画像元:https://www.instagram.com/rogerfederer/
今朝のツイッタートレンドにて、
テニスプレーヤーのロジャー・フェデラーさんが引退を発表しました。
僕はテニスにあまり詳しくありません。
大坂なおみ選手が今、不調であること、
ジョコビッチ選手がワクチン関係で抗議したこと。
死神が出たり時が止まったり戻ったり、
地球の理が大きく崩れたりすること(テニスの王子様)
くらいしかわかりません。
そこでロジャーフェデラー選手のすごさ、
そして伝説を残すに至った精神面や肉体面のテクニックなど、
改めて追いかけてみました。
ただただ脱帽ですね。
でもこれくらいならできそうな気もします。
ロジャー・フェデラーの生い立ち
【海外報道】フェデラー、引退を表明https://t.co/xQmT6v4sgt
男子テニスのロジャー・フェデラーが15日、来週のレーバー・カップを最後に引退する意向を表明した。 pic.twitter.com/HGvuaFQXHX
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 15, 2022
始めにロジャー・フェデラー選手の生い立ちを見ていきます。
1981年スイス生まれ。身長185cm、体重85kg、右利きです。
両親の影響で3歳からラケットを握りはじめた。
週末はほとんどテニスコートにて家族みんなでテニスに明け暮れていた。
8歳になり、お母さんがロジャー君をテニスクラブに入れた。
15歳で18歳以下のチャンピオンとなり、98年に世界一位。
99年にプロへと転向し、北京五輪男子ダブルスでは金メダルを、
4年後のロンドン五輪では銀メダルを勝ち取りました。
2012年ウィンブルドンを7連覇し、歴代最長1位在位記録したのです。
2013年ごろ、ケガ及び不調を通して引退をささやかれます。
なんとウィンブルドン選手権を含むたくさんの大会で優勝を収めた。
まるで大相撲の玉鷲関(最長記録樹立中、昨日横綱に勝利)ですね。
ウィンブルドン選手権では8連覇を取り、数多くの優勝をとったものの、
2021年にひざを故障して手術を行い、リハビリしたものの……
今年引退となりました。
デイリーによりますと、生涯年収は軽く5億円をこえているとのこと。
テニス一つでここまでのし上がったので、
一つの才能を育てることがどれだけ大変か、わかりますね。
素人でもわかるロジャー・フェデラーの強さ
— Roger Federer (@rogerfederer) September 15, 2022
まず僕はフェデラーがどれだけ強い人なのかわかりません。
もちろん成績を見たら「強い」はわかりますよ。
- どんなテクニックや技を使って相手を翻弄させたのか。
- フェデラーの癖や弱点もわかっているはずなのに、勝てなかった理由
十分に研究されながらも、研究データをぶち破る技あるいは根性で、
フェデラー選手はウィンブルドン選手権を8連覇した。
8連覇の片りんを知りたくて、色々調べました。
秘訣を語ったサイトやブログなどをまとめたところ……
僕は以下の3つを上げます。
正確で嫌なところにボールを放つ技術力
「どんなショットでも正確かつ嫌なところにあてる」
技術力の高さを上げています。
もう一つ、サーブもえぐいとのこと。
一試合当たりのサービスエースではフェデラー選手が一位をとっている。
※サービスエースとは。相手が返球できないサーブを放つこと。
サーブだけで点を取る状態を示す。
彼がすごいのは、テレビはもちろん全世界が見守る大会で、
緊張もせずに堂々とミリレベルのミスもなく、
「そこだ!」という場所にボールを打っている。
ショット一つにも
- 速さ
- 高さ
- 落ちる位置
多くのテニスプレーヤーが”そこまで”考えられないところを、
フェデラー選手は意識して考えているとのこと。
さらにアスリートは総じてメンタルも当日の試合に響きます。
面たるを管理したうえで、正確なショットを万々打っている。
簡単そうに見えるからこそすごいと、
第三者のテニスプレーヤーがほめておりました。
フェデラー選手のサーブも同じ位置から打っているものの、
球の位置がまっすぐか左右かはわからないうえ、
回転もかかっているかどうかもわからない。
堂々としているのに、相手選手も上手く返球できないところがすごい。
と語っているのです。
時間を考慮したフェデラーの試合運び
続いてフェデラー選手の試合運びを見ていきましょう。
たくさんの試合を行っているので、軽く要点をまとめる程度にします。
研究ブログなどの分析によりますと、
フェデラー選手はコートを余すことなく使っているし、
相手にも余すことなく使わせる(走らせて体力を奪う)。
ラリー一つをとっても、相手を無駄に走らせたうえで、
少し緩んだところをすかさず狙って点を取ります。
※もちろん一気に取る場合もあります。
次にボールにスピンをかけたり外したりして、
相手の時間やノリをずらし(奪い)、自分のノリを優位にさせるところです。
お互い人間であり、応援などを通して選手がノリノリな状態になります。
ノリノリになると、普段なら勝てない相手であろうと、
勢いで勝ってしまう場合もあるのです。
勢いをもたらすのが時間の使い方であり、時間はボールの速度によって生み出されます。
そこでボールの速度を統制し、相手のノリを奪ってしまう。
いやらしい戦略も強さの一つです。
スペイン紙で難しいことをいとも簡単にやってしまう羽生選手はフェデラーのように才能があり芸術的だとのこと。
ロジャーのテニスは戦略ショットどれを取っても芸術的で、ヨーロッパ記者の方にロジャーと同等と評価されるのは本当に本当に!凄いことなんです!!なんですよー!!
>RT— しば(シ・ヴァンセッタン) (@shibapple) December 20, 2015
そしてフェデラー選手は序盤で自分の主張(ボールをここばかり打つ)を行い、
「あ、フェデラーはこういう戦略でくるんだ」
相手に認知してもらい……重要な局面では次々予想外の場所にボールを投げて
「そんなバカな、今日のフェデラーはこういう戦略で来るのではなかったのか」
大事な局面では一切予想させない・できないボール運びが重要と、
インタビューにて彼は語っているのです。
※裏を返すと序盤や勝負をかけない場面では、
相手に十分予想してもらい、相手を油断させる。
変化及び不安に対応する環境適応力
今日までフェデラー選手が強い理由の一つとして、
環境や時代の流れに対応し、自分を変えてきたところにある!
分析しているサイトやニュースがありました。
例えば年齢や少々の衰えを基に、今まで使っていたラケットを変えた。
自分がガンガン走って点を取る姿勢から、相手を走らせて点を取る戦略に変えた。
ついに生きる伝説であるテニスのフェデラー選手が引退。彼のファンでした。彼の名言で好きなものを是非皆さんにシェアしたい。 pic.twitter.com/LrKhz7epKF
— ちんサロ君┃1周年感謝 (@tinsalo) September 15, 2022
スポーツ総合サイトDIGESTにてフェデラー選手は語っています。
「不安は必要、自分も試合時は緊張し、手も冷たくなる。
勝つことにメンタルを割くが、負けるのもテニスの一部。
きちんと向き合い、より強くなるために新しいイメージを創り上げる」
もう、なんと言ったらいいのか。
僕は考えているようで、ここまで細かく考えていないなとわかりました。
もちろん僕はテニスプレーヤーではありません。
とびぬけたプロはここまで、というよりこれも考えるのか。
僕たちも彼のようにとことん細かく考えるようになったら、
フェデラー選手なみの能力及び戦略眼をもてるのかな?
素人ながら考えているのです。
以上、フェデラー選手の能力や戦略について語りました。
フェデラー選手、お疲れ様です。