北京五輪で高梨沙羅が弱いのはメイクのせい?



画像元:https://twitter.com/asahicom

かわいそうだった。

せっかくいい滑りをしたのに、
その後失格だなんて……

さすがに怒りを覚えました。

現在北京五輪が開かれ、
スキージャンプに出場中の高梨沙羅選手。

なんとすごくいい滑りであったのに、
抜き打ち検査で違反が発覚し、
そのまま失格となってしまったのです。

僕が怒った対象はもちろん高梨沙羅選手ではありません。

話は後で書くとして、
僕にとって高梨沙羅選手といえば、
五輪以外だと強いけど、五輪だとなぜか弱くなる。

ファン及び本人に大変失礼な印象を抱いています。

今回、高梨沙羅選手を調べたところ……
え? メイクしたから負けたの?

それに今回の失格……

※うなだれる高梨選手の右隣にいるのは、
優勝したスロベニアのニカ・クリジュナル選手。

 

高梨沙羅の簡単な生い立ち

高梨沙羅選手の簡単な生い立ちを書きます。
1996年北海道出身。

五輪公式サイトのインタビューによりますと、
8歳からスキーをはじめ、中学二年生で初めて海外遠征した。

上記動画にあるインタビューによりますと、
最初、自分はあまりにもへたくそだった。

先輩方のジャンプを見て、
「私もこういうジャンプができる選手になりたい!」

及び記録よりも
「自分にとって理想かつ最高の形で飛びたい」
気持ちが原動力となり、幾度の挫折を乗り越えた。

旭川にあるインターナショナル高校を出たのち、
日本体育大学へ通った(18年卒業)。

インタビューによりますと、
インタナショナルスクールは何ヶ月か集中して勉強すれば、
卒業できるから選んだとのこと。

日本だと出席日数という問題がありますね。

 

高梨沙羅にとって練習の本質が奥深い

アスリートパスウェイのインタビューによりますと、
練習に失敗はつきもの。

失敗は必ず原因があり、徹底的に分析し、
次の練習までに失敗回避策を講じたうえで挑む姿勢こそ、
訓練の狙いがあると述べています。

失敗時はジャンプ姿勢はもちろん、その日の天候、その時の気持ち、
前後に起きたプライベートな出来事など、細かすぎるデータも集めていく。

僕にとって学びとなりました。
一方インタビューでこうも述べています。

 

高梨沙羅にとってメイクとは何か?

画像元:https://www.instagram.com/sara.takanashi/

先日、高梨沙羅さんのメイクが批判されていました。

リアルスポーツによりますと、
「メイクに現を抜かす暇があるなら練習しろや」
「チャラチャラしてるから負けるんだよ」

などなど批判があったとのこと。
僕は批判してるやつらの心境がわかりません。

優勝できなかったから、今回の五輪でもメダルを残せなかったから、
その原因は化粧と勝手に位置付けている。

あるいは高梨選手が美人でかわいいから、やっかみでいちゃもんをつけている。

五輪は多くの人がテレビを通してみています。
テレビを見るということは広告(スポンサー)もかかわっています。

目立つ人がいるだけで売上にも左右する重大事です。

五輪はスポーツの祭典でありながら、
同時にエンターテイメントショーでもあります。

目の前にいる男性はかっこよく、女性はかわいいほうが、
見る人だって多くなるでしょう。

画像元:https://ja.wikipedia.org/wiki/

第一、高梨選手が化粧にうつつを抜かしているから~
言い訳に対し、五輪以外の大会では普通に優勝しています。

最低でもベスト8以内には必ずいる。

仮にメイクのせいで高梨選手が負けるとしたら、
やっかみや批判を真に受けて「気持ちここにあらず」状態となり、
プレーに影響を与えてしまった。

僕の母も高梨選手を見て、こう述べていました。

高梨沙羅は批判を含め、何でもかんでも受け入れてしまう。
やっかみなんて無視し、鼻で笑ってればいいのに

これくらいしか思い浮かばないのです。

 

高梨沙羅失格の裏側がひどい

昨日スキージャンプ混合にて、
高梨選手は103Mの大ジャンプを繰り広げました。

ところがすぐさま落ち込む姿勢を見せた。何があったのか?

何とスーツ規定違反と審査側から判定され、
1回目の記録は無効となってしまったのです。

「何やっちゃったのよ……」
最初は思ったのですが、異常はその後も続きます。

なんと強豪国のオーストリア、ドイツ、ノルウェー選手も相次ぎ失格
失格になったのはすべて女性の選手だけというのです。

しかも抜き打ち検査というのがポイント。

ちなみに順位は

  1. スロベニア
  2. ロシア
  3. カナダ

国際関係に視野を広げますと、現在ウクライナをめぐって米ロが、
ウイグルなどを巡って米中で対立が起きています。

米国は選手を入れたものの、公式としてはボイコットした。
政府要人を送らなかった。

そこに日本やドイツ、オーストリア、ノルウェーも加わった。
スロベニアはボイコットしていません。

政治力学も背後に働いているのではないかといわれています。

https://twitter.com/milkn007/status/1490667501403131905

元五輪選手の船木和喜さんいわく、目視チェックで十分防げたとのこと。

一方で運営側がいつもと違う測り方をしてきたという声もあり、
さらに「どこで失格したのか?」という審査側からの公式コメントがない。

僕からすると「理不尽」の一言です。

その後2回目のジャンプは98.5Mと1回目よりは伸びなかった。
高梨選手は飛び終えた後に泣きだしたとのこと。

メンタルに相当足を引っ張られたでしょうが、
よくやったと僕は心から思います。

次もあらゆる重圧に負けず、頑張ってほしい。