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今週金曜日の徹子の部屋にて、
俳優の橋爪功さんが出ます。
橋爪さんといえば京都迷宮案内など、
現在も名わき役や主役などをこなしています。
徹子の部屋では橋爪功さんと同業者で、
今年お亡くなりになられた八千草薫さんについて
いろいろ語るとのこと。
お二人とも役者なので共演やつながりなど、
調べているうちに……
演技力に関して面白いことがわかりました。
八千草薫の簡単な生い立ち
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八千草薫さんを語る前に生い立ちから死までを書きます。
八千草薫さんは本名を谷口瞳(ひとみ)といいます。
愛称が八千草でも薫でもなくヒトミちゃんとのこと。
1931年に大阪で生まれ今年2019年10月にすい臓がんのため、
88歳でこの世を去りました。
橋爪功さんにとって10歳年上の先輩役者です。
1941年(橋爪さんが生まれた年)に第二次大戦がはじまり、
10歳から15歳までを戦時下の日本で生きていました。
また空襲の際、お家に爆弾が落とされたとのこと。
辛い経験を通して反対側の華やかな世界に憧れを抱いたのです。
戦後すぐ宝塚に入り、57年(当時26歳)で退団します。
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宝塚に在籍中、東宝映画にもよく出演し、
「お嫁さんにしたい女優ランキング」で何度か首位をとっていたのです。
八千草さんの演技にほれ込んだ人間の一人が橋爪功さん。
とても魅力的で深く印象に残ったとのこと。
ちなみに橋爪さんも純粋な演技を追求した結果、
後に有名となるある役者の人生を変えます。
影響を受けた役者がなんと、こちらの男性。
同時に19歳も年の離れた映画監督、谷口千吉(年上)さんと結婚し、
舞台役者、テレビドラマの女優、声優などと活躍したのです。
ちなみに八千草さんはお子さんがおりません。
僕が八千草薫さんをはじめて知った作品はNHKでやっていた名探偵ポワロですね。
このアニメ、里見浩太朗さんや草笛光子さんや松方弘樹といった
有名な役者が出ており、芸能ニュースでよく話題に上がっていました。
※ ポワロのアニメは見ておりません。
八千草さんがお亡くなりになる直前まで、ドラマのオファーをいただいていたとのこと。
仕事に支障をきたすほどの体調になっても、オファーが来るとは……
本当に魅力あふれる女優ですね。
橋爪功との共演作品は?
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橋爪功さんと八千草薫さんは現在テレビ朝日で放送中のドラマ、
「やすらぎの刻」でつながっていました。
やすらぎの刻は老人ホームを舞台にした、
入居者(老人)たちとのいざこざや深い話などを語る内容です。
現在放送中のやすらぎの刻~道は主人公が書いた脚本をもとに、
架空の農家で起きた出来事を書いている物語です。
八千草さん演じる九条摂子さんはまんま八千草さんの人生そのもので、
舞台女優で品のある入居者という役でした。
ツイッターを見るとかなりの癒されかつ愛されキャラであり、
役としてはすでにお亡くなりになったとのこと。
(この時、八千草さんはまだ生きている)
一方橋爪さんは「やすらぎの刻~道」という、
「やすらぎの刻」の続編で主人公を演じているのです。
病気さえなければ橋爪さん演じる旦那の妻として、八千草薫さんが出る予定でした。
今週の徹子の部屋で橋爪さんが八千草さんについて、
どんな逸話を語ってくれるか楽しみです。
八千草薫と橋爪功の演技力にある気品さとは
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めざましプライムのインタビューに、八千草薫さんが演技について述べていました。
「自分は理屈で考える人間でない。正直な気持ちで挑む。
本番に入る前は自分に言い聞かせている。"素直な気持ちになりなさい"」
やすらぎの刻で八千草さんと共演した石坂さんは
「彼女と一緒に演じると心が安らぐ」とのこと。
「素直な気持ちになりなさい」と自己暗示をしながら演技に挑むため、
共演者及び視聴者から見ると品があり、落ち着くし、
ときにかわいい(年上でも)と思われるのです。
知恵袋を調べたところ、八千草さんの演技は同性も惚れるほど品がある。
男性から見れば八千草さんは初々しさがあり、賢い雰囲気を漂わせている。
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一方で橋爪さんは演技について、人に教えられるものじゃないから盗んでいきなさい。
若手役者にアドバイスを送る一方で、僕はここが深いと思いました。
芝居は役者だけでなく監督や演出家ほか、様々な人々の想いが募る理想の場所であり、
理想を貫く人々を忘れてはならないと述べています。
要は自分だけしか考えないと一人よがりなうえに、
周りの空気をぶち壊し、芝居として成り立たないよと。
周りをきちんと考えたうえで自分の立場をわきまえ、
うまい役者からは技術や精神などを真似し、
自分の技術にしていきなさいよということですね。
また橋爪さんの演技を爆笑問題の太田光さんが述べていました。
橋爪さんの演技は現実感にあふれ、演技と感じさせない。
「あ、こいついるいる」と普通に受け入れられるのが、
橋爪功の凄さだと述べていたのです。
八千草さんの言う素直さが表れているのですね。
橋爪さんも役に挑むときは「素直になれ」と暗示をかけているのでしょうか?
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お二人の生き方及び知名度が上がるまでの流れは違います。
八千草さんは宝塚でみっちりと演技及び品を鍛え、
かつ若い頃から宝塚以外の仕事もこなしていた。
橋爪さんは10年間の下積み(役者以外のスタッフとしての仕事を含む)を通し、
様々な役を通して視野を広げた。
お互い違う"生き方"だからこそ演技におけるコツに差が出るものの、
同じ場(ドラマ)で共演しようとしていた。
演技の場も平等ですね。
もし八千草さんががんに侵されていなければ、
今頃どんな演技や評価をいただいていたのでしょう。
改めて八千草さんのご冥福をお祈りいたします。
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