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プロ野球が始まり、メジャーも始まりました。
日本では阪神がまさかの大連敗でびっくり。
日ハムはようやく連勝してくれたか。
ソフトバンクは相変わらず強すぎる!
そしてメジャーリーグ。
やってくれましたよ、鈴木誠也選手。
まさかの二打席連続ホームランと来ましたか。
相手投手が弱いのか。
あるいは鈴木選手が怪物なのか。
僕が知りたい部分はホームランを狙える秘訣。
片鱗でもいいからコツがないか?
調べたところ……
鈴木誠也の簡単な生い立ち
https://twitter.com/MLBJapan/status/1514071775474163721
鈴木誠也選手の簡単な生い立ちから書きます。
1994年東京都出身。
小学校2年生から野球をやりはじめ、
高校在学中甲子園に出場できなかったものの、
148km/hのストレートを記録し、野球界からすでに目をつけられていた。
2012年のドラフト会議にて広島から2位で指名が入り、
今年ポスティング制度を使い、シカゴにあるカブスと契約を合意したのです。
メジャーへ渡ったきっかけや詳しい生い立ち、
年俸推移についてはこちらをお読みください。
鈴木誠也の打率が高い理由:切り替えの早さ及び
https://twitter.com/30R9gmaMUy3guDJ/status/1514004111649570816
鈴木選手、現時点で3割6分の打率を誇っています。
メジャー1号ホームランは3ランをとった。
異国の環境できちんと成績を残し、本当にすごいと思っています。
もちろん失敗だってしているのです。
鈴木選手が強い秘訣、まずは失敗後の対応にあったのです。
スポーツ報知によりますと、
日本時間15日のロッキーズ戦、走塁と守備でミスを出した。
「日々勉強。決して失敗だと思わない。プラスに捉えていい」
終わったことは反省してすぐさま切り替えるばかりか、
プラスと捉えて次の試合に活かす。
切り替えの早さこそ、試合で成果を出せた理由の一つでしょう。
失敗だけで捉えるのでなく、
小さな成功部分も見逃さない生き方が、大成功につながると。
スランプの克服法が役に立つ
画像元:https://news.yahoo.co.jp/
ここでアスリートウェブにて、
まだ広島にいたころのインタビューがありました。
1年目からレギュラー入りするんだ。
何度か壁にぶつかって「もういいかな。あきらめようかな」
投げやりな気持ちを抱くときもあった。
しかし「あきらめちゃだめだ」自分を奮い立たせ、
懸命に模索して、1年目で1軍に上がれた。
彼が感じた壁は「2軍の人たちも今すぐ1軍で活躍できるほど強い」こと、
「高校時代に抱いていた幻想や甘い印象が、いざ入ったら壊れた」こと。
試合及び慣れのほか、次の一つに感心した。
「イライラしたくても、無理やり抑え、我慢する」
プロ野球はスポーツであり、エンタメです。
高校野球にはなかった「お客様を楽しませる」要素が入ってくる。
イライラしていると、見ている人たちにも伝わってきます。
すると鈴木誠也というキャラがそっぽむかれる。
何より「いつまで子供でいるんだよ」みなされる。
(時々外国選手を見て思うのですよ、僕は)
スランプの克服として、日々の練習や気づき、違和感だけでなく、
一歩大人の階段を上る(精神的な成長)もあるのでしょうね。
メジャーでも広島時代のスランプ克服が、役に立っていると。
鈴木誠也の打率が高い理由2:スイングの美しさ
もう一つは物理的側面、バッティングフォームを見ていきましょう。
上記動画で鈴木選手のフォームを解説しています。
レベルスイングが長い
※レベルスイング:打者がバットをボールの軌道とほぼ並行で打つこと
レベルスイング解説動画を見たところ、やり方は結構簡単だった。
一方で細かな微調整を求めるため、奥が深い。
鈴木選手は微調整に力を入れているとみていい。
スポーツ報知によりますと、
「球は見えているし、ストライクとわかって見逃しているときもある。
自分が振れるゾーンがあるから、そこだけはしっかりしておきたい」
自分の強みを細かいところまでわかっているから、
後は向こうからチャンスが来たら、すぐさま反応するだけと。
ここにもっていくまでが、微調整の大変さですよね。
解説動画によりますと、股関節の動きも円滑で、
余分な力を落とさずにボールの速さを上げられる。
さらに回転軸も安定しているから、
力をバット以外の方向に落とさず、ほぼバットに込められる。
股関節の動きは物理で言う円運動の原理を上手く使っているとのこと。
ざっくり言いますと、内側に力をため込み、外へ一気に出す。
精神的な部分はもちろん、フォーム理論に基づいて勝負している。
何より相手の球がきちんと見えている。
得意で勝負し、不得意は捨てるか、見極めができている。
相手ピッチャーはどうやって鈴木選手をねじ伏せるのか。
どんな研究をするのか、楽しみだなと思いました。
これからもご活躍をお祈りします。鈴木選手。