画像元:https://lee.hpplus.jp/
先日のNHK朝ドラ、
カムカムエブリバディで、
深津絵里さんがトレンド入りしました。
かわいい。まさか10代の役をやるなんて……
来週から10代の深津さんを見られるとのこと。
気になったのが彼女の演技。
どういう気持ち、生い立ちがあって、
かわいさを引き出せるのか?
調べていくうちに、震えました。
役は人を救うんだと。
深津絵里の簡単な生い立ち
画像元:https://youtu.be/WW5UHlQ_O2E
始めに深津絵里さんの簡単な生い立ちを書きます。
1973年大分県生まれの2021年時点で48歳。
86年に原宿で行われたグランプリで優勝をとり、
13歳で芸能界デビューを飾りました。
中学で芸能界に入り、芸能人の名門こと堀越高校へ入るのです。
最初は本名の深津絵里でなく、水原里絵や高原里絵など、
いくつか名義を分けて女優、アイドル、歌手活動を行っていた。
彼女を一躍有名にさせたドラマが「踊る大捜査線」、
僕も彼女を初めて知ったドラマが(上記画像)です。
といっても僕の記憶は青島の名言をはじめ、
体でぶつかって操作していく青島の姿と室井さんの葛藤、
紅一点の深津絵里さん(性格は厳しい)。
懐かしいなあ……と、深津絵里さんに話を戻します。
2010年には日本アカデミー賞で主演と助演のダブル受賞をとり、
そして今年のカムカムエブリバディではヒロインの一人として、
いい仕事をなさっているのです。
カムカムエブリバディで魅せるかわいい深津絵里
【#カムカム ☀️次週予告です】
第7週、ご覧いただきありがとうございました。
来週のストーリーが気になるかたはこちらをどうぞ!「見たくないよー!」というかたは、そっと通過してくださいね!#上白石萌音 #深津絵里 #オダギリジョー #次週予告 #朝ドラ #カムカムエヴリバディ pic.twitter.com/sHuI9kRuRp
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) December 17, 2021
一部では「劣化した」とささやかれている深津さん。
確かに40台を超えて、ふさわしい演技や役柄をこなしていると、
一部から「劣化した」言われても仕方ないでしょう。
人間、誰だって年を取りますもの。
だからこそ若い頃にはない魅力が出てくるのですし。
その一つが役柄上、18歳になった雉真るいを演じています。
顔のみを見たら、さすがに18では通じないなと思いますよ。
現時点で10代のるいちゃんについて上がっている動画はNHK公式ツイートのみ。
動き方、振舞い、振り向き一つからも、
40代には全く見えない「女の子」がいますね。
顔だけを見たら「きついわあ……」だけど、
言動まで見たら「ああ、もうかわいいなあ」と印象をがらりと変える。
これぞ演技の凄さだと僕は思うのです。
実力で黙らせるというべきでしょうか。
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そうそう、ちょっと話を横道にそらします。
当初は敵役だったYOUさん演じる美都里おばさん。
最初は怖かったし時に憎いなと思ったところもあったけど、
話が進むにつれてだんだん彼女の心も変わり、
最後はきちんと和解し、息を引き取りました。
YOUさんを選んだスタッフは本当によくやった。
よくぞ彼女を選んでくれたと心から思うのです。
当初のYOUさんについてはこちらをお読みください。
仕事激減?空白の時代があった?
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深津絵里さんの経歴をいろいろ調べていた時、
90年にドラマデビューをしたのち、2011年までドラマに出ていました。
しかし12年から19年真でテレビドラマにはほとんど出ず、
映画にはちょくちょく出ている程度だけだった。
舞台も映画やテレビに比べると本数は少ないけど、お仕事はあった。
一部では「仕事激減し、干された」というのです。
色々調べたところ、自分から仕事を抑えて、
プライベートな時間を増やしているとのこと。
ドラマや映画の仕事は基本、拘束時間が長い。
するとプライベートをとれず、空虚な心となり、
「自分は何のために役者をやっているのか?」
2012年当時、深津さんは39歳。
40代に差し掛かるからこそ、今後をじっくり考えたのでしょう。
仕事をセーブしてたどり着いた「役者の境地」
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セーブした時期も含め、彼女の演技論、仕事論が気になりました。
Leeのインタビューによりますと、
深津さんは自身を「未来がどうなるか全くわからない、先が見えない」
物ほど興味を惹かれるタイプと述べています。
別のインタビュー(Lmaga.jp)では、
何が起きるかわからないうえに、何かに縛られない作品――
予定調和をぶっ壊してくれる監督や演出家の作品ほど、
心から熱が出るし、なんとしてでも出たいと語っているのです。
今回、カムカムエブリバディの役をプロデューサーからのお手紙を通し、
オーディションもなく直接役をもらった。
ここで深津さんは述べています。
「物語に私という存在が必要といってくれた。
自分にも役割があるんだなと、年齢を重ねるとともに実感している」
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役割について、重要な言葉があるのです。
深津さんがカムカムエブリバディに出ると分かったとき、
周りから次のメッセージをいただいた。
「放送されるまで、終わるまで絶対生きなければ」
例えば自分の夢の舞台が現実に行われる!
現実に行われるからこそ、きついことがあっても死んでられない。
何が何でも生きてやる!
生きるに対する執念を抱き、自分の心を燃やします。
それがなかったら、さらに死へ近づいていたかもしれない。
その意味で深津さんは周りの命を救ったといえるのです。
役を通して人を救う。
彼女がたどり着いた境地の一つと、僕は考えています。