「カグラバチ」は、2023年9月から週刊少年ジャンプで連載が開始された新しい漫画です。
この物語は、妖刀という特殊な力を持つ刀が重要な役割を果たしています。
特に、6本の妖刀が妖術師組織『毘灼』(ひしゃく)に奪われたことが、物語の発端となっています。
妖刀についてこれまでに判明している情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。
【カグラバチ】妖刀とは?
刀匠・六平国重が作刀した刀は、玄力を増幅させる能力を持ち、その力は人体では生成・保持できないほどの超高密度に練り上げられています。この力は特定の形をした力の塊として放出されます。
一般に、これらの刀は「妖刀六工(ようとうろっこう)」と呼ばれ、斉廷戦争を勝利に導いた6本の刀を指します。しかし、戦後に完成した「淵天」は広く知られていません。
結界に守られた国重の工房の地下に保管されていましたが、3年前、「毘灼」によって妖刀六工が奪われてしまいました。
妖刀の一覧(2024年6月時点)
妖刀 | 契約者 | 備考 |
淵天(えんてん) | 六平千鉱 | 六平国重の遺作 |
刳雲(くれぐも) | 不明→双城厳一→六平千鉱 | 妖刀六工
折れて最期を迎える |
真打(しんうち) | 剣聖 | 妖刀六工
最高傑作 |
酌揺(くめゆり) | 漆羽洋児 | 妖刀六工 |
5本目 | ||
6本目 | ||
7本目 |
妖刀と所有者(契約者)、能力
「淵天」
六平国重(ろくひらくにしげ)が戦後に打った最後の妖刀は、金魚の妖術を使える「淵天」でした。
妖術師が他の妖刀を奪った際に「淵天」だけを奪わなかった理由は不明ですが、国重が命を懸けて守り切ったため、「淵天」だけは六平チヒロの元に残りました。
「淵天」の能力としては、涅 (くろ)、猩(あか)、錦 (にしき)が登場しています。
今ジャンプで連載してるガグラバチって漫画
妖刀とか妖術がある世界で主人公が親父の為の復讐をするって話なのね
技名とかが好み過ぎる
主人公の千鉱(チヒロ) の妖刀「淵天」
涅(くろ):威力抑え目の無数の斬撃
猩(あか):対妖術用のカウンター
錦(にしき):身体能力の強化(多分「錦」と二色)
続く pic.twitter.com/FPv0Y9uQFI— FiNEのおサブさん (@FiNEnosabuaka) May 17, 2024
刳雲(くれぐも)
#カグラバチ 妖刀まとめ
○刳雲
・使用者:双城厳一
・雲の妖刀(雲龍が出る)
・降:水を放出。溜がなくすぐ出せる
・結:氷を放出。
・鳴:雷を放つ。溜めるほど高威力を出すが、一度大出力の攻撃を放つとしばらくは雷を放てなくなる pic.twitter.com/KrqA6MqCrl— 哲学 (@Tetsugaku) December 11, 2023
第8話で登場した妖術を顕現できる妖刀は、双城厳一(そうじょうげんいち)が所有しており、その後は六平チヒロが所有しています。特徴として、刀のつばが雲のような形をしています。
刳雲の妖術としては「結」、「鳴」、「降」が登場しています。
真打「勾罪」
「真打(勾罪)」の現使用者は、斉廷戦争でこの武器を用いて戦った「剣聖」と呼ばれる人物です。その人物の名前はまだ明らかになっていませんが、現在は神奈備の保護下に置かれています。
楽座市編では、「真打」が競売にかけられましたが、漣家、神奈備、そしてチヒロたちの戦闘の末、最終的に神奈備の手に渡りました。
真打の妖術は
「蛛(クモ)」は対象の動きを封じる能力であり、チヒロでさえも全く反応できずに捕らえられる。
「蜻(トンボ)」は、危険な花々を具現化し、それを対象に向かって移動させる能力。
「蜈(ムカデ)」は、広範囲に破壊力の高い攻撃を行う能力である。
酌揺
妖刀「酌揺」の契約者は漆羽洋児
神奈備が所有者を保護している慚箱の1つ「国獄温泉」に潜伏していましたが、毘灼(ひしゃく)に襲撃され、逃亡の末チヒロと合流。
チヒロの父・六平国重を慕っていて、チヒロに国重の面影を見て泣いてしまいます。
妖刀・酌揺は現在毘灼側が所有している
他の妖刀と使用者は?
上記以外の妖刀3本は、「毘灼(ひしゃく)」という妖術師の集団が六平国重から奪い、所持しています。
しかし、それらの妖刀の使用者は神奈備が匿っているため、命滅契約の制限から、毘灼は妖刀を所持しているにも関わらず、使用することができません。
【カグラバチ】妖刀に関わる用語解説
零天石(だてんせき)
妖刀の原料となる特殊な鉱石は、戦時中に発見されましたが、現在も確認されているのは約250kgに過ぎません。
この鉱石は、込めた玄力を増幅させる能力を持っています。
しかし、玄力を込めた人物にまでその高密度の玄力が逆流し、体を裂いて命を奪う危険性があります。
歴史上、この零天石の力を安定化させることに成功したのは、ただ一人、六平国重だけでした。
命滅契約(めいめつけいやく)
3年前、「刳雲」の前所有者が殺害された後、斉廷戦争で妖刀を握った残りの5人は「神奈備」の保護下に置かれました。
妖刀の作成時、国重によって施された制限機構により、妖刀の所有者は命が絶えるまでその妖刀の力を扱うことができます。
まとめ
今回は「妖刀」に関する情報をまとめました。これから少しずつ妖刀の詳細が明かされていくのが楽しみですね。それでは、また!