『鬼滅の刃』のシリーズ累計発行部数が1億2000万部を突破した大ヒットマンガ。
人気アニメ化や映画化で更なる注目を集めており、その生みの親である原作者の吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生の年収が一体いくらなのか、印税の仕組みを解説しながら詳しく調査してみました!
新シリーズ「刀鍛冶の里編」の開始でますます勢いを増す『鬼滅の刃』。小さなお子様から大人まで幅広い層に愛される本作の原作者の年収が、果たして億越えなのか!?
気になるその答えを今すぐお届けします!
そもそも印税ってなに?
印税とは、著作権者が著作物を出版社やメディアへ提供した際に、その利用に対して受け取る報酬のことを指します。
出版された書籍が売れた場合、その売上金額から出版社が著者に支払う報酬が印税です。
印税率は販売形態や契約内容によって異なりますが、出版業界では一般的に10%〜15%程度が一般的とされています。
ただし、有名作家やベストセラー作品については上限が決められていたり、契約によっては印税率が高く設定されている場合もあります。
【鬼滅の刃】吾峠呼世晴の印税や収入の内訳を徹底調査してみた結果、あなたもビックリ!?
①吾峠呼世晴の原稿料はいくら?
週刊少年ジャンプでの印税(原稿料)は、人気漫画家の場合、1ページあたり2万円〜3万5000円前後(税込)とされています。
最低2万円だと仮定すると、一週間に描く19ページで計算すると、19ページ×2万円=38万円(税込)になります。
これを一か月の4週間で計算すると、4週間×38万円=152万円(税込)が一か月の週刊少年ジャンプでの印税(原稿料)になります。
年間で計算すると、152万円(税込)×12ヶ月=1,824万円(税込)が漫画家の収入として入ることになります。
吾峠呼世晴さんもこのような収入を得ています。
②吾峠呼世晴の印税はいくら?
「吾峠 呼世晴」先生の印税は、およそ40億円/年と予想します。
現在、1億2000万部を突破していて、一冊あたり420円の単行本の印税を10%で計算すると42円になります。
そして、2020年10月に1億冊で、1年で8800万冊発行しているので、一番ピークの約1年間(2019年9月から2020年10月)の印税は、
42円 ✕ 8800万部 = 39億9600万円
③吾峠呼世晴のアニメ化による収入は?
漫画がアニメ化されると、1話あたり10〜15万円の印税が漫画家さんに入ってきます。
例えば、26話作られた場合、15万円×26話=300万円になるでしょう。
ただ、アニメ化することで得られる収入は原稿料やコミックス収入に比べると少ないです。
しかし、アニメ化することで社会現象や好評を博して原作が売れるようになるなど大きなきっかけとなることから、甘く見てはいけない存在だと言えます。
④グッズでの印税、ライセンス料
映画の鬼滅の刃が大ヒットして、関連グッズも凄く売れているようですが、グッズに関しては、
1個の単価×数%の著作権使用料が入る。
と言われています。
⑤映画化による収入
漫画家の吾峠呼世晴さんは、映画での印税は入らないことになっています。
そのため、映画が大ヒットしても収益は出版社や制作会社などに入るだけで、吾峠呼世晴さんには入りません。
ただし、映画化された場合には、「原作使用料」という名目で最大で1000万円(税込)の使用料が支払われます。しかし、これは上限であり、ほとんどの場合は数百万円程度になっています。
そのため、映画が大ヒットしても吾峠呼世晴さんに入るお金はほとんどありません。
しかし、映画化されることで、吾峠呼世晴さんにもメリットがあります。
それは、原作使用料の数百万円が入ること、映画の宣伝効果によって単行本の売り上げや認知度が上がること、そして自分の作品が映画化された実績があることです。
結局のところ吾峠呼世晴の年収はいくらになる?
では、これらの印税によって得られる吾峠呼世晴さんの年収はいくらになるのかご紹介します。
単行本:42円 ✕ 8800万部 = 39億9600万円
映画での印税:原作使用料が1000万円。
グッズでの印税:1個の単価×数%。
週刊少年ジャンプでの印税:1,824万円(税込)。
アニメでの印税:15万円×26話=300万円
合計年収は、約5億円(税込)になりそうですね!