画像元:https://www.instagram.com/dachoclub_official/
明日のアメトークに
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが、
若手芸人から還暦を祝ってもらいます。
そうそう、昨日入ったニュースで
雨上がり決死隊が解散するとのこと。
なぜロンブーのようにいかなかったのか?
宮迫さんは亮さんと違って、
スタッフから嫌われていたのかなあ?
調べていないのでよくわかりません。
それは置いとき、
今回はダチョウ倶楽部のネタ作り、
本業であるお笑いの秘訣を探りました。
ダチョウ倶楽部にとってお笑いは
あってないように思いますが、
だからすごいんじゃないかと。
ダチョウ倶楽部結成秘話
画像元:https://youtu.be/SvkhGh05Vzg
はじめにダチョウ倶楽部結成秘話について語ります。
元々役者を目指し、養成所に通っていた3人。
渡辺正行さんの一声で三人が集まります。
肥後さんのインタビューによりますと、
もともとダチョウ倶楽部は10人から成り立つ集団だった。
さらにダチョウ倶楽部にもう一人入る予定でした。
現在電撃ネットワークで活躍中の南部虎弾さん。
画像元:https://twitter.com/nanbutorata
南部さんは初代リーダーだったけど、
お笑いの方向性についてメンバー内で対立があり、抜けた。
電撃ネットワークはボケやツッコミはなく、
とんでもないことに体を使って挑み、笑いをとる集団です。
昔、僕もめちゃイケで電撃ネットワークのネタを見ていまいたが、
よく死なないでネタに昇華できるものだと感心しました。
話をダチョウ倶楽部結成に戻します。
南部さんが抜けて3人になった後、背が高いことから肥後さんがリーダーになった。
ダチョウ倶楽部は上島竜兵さんが一番年上です。
ダチョウ倶楽部の由来
画像元:https://www.city.kushiro.lg.jp/
リップクリームの販促イベントに出演したダチョウ倶楽部。
ダチョウ倶楽部の由来を聞かれたところ……
当時売れている人たちが
- とんねるず
- タモリ
- ビートたけし
みんな頭文字が「T」でつながっていた。
だから「D(Tに濁点をつける)」にしよう。
Dでいろいろ検討した結果、ダチョウがあった。
もう一つ、当時売れていたアイドルがおニャン子クラブ。
おニャン子人気にあやかって「クラブ」を漢字でつけた。
計算してつけたトリオ名なんですね。
ダチョウ倶楽部ネタ作りの秘訣
画像元:https://youtu.be/AygSi0tSmEg
ダチョウ倶楽部のネタ作りについて調べたところ、
基本三人で話し合いながらネタを作り、
リーダー肥後さんが最後はまとめて構成に入っているとのこと。
日刊大衆のインタビューによりますと、
先輩である渡辺正行さん所属、コント赤信号のやり方を見ていた。
それこそ深夜のけいこも寝袋一つ持って、常に赤信号のやり方を観察していた。
赤信号のネタ作りは基本、作っては壊すを繰り返していた。
新しいネタを作ったらそのまま維持するのでなく、
あるところでぶっ壊して、新しく作り直すと。
悔し涙を流す肥後、その意外な理由
画像元:https://youtu.be/flkF5JfEPGU
ここで一つ、僕にとって驚きのニュースがありました。
さまぁ~ずのラジオに上島さんがゲストで現れたとき、
上島さんがダチョウ倶楽部のネタ作り裏話について語っていた時のこと。
正月に行われる爆笑ヒットパレードにて、
ダチョウ倶楽部は新しいネタを引っさげてやったが、
今までのネタを正月に変えるだけの焼き直しだった。
一方、後輩芸人は全く新しいネタで勝負に挑んだ。
収録終わり、肥後さんが悔しくて泣いた。
後輩に負けたことが。
といってもお笑いやレースに負けたという意味ではありません。
自分たちは既存のネタを変えただけに過ぎないが、
後輩たちは全く新しいネタに挑んでいると。
全く新しいネタで挑まなかった自分たちが悔しい。
(=笑わなかったらどうしよう、といった目先の恐怖心に負けた自分が悔しい)
見ている側からすると、わからないことも、
やっている側からすると一発で気づくことってありますよね。
肥後さんはひょうきんな人と思っていたからこそ、
「次こそは己に負けない」と決める姿に新鮮さを感じたのです。
ダチョウ倶楽部の笑い芸
画像元:https://youtu.be/XdnAwqe5TC8
ダチョウ倶楽部がコントをやっている……。
実は僕、知らなかった。
そこで動画をあさったところ、ありました。
上島さんがツッコミで寺門さんと肥後さんがぼけ役。
寺門さんは展開次第でボケに回ったりツッコミに回ったりと、
二人のボケとツッコミを担う橋渡し役です。
いくつか動画を見ますと、寺門さんのツッコミで、
上島さんがボケを繰り出しても、あまり笑いがおこらない。
しかし肥後さんがボケをやって上島さんが突っ込むと、
とたんに笑いがおこってしまう。
寺門さんの行動は大きな笑いを呼ぶ伏線として機能しているんだな。
画像元:https://youtu.be/XdnAwqe5TC8
もう一つ、ダチョウ倶楽部といえばその場のノリかつ、
周りの芸人を仲間に引き入れて笑わせるやり方です。
といっても、いつも上島竜兵さんが不幸な目にあってしまいますが。
上島さんが笑いをとるために体をはる姿勢、
そして上島さんに期待を持たせる肥後さん寺門さんらのタイミング、
今見ると「見事だ」としか思いません。
例えば「どうぞどうぞ」ネタをとっても、
肥後さん寺門さんをはじめ、周りの芸人たちが、
本当はやりたくないことに手を上げる。
その間、上島さんは黙って手を上げるタイミングを見ている。
盛り上がったときに上島さんが怒り口調で「俺がやる」と言い出す。
「どうぞどうぞ」
その後、上島さんが青ざめた表情を浮かべる。
上島さんの青ざめた表情がまた笑いを誘うのです。
むやみやたらに喜ぶのでなく、
「あ、やっちまった」
きちんと演じるところがいいというか。