を取り上げているのです。

記事によりますと、イギリス在住で9歳の女の子がいた。

プリンセスは美しい。

一方、眼鏡をかけたプリンセスがいないから、
「私は十分に美しくないのではないか」と。

女の子はディズニーに手紙を送った。

「眼鏡をかけてる女の子のほとんどはオタクと呼ばれる。公平ではない」

ディズニーはそっけなく対応したのですが、
9歳少女の動きに共感する人が増えて、
一部の作家は眼鏡をかけた姫様を主人公にした物語を作った。

「少女を含めて、ディズニーが仕掛けた壮大な仕込みでは?」

思う一方で、

「眼鏡キャラはオタクと呼ばれ、不公平だ」

向こうだと眼鏡キャラはオタク以外の何物でもなく、
日本にいると不思議な印象を抱くのです。

日本だと知的、インテリ、ドジっ子、お馬鹿さんなど色々います。

例えば主要キャラだったらDrスランプ、アラレちゃん。

絶対数で言えば少ないでしょうが、
すでに日本では眼鏡キャラが主人公となっている。

今の時代でも眼鏡をかける子=オタクという、
一方的な価値観から抜け出せない欧米社会に、僕は驚きました。

 

突っ込まれる早川書房のコメント

もう一つ、ハフィトンポストに重大な情報があり、
早川書房の誰かさんが上記コメントを述べて、

「お前は何を言っているんだ?」状態になっている。

早川書房の誰かさんにとっては、
「日本のアニメでも眼鏡キャラってそうそういないよ」

思ったうえでのコメントでしょうけど、
ツイッターは詳しい人たちに満ち溢れているので、
次から次へと反論コメント(証拠付き)で来ております。

作品自体(キャラ、世界観含む)が炎上しているのでなく、
作品について語った記事(ハフィトン、早川書房)の無知っぷりに、
多くの人が「何いうてまんねん」と突っ込んでいるのです。

 

ミラベルってブスなの?

https://twitter.com/yyposi918/status/1466342249340424195

今回の主人公、ミラベルは今までのディズニーキャラに比べると、
美人要素が足りないと思います。

僕が金曜ロードショーでアナ雪2を見た後、
動く・歌うミラベルをほぼ初めて見たせいもあるでしょう。

アナ雪のヒロイン二人と比べると、ミラベルは輪郭がふっくら丸い、
目は大きく鼻も広い、下手すると子持ちの奥さんに見えてしまう

ファンアートのミラベルを見ると、彼女がすっごくかわいいし、
悩める15歳の女の子で、子持ちの奥さんには全く見えない。

9歳の子がディズニーに手紙を送った、
「眼鏡をかけたヒロインはオタクとみられる」を表した感じの少女です。

他の登場人物も見ると、僕が美形だなと思うキャラは、
長女のイサベラくらいでしょうかね。

主人公ミラベルは家族の中で唯一魔法を使えず、劣等感を抱いている。

劣等感の表れとしてキャラデザに出ているなら、
「これもありかな」とは思うんですけどね。

 

ミラベルと魔法だらけの家のここがいい!

https://twitter.com/harami_piano/status/1466705101570310144

最後に現在公開中の映画について、
「ここがよかった」という声を集めたいと思います。

まずミュージカル映画であり、みんな歌が上手い

世界観を壊さず、キャラたちの想いをきちんと声にこめつつ、
声に沿っていろいろな演出がされていく。

次に色彩感覚が半端ない
ミラベルも含め、色彩がもたらす演出に感動できた

「敵キャラが誰もいない、だからいい」
という書き込みもありました。

ストーリーにおいての感想として、
ミラベルだけが魔法を持っておらず、劣等感を抱く一方、
魔法を使えるほかの人物は悩んでいないかといったら違う

彼らなりに責任感と魔法があるからこそ、
ミラベルが決して抱けない重圧を抱いている。

家を壊す=家族を一度破壊することであり、
(ネタバレ)家の構築=家族も再構築になり、そして……

公開中なので、ぜひ劇場へ足を運びましょう