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今週土曜日のアスリート番組、
炎の体育会系TVにて、
ミカエルミシェル騎手が出ます。
ミカエルミシェル騎手はフランス生まれ、
現在20代半ばにして20歳年上のパートナーがおり、
日本のレースで大活躍しているのです。
さてミカエルミシェル騎手の成績を調べた結果、
なぜこんなに良い成績をとっているかか?
調べたところ、気になった個所が5つありました。
ミカエルミシェル騎手の成績
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初めにミカエルミシェル騎手の成績をまとめたサイトがありました。
ミカエルミシェル騎手は去年の活躍しかありません。
もちろん日本国内でのデータみであり、
フランス時代のデータを探したのですが、ありませんでした。
今年の累計成績を見る限り、3着以上になる確率がおよそ33%、
1着をとる確率は11%、100回走って11回は1着をとれる計算ですね。
もちろんデータは参考であり、必ず計算通りに行くとは限りません。
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参考として日本の女性騎手、藤田菜七子さんのデータを見ましょう。
1着を最もとっていた2019年のデータを見ますと、
1着÷出走回数で計算したら6%と出ています。
1着から3着までを含めた勝率はおよそ18%。
3着以内に入ることがいかに大変かわかります。
ミカエルミシェル騎手が早くなった理由
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ミカエルミシェル騎手はなぜ早いのか?
もちろん早い馬に乗っているからという理由もあります。
ここでは騎手、ミカエルミシェルさんに焦点を当てます。
どれだけ早い馬だろうと、手綱を握る人が下手だと早く走れません。
ミシェル騎手は一度挫折の時期がありました。
フランスにいたころ、いくらレースに挑んでも4着以下になってしまった。
しかし不遇の時代をある心で乗り越えたのです。
成績上昇の秘訣1:負けず嫌いな性格
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競争好きで負けず嫌いな性格が、速さにおける第一の秘訣です。
落馬して大けがをおって挫折しても引退は一切考えていなかった。
競争本能及び負けず嫌いな性格に支えられたと、インタビューで述べています。
負けず嫌いだからこそ、大きな挫折を味わっても……
「この程度でやめないよ!」強い意識が働いたのですね。
くわえて自分の引退は自分で決める頑固さもあります。
外部からあれこれ言われたくない、自立姿勢が強さの秘訣です。
なおミカエルミシェル騎手の詳細な生い立ちはこちら。
彼女にとって馬よりも怖い相手がおりました。
彼女を説得できていなければ、今頃ジョッキーにすらなってなかったでしょう。
成績上昇の秘訣2:信頼できるパートナーの存在
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ミカエルミシェル騎手は21歳年上のパートナー、
フレデリック・スパニュ(以下、フレッド)さんがおります。
彼はミカエルミシェル騎手の管理も行い、元ジョッキーです。
まだミカエル騎手が無名でフレッドさんが現役のとき、
ミカエルさんの才能を見抜き、エージェント契約を行いました。
フレッドさんの教えが大変よかったおかげで、
めきめきと頭角を現すようになったのです。
さてもう一つ、ミカエル騎手にとってチャンスがありました。
成績上昇の秘訣3:減量制度
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2017年からフランスで女性騎手への重量2キロ減を導入しました。
減量した結果、勝てる騎手が増えたとのこと。
人間の体重がレースの結果を左右し、
一定基準を越えて太った場合、罰と受けなければなりません。
減量制度とは女性及び見習い騎手が一部を除くレースに出る際、
馬にのしかかる重さを減らすため、取り入れた制度です。
ミシェル選手は減量制度を通して2キロほど落としました。
馬にとっては1グラムでも体重を落としたほうが早く走れます。
ミシェル選手は減量を利用し、だんだん勝ち上がるようになりました。
ミシェル選手の身長は158cm、体重はおよそ48kgと出ています。
成績上昇の秘訣4:馬への愛情と記憶
画像元:https://www.youtube.com/watch?v=EG7o4_O9tTU
ミシェル騎手のインタビューによりますと、
現在を含め、今まで乗った馬をきちんと覚えているとのこと。
覚えるとは単に名前だけではありません。
馬の様子、長所、短所……あらゆるデータです。
レースに乗る馬のデータを抑えるからこそ、
どう生かしたら乗る馬を最も早くは知らせられるか?
ただ速く走るだけでは勝てません。ライバルを抜かなければなりませんので。
馬の特徴を覚えるとは馬の強み及び弱みを知ること。
強みをどういかして1着をかっさらうか?
パートナーを深く知ろうとする姿勢に、早さの秘訣があります。
もちろんミシェル騎手は次のレースでも勝つため、
きちんと反省(=嫌なところも直視)し、次へつなげています。
そして反省は自分だけではありません。こんな反省のやり方もあります。
成績上昇の秘訣5:先輩から助言をもらう
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ミカエル騎手はすでに日本のレースに出た先輩たちから話を聞いて、
アドバイスを元に試合展開を考えておりました。
先輩の一人がルメール騎手(上記画像)です。
先輩の意見(成功や失敗談)を通し、どんな勝負を挑んだらいいか。
どんな失敗を事前に避けたらいいか。
走る前からすでにレース状況を考え、1着をとる確率を上げるか。
勝負する前からすでに競争は始まっており、
シミュレーションでいかに勝利をもぎ取るかが重要ですね。
以上、現時点で5つの理由からミシェル騎手がなぜ早いのか。考えてみました。
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