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本日放送のヒルナンデスに
お笑い人気芸人の納言が出ます.
納言は男女コンビで
元ヤンキーで破天荒な生活を送りながら、
憧れの人の前ではひたすらデレまくる
薄幸(ビートたけし命名)さん。
オードリーに憧れて芸人を目指し、
紆余曲折を経て薄幸さんと組んだ結果、
とても存在感の薄くなった
チェリーボーイの安部紀克さん。
今回は二人の本業、
漫才とコントのネタ作りにおける
秘訣を探っていきます。
早速面白い展開に笑ってしまいました。
そして安部さんの役割のすごさに驚いたのです。
お笑い芸人納言の結成秘話
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お笑い芸人納言はいかにして生まれたのか?
薄幸さんは前に組んでいたお笑いコンビ「朝一番」を解散した後、
ピン芸人として活動しておりました。
一方安部さんは「すとろんぐカラ~」というコンビを組んでおりましたが、
2016年11月に解散してしまったのです。
お互いが前のコンビを組んでいた時から、
安部さんは薄幸さんのツッコミを面白いと評価していたとのこと。
安部さんが三本のネタを薄幸さんに持ち込み、
ラインを使ってどんどんメッセージを送ったとのです。
薄幸さんは「気持ち悪い男だ」思いながらも、
「断ったらやばそう」考え、コンビ結成したのです。
納言の由来が意外過ぎた
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納言の由来を調べたところ、二人で東京新宿を歩いていた時、
「納言」という看板の飲み屋を発見したとのこと。
「かっこいいじゃん」
二人にとって「●●」納言にしようといろいろ考えたものの、
最終的に●●を外して「納言」に決まったのです。
どちらかが古典文学を愛して納言にしたと思ったら、
意外なところから納言という名前がついてびっくり。
納言のネタ作りの秘訣と作成法
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インタビューによりますと、初めは安部さんがネタを書いていたとのこと。
薄幸さんが「私も書く」といってネタを創っていったところ、
徐々に安部さんが書かなくなっていき、現在はすべて薄幸さんがになっているのです。
背後事情はこちらでも語っております。
「彼のネタは私(薄幸)がわーっと騒ぐだけ。
ボケとツッコミのバランスやタイミングをつかめず、
どこが面白いか、読んでいてピンとこなかった」
薄幸さんはかなり酷評しておりました。
現在ネタを作るときは漫画喫茶に向かい8時間コースを選択、
ノートとペンを持って2時間ほどネタ作りに集中しながら、
時々動物の癒し動画を見て、また作り込む。
とにかく自分を追い込んでいく姿勢がネタ作りの秘訣と述べています。
薄幸さんにとって、ただぼーっとしてる日々が1番怖いとのこと。
自分を追い込んでいかないと、とことんさぼってしまう。
結果、すぐこの業界から外されてしまうと。
ネタ作りにおける安部の超重要役割
相方ん家で撮影。
何この家?これがオシャレなの?おかしくない?実はすっごい女の子連れ込んでない? pic.twitter.com/LBIl8ikqK3— 納言 すすきみゆき (@nagonmiyuki) March 8, 2021
一方安部さんは何をしているのか?
インタビューによりますと安部さんの役割は3つ。
- 相談役
- 毒をやわらげる存在
- 癒し
薄幸さんのヤサグレネタが生まれたきっかけとして、
夜に街を歩いているとき、よくスカウトを受けていました。
「これ、ネタになるかな?」すぐさま相方の安部さんに相談し、
彼からOKをもらったらすぐ薄幸さんはネタ作りに入るのです。
毒をやわらげる役割について、薄幸さんは述べています。
ピン芸人で活動していると、あまりにも濃すぎる部分のみが出てしまい、
へたをしたら炎上になってしまう恐れもある。
安部さんが適切なアドバイスを送るからこそ、
炎上に行かせず笑いにもっていかせることができると。
薄幸さんのセリフについてツッコミも入れつつ、
薄幸さんに悪い印象を与えないよう、優しくカバーしているのです。
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そして癒しとしての安部さん。
薄幸さん安倍さんはともに某バラエティ番組の収録で、
全くしゃべることができず、存在感すら出せなかった。
死にたくなるほどへこみ、楽屋に戻ったところ……
安倍さんは何事もなくシャケ弁当を食べており、
「なんでこんな状態なのに、お前は食欲があるんだ(滝汗)」
薄幸さんは怒ったのですが、安倍さんは覚悟していたのです。
「こんなもんだよな。だったらシャケ弁当をきっちり食べよう」
結果、薄幸さんもだんだん落ち着きを取り戻したとのこと。
納言の一番の強みは安部さんにあると思います。
数々の大ピンチがきて薄幸さんは「もう無理かも」思っても、
相方安部さんは「ま、こんな日だってあるさ」軽くとらえ、
今自分ができること、したいことをやる。
なかなか図太い神経でないと、共に落ち込むだけです。
ちなみに納言のラジオによると、ある企画で断食ドッキリをやられた際、
さすがに気分が悪くて安部さんも薄幸さんに怒ったとのこと。
安部さんが仮に結婚するとしたら、奥さまはしっかり者で先を見据えるけど、
すぐ落ち込み憂鬱な気分になりそうな人かなと思いました。
例えるなら安部さんは憂鬱を吹き飛ばしてくれる神様です。
日本とかギリシャ神話にこんなのいた気がするけど、思い出せません。
納言のネタを見た結果
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最後にお笑い芸人納言の漫才動画をいくつか見ました。
圧倒的に薄幸さんの存在が大きい。
だから安部さんはいらない……でなくむしろいります。
9割は薄幸さんのボケツッコミで笑いますが、
最後の1割を安部さんがツッコむかボケを繰り出すかで、大きな笑いに変わってしまうのです。
薄幸さんの「ああ、新宿の女はうんたらかんたら~」例えているとき、
観客席からツッコミが入った後に安部さんもやんわりツッコミを行い、
「観客に先越されとるやん」と腹を抱えて笑いました。
むしろ動画を見ている僕ですらツッコミたくなる。
いい意味で観客を巻き込んでいます。
安部さんは黒子であるけど、いなければ大きな笑いにはなりません。
薄幸さん一人でも笑いをとれるのですが、大きな笑いにはならない。
偏っているけど、すごく重要な部分を安部さんがもっているんだな。
見ていて愛を感じました。