画像元:https://www.instagram.com/gendagenda6/
今日のツイッタートレンドに、
何とも残念なニュースがありました。
プロ野球選手の源田壮亮さんが、
昨日こどもの日に子供たちへグローブをあげた。
速攻でオークションにかけられ、次々売れたと。
もちろんファンや第三者は怒っています。
「すぐ銭に結びつける姿、嘆かわしい」
僕も同じく嘆かわしいと思う一方、
源田壮亮選手のグローブに、どんな秘密があるのか。
オークションで即購入者が決まるほど、
源田壮亮とはどんな人(怪物)なのか。
単純に気になり調べてみました。
すると……
※上記画像左は源田選手の奥さまで元乃木坂の衛藤美彩さん。
源田壮亮の簡単な生い立ち
https://twitter.com/PacificleagueTV/status/1522077673526542336
始めに源田壮亮さんの簡単な生い立ちを見ていきます。
1993年大分県生まれ。
小学生時、源田選手はソフトボールをやっていました。
思えば小学校時代、野球でなくソフトボールがクラブ活動にあって、
「どうして野球じゃないんだろう」と思ったのです……
本題に戻ります。
中学生から野球をやり始めた。
大分商業高校に入り、甲子園経験はなし。
愛知学院大学で遊撃手として活躍、
4年生でキャプテンを務め、リーグ優勝を果たします。
大学を出た後はトヨタ自動車に入り、社会人野球を経験した後、
2016年のドラフト会議にて西武から指名を受け、
2017年から現在、選手として活躍しているのです。
2020年から西武のキャプテンとなり、
東京五輪に出場し、金メダルを勝ち取ったのです。
一方私生活では2019年に元乃木坂の衛藤美彩さんと結婚し、
去年の8月にお子さんが産まれました。
源田壮亮のグローブに隠されたこだわり
画像元:https://news.yahoo.co.jp/articles/
グローブの話へ入る前に守備率の話をします。
上記画像によりますと
「120試合中、失策(エラー)は9つ。守備率は0.983」
また去年は0.985とほぼ変わっておりません。
比較として他の選手を見ると守備率が1(100%)となっていますが、
試合に出た量を見ますと、源田選手が最も多い120試合。
どれだけ守備力がいいかがわかるのです。
西武の中で最も試合に出ている源田選手のグローブについて、
色々秘密を見ていきましょう。
コユニ型グローブにして、よりボールをとりやすくする
上記動画にて、グラブ職人の解説がありました。
コユニとはグラブの小指部分に薬指と小指を入れ、
薬指部分に中指が入っている状態です。
源田さんが使っているグラブは
「源田モデル」と呼ばれており、人気グローブの一つ。
グラブにも手の感覚が行き届き、手とグラブを一体化できている。
おかげでボールをつかみやすくなった。
またボールをつかんだときにグラブを思いっきり握る必要がなく、
手に対する負担も取り除くことができるとのこと。
さらにグラブの容積が普通より広いため、普通に比べて取りやすい。
内野手なのにピッチャー用グラブを使う
画像元:https://zett-baseball.jp/special/genda/
守備率を解説したサイトによりますと、
内野用グローブで網目のような部分をバスケットウェブといいます。
※上記画像、赤く囲んだところ
バスケットウェブは主にピッチャーが使います。
相手バッターに球種を悟られないためです。
源田選手はバスケットウェブを使っている。
バスケットウェブの欠点は重さにあるとのこと。
外野手に内野手はピッチャーが使うウェブと違うのです。
後はグラブの色が青や紫と、オレンジや黄色でない。
単純に目立ってカッコイイというのも一つの特徴です。
源田壮亮が語る守備向上のコツ
グラブの秘密だけでなく、守備力の高さにも何かしらのルールがあります。
そこで本人の言葉をいろいろ探したところ……
高校野球ドットコムにて、源田選手の強さを取り上げていました。
源田選手はすぐおいしい話(プロ野球入り)に飛びつかず、
冷静で旬及び流れを見極めている。
次に源田選手が他と違って、自信ある分野及び強みを自覚して練習する。
ふつうの選手は弱点補強という、弱みを補うために練習するが、
源田選手は強みをさらに鍛えて相対評価を上げると。
バッターとしての練習はほぼなく、守備の練習を中心に行っている。
そういえば新庄剛志日ハム監督も選手だったころ、
バッターよりも守備力の強さ及び統率を武器に、
お偉いさんに売り込んでいったという話を思い出しました。
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一方、フリーライターの笠川真一朗さんの解説によりますと、
打者の研究も行っているとのこと。
打球、スイング軌道、振り方、投手(味方)のボール軌道……
敵だけでなく味方の研究も行い、分析し、予測し、
カンでなくボールをとれるべくして取っていると。
ここまでくると、源田さんがこどもの日に提供したグローブが、
即座にオークションで売りに出された理由もわかります。
そこらの野球選手のグローブでなく、
多く試合に出場かつほぼ10割の守備率を誇る、
源田壮亮の魂がこもったグローブだからこそ、売りに出されると。
もちろん源田壮亮選手のサイン入りなので、
サイン目当てに購入した人もいるでしょう。
転売を見ると、泣けてきますね。