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昨日の五輪サッカー、
Vsスペイン戦、とても悔しかった。
女子ボクシングや体操で日本選手が
金メダルをとった後だからこそ、
なおさら悔しいと感じた。
スペイン戦での感想は後にして、
五輪主力選手の一人に堂安律選手がおります。
お兄さんも元プロのサッカー選手で、
お兄さんの影響でサッカーを始めた。
中学入学前からすでに注目の的を浴び、
日本代表に選ばれるものの、
韓国との試合を通して、さらなる成長を遂げた。
日本代表になるとはどういう意味か。
自分が目指すサッカーは何か?
堂安律選手のうまさ、
彼の強みはどこにあるのか。
3位決定戦他に備え、
さらなる奥に探ってみました。
すると僕にとって強みと
思っていた箇所が
周りから見れば弱点として捉え、
ただただびっくり!
他人が見る堂安律選手のうまさ
画像元:https://www.instagram.com/doanritsu/
Twitterや知恵袋YouTube他、
堂安律選手のうまさについて語っています。
まずスレッドから。
堂安選手のうまさは遠慮しないシュートにあると述べていました。
特に海外フローニンゲン時代のシュートはバンバン放っていた。
一方代表選でのシュートは少し遠慮しがちなところがあり、
堂安選手の持ち味を活かせてない気がすると、ある人が語っていたのです。
今回の五輪、久保選手と堂や背う選手はプレースタイルが似ています。
シュートスタイルも似ており、もう一人がそこにいる状態です。
もう一人だからこそ、自分がシュートを放ちたいとき、
ラストパスする際、ここにいてくれたらありがたいなぁ~
という時、たいてい堂安or久保選手がいる。
自分のスタイルが似てるからこそ、思考も似てくると。
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続いて文春の記事によりますと、
スルーパスと左足シュートが抜群にうまい!
スルーパスのうまさは今回の五輪でも発揮されており、
敵DFが3人もついている状態で、
堂安選手はスルーパスを久保選手に送った。
スルーパスの先に久保選手がはっきりいるかどうかもわからないのに、
いる前提でパスした先に久保選手がいた。
これは本当にうまい!
今回のVSスペイン戦でも存分に発揮しておりました。
文春によりますと、いくら敵に囲まれようと、
わずかなスペースを見つける能力、
空間で物事を捉えているからこそ、
選手に対し、どの高さでパスを送れば届くか。
二つの計算力が優れていると。
堂安律=本田圭佑の後継者?
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文春はもちろん、堂安選手の強さについて語るスレッドにて、
しばしばレジェンドの名前が出ます。
本田圭佑選手。
本田選手の強さに関していろいろ調べたところ、
多くの人はこう述べています。
「日本代表の中で、それほどうまい選手ではない」
特に技術部分では本田選手も「大したことない」と認めているとのこと。
一方でボールのキープ力をはじめ、
一人でゴールを決めてしまうほどの勝負強さがあると。
勝負強さこそ本田選手の一番の魅力だと。
勝負強さは堂安選手にとって、ある違いとなって表れます。
視点を変えるとメリットにもなりますが……
堂安の弱点「空気を読みすぎて」
画像元:https://youtu.be/Byk7iP6sv-I
堂安選手のうまさを語るスレッドにて、気になる表現がありました。
堂安選手は空気を読む。
空気を読むからこそ、自分より上の選手に最後のボールを譲る。
空気を読んで、仲間にパスをつなげるのは悪くないけど、
もちろん大切だ。だが、エゴも突き出してほしい。
FWとして絶対に入れてやる!
もっとエゴを突き抜けて振舞えば、一皮むけるのに!
弱点というより堂安選手に期待を込めて、
もったいないなあとつぶやく声もありました。
僕は強みじゃないかと思ったのです。
ラストパスとして堂安選手がいいところに投げる。
選手が堂安選手のラストパスを頼っている。
それだけ周りを見る力とパス精度に優れているんじゃないかと。
選手の特徴を抑えれば、何が有利になる?
画像元:https://youtu.be/dZsJ_b2eRtM
堂安選手への弱点を書いているとき、あることに気づきました。
五輪だろうとW杯だろうと普段の試合ですら、
選手の特徴を押さえておけば、試合において有利に動きます。
例えば堂安選手が自分より強い選手に対し、
エゴを突き出す(シュート)のではなくパスを選ぶ。
なら相手チームはパスをふさぐために
今回なら久保選手の周りにいて、ラストパスを奪ったうえで、
カウンター攻撃を仕掛ければいい!
一つの戦略を練られてしまいますね。
自分で書いていて、気づかされました。
なるほど、試合前にその人の心理、性格を知ることは、
プレースタイルはもちろん、とっさの判断はもちろん、
生きるか死ぬかを選ぶうえでの選択に迫られたとき、
その選手がどんな対応をとるか?
確率でどっちをとりそうか判断できる
→判断予測したうえで、相手の希望をつぶす
真理を知るということはとっさの判断を知るにつながり、
逆転への鍵にも至るという流れなのですね。
ちなみにメキシコ戦でのPKは堂々とど真ん中に決めており、
頼る人がそばにいないと、とたんに強くなる!
弱いというよりはパターンといったほうがいいのかもしれません。
またスペイン戦でも場合によっては自分が直接、
シュートを放っておりました。
さらにVs南アフリカ戦では堂安選手がシュートに見せかけたパスを送り、
上手く南アGKを欺いていたのです(上記画像)。
衝撃! 上手いと役立つは違う
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最後に堂安選手の上手さについて考察したスレッドにて、
衝撃の一言があり、僕は震えました。
上手いと役に立つのは違うよ。
いくら技術や戦略、戦術がうまくても、
実際の試合で役に立たないなら、意味がない。
試合では肉体はもちろん精神、戦略そしてとっさの判断、
全てを総合判断したうえで、最適な選択をとれるか?
最適な選択をとれる選手はたとえ下手でも役に立つ。
堂安選手の弱点も試合全体において、
最適な選択をとっていると考えたら、
上手いor下手に関係なく、役に立つ選手なんだな。
自分の表現が横柄に感じるものの、思ってしまいました。
Vsスペイン戦感想
画像元:https://youtu.be/Byk7iP6sv-I
さて今回も堂安選手は主力として出たのですが、
途中で久保選手と一緒に交代させられましたね。
サッカーダイジェストwebというサイトで、
堂安+久保選手の途中交代について、とても不満を述べてました。
彼らは最後までいるべきだったと。
スペイン戦では基本、守備に回り、ほとんどとられなかった。
延長戦でやっと1点をとられるほど、鉄壁の守りだった。
もちろんスペインも鉄壁に守っており、
主力選手がチャンスを見つけても、すんでのところでかわされた。
スペインに勝てなかったのは残念ですが、
延長戦で1点を入れられるほどの高い守備力及び、
隙あらば点数を狙う姿勢がとてもいい。
パスが惜しいと思いましたね。
パスを与えるのと、受け取るのと。
次は3位をめぐってメキシコと戦います。
ここでの敗戦を引きずらないよう、頑張ってほしい。