今回は「カグラバチ」57話の最新ネタバレ速報についてまとめます。
毘灼による慚箱襲撃計画では、仙沓寺に全戦力が投入され、神奈備側は非常に厳しい状況に追い込まれています。
その中で、座村は次々と敵を斬り倒し奮闘していますが、いくら倒しても敵は次から次へと現れ、押し込まれている様子です。
今後の展開が気になるところですが、座村が再び戻り、戦闘に挑むこととなります。
この記事では、「カグラバチ」57話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
座村は飛宗を手にして窮地を脱す
慚箱「仙沓寺」では、座村が妖刀「飛宗」を手にして敵の妖術師たちを一瞬で斬り捨て、仲間の”巻墨”とともに窮地を脱しました。これにより、状況は一転します。
劇場では、昼彦がチヒロに追い詰められながらも、奪われた「飛宗」に気づき、悔しげに「くそ」とだけつぶやきます。
一方、その場から離脱した妖術師”毘灼”は、松を操り、”毘灼”特有の炎を用いた移動術で姿を消しました。
そして、この劇的な逆転劇の背後には、伯理が命懸けで行った”転送”の存在がありました。さらに伯理は、「酌揺」をも転送しようと試みますが、すでに限界を超えていました。
戦いが終わったのに不穏な座村
慚箱の守護者たちは、座村や漆羽を守るため命をかけて戦いました。その中で、不浦涼は8歳年下の妹を残し、戦いの末に落命してしまいます。
“巻墨”の女性妖術師は、不浦の死が「無駄ではない」と語り、妖刀の契約者をめぐる戦いに「区切りがついた」と締めくくります。
しかし、座村は一瞬決意を固めたかのような表情を見せた後、不穏に「残念だが・・・ここからだ」とつぶやくのでした。
守るべき英雄とは
場所は劇場、チヒロと昼彦のサイドです。
チヒロは「契約者は誰一人死なせないぞ」と決意を語りますが、昼彦は「青い」との幽(ゆら)の評を引用して冷静に応じます。
さらに昼彦は日本の「学校」が教える“英雄”について話を始めました。
それは、剣聖が5人の剣士を率い、「妖刀」を使って日本を救ったとされる物語です。チヒロもまた、父・六平国重からその史実を教えられていました。
しかし、チヒロは「楽座市」で妖刀真打「勾罪」が持つ悍(おぞ)ましい力の一端を目撃していました。
その力は、振るった漣京羅だけでなく、周囲の人々にも無差別に暴力的な影響を及ぼすものでした。その経験から、点と点がつながり、チヒロは次第に「剣聖」は「守るべき英雄ではない」との可能性にたどり着きます。
昼彦が「酌揺」の能力を使える事実が表すものたは
チヒロが混乱している最中、昼彦は「座村が3年前に幽と協定を結んでいた」という衝撃の事実を明かしました。しかし、その言葉はチヒロには届いていない様子でした。そこで昼彦は、座村がかつて発した「契約者こそ死ぬべき」という言葉を引用します。
次の瞬間、昼彦は妖刀「酌揺」を妖術で運び込み、驚くべきことにその能力を発動させます。その力が表していたのは、漆羽洋児の死という衝撃的な事態でした。