画像元:https://www.sankei.com/
今週金曜日のぴったんこカンカンにて、
タレントの伊沢拓司さんがでます。
伊沢拓司さんは東京大学を卒業したのですが、
色々調べると「中退」という単語があり、
「大学を出たの、出ていないの?」
気になったのでいろいろ調べてみました。
「こういうことか。やっぱ頭のいい人だな」
思いました。
どういうところかといいますと……
※今日の朝ニュース番組を見ていたら、志村けんさんがお亡くなりになられたと。
ご冥福をお祈りいたします。
伊沢拓司の簡単な生い立ち
画像元:https://www.instagram.com/quizknockmofaj/
伊沢拓司さんの簡単な生い立ちを見ていきましょう。
1994年5月埼玉県生まれの2020年時点で25歳。
インタビューによりますと小学校3年生までは、
九九の段がうまく言えずコンプレックスを抱いていました。
勉強嫌いが好きになったきっかけは塾です。
成績上位になればなんと塾からゲームソフトをもらえるという、ブツ目当てでした。
結果、成績上位者になってゲームソフトをもらえたことにくわえ、
ゲーム感覚で学ぶことの面白さに気づいたのです。
また小学校ではサッカー部に入っており、
休憩中にチームメイトとサッカークイズを出しあっていました。
伊沢拓司さんにとって知の面白さはここからきていると、
別のインタビューで述べております。
伊沢拓司さんは開成中学時代からクイズ研究会に入り、
高校一年生で日テレの高校クイズ王番組で2連覇をとりました。
高校を出た後は東京大学に入ります。
大学後はQiuzKnockという会社を立ち上げ社長となり、
クイズ制作の仕事やYOUTUBEで情報を発信し、現在に至るのです。
※2020年4月1日時点で伊沢さんはQiuzKnock編集長の座を降りました。
本人は単なる人事異動なので気にしないようにとのこと!
なお両親についてはこちらで書いています。
お父さんが特に変わり者であり、こんな影響を受けていたのです。
東京大学は卒業した、しかし!
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開成中学及び高校を出た後、東京大学経済学部に入りました。
経済学部を卒業した後、今度は東大大学院に行くのですが中退します。
東京大学は卒業しているけれど、大学院は中退しているのですね。
調べるまで大学そのものを中退したのかと思っていました。
大学院に入ると自分より頭のいい人がたくさんいた。
また大学院では論文を書かなければならず、クイズと同時並行できる作業ではなかった。
自分の進む道を考えた結果、大学院の中退を決めて会社を立ち上げました。
東大卒ですら上にはうえがいるのですね。
伊沢さんのインタビューによりますと、
大学時代においてはじめはゴリゴリ単位をとっていたとのこと。
しかし2年目になると中だるみが生じて、
ギターを弾きながら日々のアルバイトをこなす生活をしていたのです。
画像元:https://post.tv-asahi.co.jp/post-97701/
伊沢さんは塾講師としてアルバイトを行い、
他にも家庭教師として高田万由子さんのお子さんを教えていたとのこと。
※上記画像左、右は高田さんのお子さん。
インタビューでは高田さんのお子さんは世界中を駆け巡っており、
ロンドンに住んでいたことから日本語を教えていたとのこと。
一方で高田さんのお子さんからはアジの釣り方をはじめとした、
日本ではあまりなじみのない情報を教えてもらったのです。
こういうところに頭の良さを感じるのです。
年下、しかも生徒に物事を教えてもらうという立場、
年上かつプライドが高いほどできません。
まして教師です。教師が生徒に頭を下げる行為など、
「自分は教師でなく一人の人間だ」くらいにおかないと、できないものです。
プライドも年上も簡単に捨てて、知りたいことへの欲求を第一にしたからこそ、
柔軟かつ素直に物事を考え、僕は頭がいいと確信したのです。
他にもクイズを作るアルバイトも行っていたのですが、
クイズを採用されないと報酬が入らない仕事であり、僕はびっくりしました。
世の中、こういうアルバイトもあるのかという意味で。
クイズと受験は全く別物!
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文春オンラインのインタビューにて、
伊沢さんはクイズと受験勉強の違いについて触れておりました。
クイズは基本、話題性や面白さを念頭に置いた出題がなされ、
試験範囲から出るわけではないとのこと。
クイズ番組を見ていますと、奇をてらった知識問題が多く、
知っているか知らないかで差が別れます。
だから知っている芸能人を見ると、すごいなあと思うのです。
しかし大学受験は知っているが土台であり、
知っている情報をもとにいかに組み合わせて回答へ導くか。
大学受験の難しさは知っているだけじゃないのです。
- きちんと情報を持っていること
- 情報をもとに組み立てて新しいもの(答え)を作ること
お仕事でもまさにこの二つが求められているわけですね。
クイズ番組で東大や京大はすごいというのは事実ですが、
知っているかどうかはもちろん、発想や関連がもとであり、
組み立てて問題を解く能力とは違います。
伊沢さんはクイズを解く能力と受験は別物と述べており、
東大数学模試では0点をとってしまうのです。
その上後輩にもクイズで負けるようになり、受験勉強に本腰を入れる機会が増えました。
奈生子の勉強姿勢が仕事にも生かされています。詳しくはこちら。
東京大学を受けた理由が東大生あるあるな件
画像元:https://www.conocoto-toyama.jp/blog/1047
同じく文春インタビューによりますと、
伊沢さんが東京大学を受けた理由はイメージです。
高校生クイズ王となった人は東京大学に軽く合格できて当たり前。
また開成高校の大半が東京大学を受けて合格しています。
世間のクイズ王に対する価値観が一つ。
さらに東大を受けないと番組に呼ばれなくなる。
東大が持つブランド性が二つ。僕は堀江貴文さんを思い浮かべました。
二つが伊沢さんの危機感をも交えて、狙いを東大に定めたのです。
もし東大に関するしがらみがなければ、別の大学を受けていたのかもしれませんね。
ご自身が「そうじゃない」といっても、
周りは「こうあるべき」と期待しちゃいますからね。
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