【カグラバチ】漆羽洋児の概要
漆羽 洋児(うるは ようじ)は、斉廷戦争で妖刀「酌揺(くめゆり)」を振るった契約者です。
彼は国重を心から敬愛し、その信頼を得て「酌揺」を託された瞬間を人生の最高潮と感じています。
漆羽は国重のために戦ったことを最も誇らしいと考えています。
しかし、国重が毘灼に殺害されてからの3年間、彼は国獄温泉(こくごくおんせん)という慚箱(さんそう)に保護されていました。
その間、漆羽は国重の死を受け入れることができず、生きる気力も失っていました。
普段は常識的な言動を取る彼ですが、初めてチヒロと出会った際には、その目が国重に似ていると認識し、即座に取り乱しました。
彼の剣術の技量は極めて高く、妖刀を使わずとも4人の妖術師を瞬時に斬り伏せることができるほどです。
外見
漆羽は黒い髪を束ね、目の両端に紅を引くという、歌舞伎役者のような特徴的な化粧をしています。
年齢
年齢等の情報は不明ですが18~20歳で戦争に参加したとして36~38歳
かなり若々しい見た目だと言えます
性格
変装を試みる際には三度笠と外套を身に着けるなど、かえって目立ってしまうという天然な一面も持ち合わせています。
【カグラバチ】漆羽洋児の妖刀「酌揺(くめゆり)」の能力
漆羽 洋児の能力については、一切不明です。妖刀「酌揺(くめゆり)」は六工の一振りであり、18年前の斉廷戦争時に国重から信頼されて漆羽に託されました。しかし、戦争が終結した後、国重から「酌揺」を返上して欲しいとの要請があり、漆羽はそれに応じています。
3年前、六平家が襲撃された際に国重が死亡し、その際、他の六工の妖刀と共に「酌揺」も毘灼に奪われました。「酌揺」は現在も毘灼の手にあります。
【カグラバチ】漆羽洋児の強さ
「漆羽 洋児」の実力がどの程度かはまだ明らかではありません。しかし、彼が妖刀を使わずとも、普通の刀で4人の妖術師を相手にし、彼らが妖術を使う前に全員を斬り伏せたことから、その剣術の腕前が妖刀の契約者にふさわしいものであることは確かです。