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昨日、テレ朝出緊急特番がありました。
テレ朝夜8時といえばミューシックステーション……
だったのですが、
何と昨日は報道ステーションとのコラボ、
タモリステーションとして報じていたのです。
タモリさんに絶賛の声が続々入り、
「やっぱ俺たちのタモリだ」
思ってしまったのです。
タモリの簡単な生い立ち
始めにタモリさんこと森田一義さんの簡単な生い立ちから入ります。
1945年福岡県生まれ。
幼い頃から頭がよく冴えており、いい意味で計算できる子だったが、
悪い意味で達観しすぎて子供らしくなかった。
1年の浪人を経て早稲田に入ったものの、学費未納などから退学、
福岡に帰りサラリーマン生活を送り、2歳年上の女性と結婚し、
月一回上京して芸人として過ごす日々でした。
「タモリが面白い」と聞きつけた漫画家の赤塚不二夫さんが、
彼の芸を見て感動し、かわいがってもらったのです。
なんと赤塚不二夫さんの家で過ごすこととなり、
色々な芸人仲間・ライバルと出会い、1976年にようやくテレビデビュー。
主に夜の顔として有名なタモリさんだったが、
「笑っていいとも」で昼の顔へと変わったのです。
現在はブラタモリ、そして流浪の番組タモリ倶楽部など、
また夜の顔へと戻りつつあります。
画像元:https://youtu.be/XdcgnbQRiEI
僕がタモリさんを初めて知ったきっかけは笑っていいともです。
僕が中学生になって夜も起きられるようになった時、
たまたま父親がタモリ倶楽部をつけていて、衝撃を受けました。
「昼と夜の顔がこんなに違うなんて」
後、最も見ていた番組がジャングルテレビですね。
ジャングルテレビのお料理コーナーが一番面白かった。
タモリステーションでタモリが絶賛、そのわけ
タモリステーション、専門外のコメディアンが無理くり発言して頓珍漢な知識や間違った印象を視聴者に与えてしまうという問題に対し、第一線の専門家とプロ司会者を配置して自分は一切喋らないというパーフェクトな布陣でクリアした。各メディアは見習うべき
— イルシス(雪星/イル) (@Irrsys) March 18, 2022
さて昨日放送した緊急特番タモリステーション。
スポーツ報知によりますと、
「ほとんど発言していない」驚いています。
報道ステーション大越健介アナウンサーがウクライナにいるとのこと。
タモリさんは彼に「気を付けて」と気遣いを述べました。
ほとんどタモリさんはコメントを出さず、
番組の最後に「平和な日々が戻ることを……」おっしゃった。
僕の感想から。正直嫌でした。
タモリさんはバラエティでしか見ていない人です。
まじめなコメントを求められる報道番組に出て、
仮にタモリさんが頓珍漢な発言をした結果、
タモリさんに失望していたでしょう。
「テレビ朝日、タモリさんの評判を落とすつもりか」
放送前は思っていたんですよね。
自分の名前の番組で真ん中に座りながらも総括以外は喋らず視聴者だけが見える妖精のような存在だったタモリさん
手元に資料はないし、アナウンサーも全く話を振らないので予定通りだと思うけど、芸人が政治報道番組で適当な発言しまくる事へのアンチテーゼになってて笑った
伝説
#タモリステーション pic.twitter.com/ZJwNvy3LYI— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) March 18, 2022
いざ放送が始まったら、やはり「俺たちのタモリ」だった。
視聴者(というより僕)が抱えるタモリさんのイメージ、
タモリさんのブランドを崩すことなく貫いていた。
ツイッターはもちろんヤフーコメントなどを拾っていきますと、
「タモリさんは聞く姿勢がいい。
政治系は自分の感想や思ったことよりも、
事実と流れをくみ取ったうえで述べることが大切。
でないと薄っぺらい知識のみひけらかし、失望しかねない。
タモリさんは専門家の話に割って入らず、
自分の意見をべらべらしゃべらず、ただ黙って聞いている。
そして最後に淡々と語る。この姿勢がいい」
視聴者に寄り添うタモリ
タモリステーション。現在、全く知識がなくても「俺は全て知ってるんだ」というわかった顔で、とりあえず語ることがコメンテーターに求められるメディアで、終始ほぼ無言で、平和に対するコメントだけ少なく言うのは、タモリと番組を作った人たちの誠意というか、覚悟というか、そういうのを感じた
— 鐘の音@C100応募しました。 (@kanenooto7248) March 18, 2022
週刊女性プライムによりますと、
タモリさんの凄さは視聴者に寄り添うところ。
タモリさんは共演者から「深い×分かりやすい話」をよく引き出し、
かつタモリさんはいろんな分野を知ろうとしている。
視聴者に寄り添うためには
- 絶えず勉強し、マニアックな分野にも興味を抱くこと
- 共演者から根掘り葉掘り聞くこと(そのために勉強が必要)
- 相手の話に感動や共感を行うこと
今回新たに加わった条件として
- きちんとした情報もないのに、自分の意見をべらべら述べないこと
僕には無理だ(笑)
タモリはなぜ今も芸能界を生き残れるのか?
「タモリさん、この地図見て何か気づきませんか」
「!…クリミア半島の水源?」
「そうなんです、だからロシア軍はヘルソンを狙ったと見られているんですね」
みたいな番組なら見たい https://t.co/XCxqDxh0yV— 人 (@OKB1917) March 12, 2022
「なぜタモリは今も芸能界の第一線で活躍できるのか?」
問いかけているサイトがありました。
興味深かった答えがあったのです。
- 上に媚びない
- 時代に抗わない
- 予定調和を嫌う
- 人の和を大切にする
- 暴れているようで実は冷静
- 他人や共演者に期待していない
週刊現代の記事にてタレントの勝俣州和さんがおっしゃっていました。
知識をひけらかす料理人はダメ。お客様に緊張を与える料理人も二流。
今回、タモリさんの哲学がタモリステーションに現れた。
ああいう番組だからこそ「生き様」が出るのですね。