画像元:https://www.instagram.com/tbs_tokyo_v/
東京五輪、本当にアツい!
部屋でじっとテレビ中継を見てるのも暑いけど、
選手たちが次々勝利を収めていく光景は何よりも熱い!
柔道はもちろん、サーフィンに水泳と、
どんどん選手たちがメダルをとっていきます。
昨日のサッカーもまさかフランス相手に、
4点をとるとは思わなかった。
久保選手、すげえ!!
そして今回の大金星が卓球男女。
水谷隼選手と伊藤美誠選手による、
それまでストレート勝ちしてた中国を
はじめて破った事実にびっくり!
さて水谷選手。
実は今回の五輪卓球において
別の戦いを繰り広げており、
僕がこれを知ったとき、
水谷選手、ガチすげえ!
思わず勇気をもらいました。
水谷隼選手の簡単な生い立ち
画像元:https://www.instagram.com/tbs_tokyo_v/
はじめに水谷隼選手の簡単な生い立ちを書いていきます。
1989年静岡県生まれ。
これより11年後、同じ場所で男女混合の相方伊藤美誠選手が産まれました。
幼い頃から二人は幼馴染かつ仲間でもあった。
水谷選手のお父さんは卓球少年団の代表を務めており、
水谷選手は5歳からお父さんの元、卓球にのめりこみます。
ちなみに卓球以外のスポーツもそつなくこなしていたとのこと。
小学校2年生では卓球の全国大会で準優勝を飾ったのをきっかけに、
本格的な卓球の道へ入りました。
日本で卓球といえば福原愛選手。
彼女の母校である青森山田高校に通いながら腕を磨いた。
2005年(当時15歳)で世界卓球選手権の日本代表に選ばれた。
当時最年少で世界選手権に挑んだとのこと。
※後に張本智和選手が更新。試合、惜しかった……。
2008年に北京五輪へ出場(団体5位入賞)、
明治大学に通いながらも技術を磨き、12年に卒業。
同時期開催のロンドン五輪では4回戦で敗退、
ここから水谷選手にとって試練の時代が訪れます。
この試練が意外なものでした。
中国卓球の不正ラバー問題
画像元:https://rallys.online/
昨日、Twitterトレンドに「中国の不正ラバー問題」が上がっていました。
Yahooニュースによりますと、
ラバーに「ブースター」という補助剤を塗ると、反発力が高まる。
結果、ピンポンがますます早く飛ぶようになり、
球がよく弾むようになるとのこと。
公式では禁止しているものの、実質野放し状態だった。
明らかに補助剤を使ったという根拠がなければ、不正を摘発できないのです。
ラリーズというサイトのインタビューによりますと、
水谷選手はロンドン五輪後に不正問題について声を上げた。
しかし彼は4回戦で敗退しており、
「言い訳するな(負けた原因が不正にあるというのか? 違うね!)」
かえって叩かれてしまった。
水谷選手にとって、仲間がいない状態だった。
だからこそ彼は決めた。
「一人でも戦ってやる! 強くなってやる!!」
水谷選手が問題提起をしても、不正ラバーは当たり前のように使われるし、
卓球協会もこの問題を放置している。
そこで今回の五輪ではもう一つの戦いこと、
正当なラバーを用いて戦いに挑んだのです。
先日の卓球男女混合ペアでは二つの戦いが行われていました。
一つは金メダルを争う純粋な戦い。
もう一つは不正ラバーを使わなくても実力で勝てるという、
水谷選手個人と卓球業界全体における戦い。
結果、どちらも勝利を収めた。
不正ラバーを使わなくても優勝できるんだぞ!
一つの証明をしたのです。
昨日のヤフーニュースで流れたからこそ、超熱かった!
中国にとっての卓球と日本への怒り
https://twitter.com/Mizutani__Jun/status/1164481417042169856
話を水谷選手でなく中国の卓球について語ります。
男女混合ペアで中国が負けた。
試合後、男女混交ペアを中国マスコミはもちろん、
中国の視聴者までもが戦犯扱いした。
マスゴミの「なんでお前ら負けたん?」
責め立てるような口調には腹が立ちました。
決勝では本来禁止されているルール、試合中の応援も行っていた。
日本が勝利を収めたので、こちらについては問われないでしょう。
いくつかの不正を行ってでも、絶対に勝利を収める姿は、まさに命がけ。
もちろん彼らは実力を持ったうえで不正も武器としてやっている。
水谷・伊藤ペアが挑んだ相手はまさに、
不利を前提で勝利に挑んだという、漫画だと胸熱な展開を行いました。
試合に負けた中国側(視聴者)の怒りは収まらず、
一つ目に伊藤選手のインスタに対し、罵詈雑言を放った。
もちろん水谷選手のツイッターにも、〇ねなどの罵詈雑言が飛んできた。
すると台湾及び香港の視聴者が中国人視聴者に対して批判、
場外乱闘が始まったのです。
また中国側のSNSでは「日本選手の不正」を指摘する声もありましたが、
後でいろいろ調べると、中国独自の卓球ルールでは違法でも、
五輪ルールでは違法でなかったとのこと。
中国にとって卓球とは神聖不可侵な領域であり、
聖なる場を汚した日本側が憎いんだなと、僕は感じたのです。
水谷選手のもう一つの不利:視力
画像元:https://www.amazon.co.jp/
日刊スポーツに水谷選手の記事がありました。
水谷選手は視力が悪く、レーシック手術を受けていました。
手術を受けた結果、球が見えにくくなったとのこと。
眼鏡やコンタクトな度、ありとあらゆる状況を試したが、
ボールを見るのに一苦労すると語っていたのです。
水谷選手にとって不利な状況がもう一つ加わったのです。
それでも勝利を収めたのだからすごい。
画像元:https://twitter.com/gorinjp
思えばドイツ(準々決勝)との試合で、最初は負けていたのに逆転し始めた。
どちらが勝ってもおかしくない状況で、水谷伊藤コンビは勝利した。
ここで二組は大きな自信を持った。
「最後まで粘り強く、あきらめないで食いつけば、
必ず勝利への道は開かれる(針の穴ほどであっても!)」
いくつか重なった不利をバネにして優勝をもぎ取るの。
メチャクチャ熱い展開ですよね!
おめでとうございます!!