画像元:https://twitter.com/ITSDEMO_jp
後1か月でバレンタイン。
バレンタイン企画としてサンリオが、
マイメロママの名言を載せたチョコを販売します。
すると一部(いつも)の人々が、
マイメロママの名言に深く傷つき激怒。
大炎上となってしまったのです。
真の炎上原因はどこにあるのか?
白い悪魔の陰謀によるものでしょうか?
マイメロママってどんなキャラ?
マイメロママはサンリオの人気キャラクター
マイメロディの主人公、マイメロちゃんの母です。
母を語る前に娘から語りましょうか。
マイメロちゃんはある時点まで、ただのかわいいキャラでした。
https://twitter.com/reisan_no_heya/status/1157211801668374528
ところが今から18年(あと数年で20周年)前に、
「おねがいマイメロディ」というアニメが放送された。
もちろん子供向けです。
内容はマイメロの世界と人間世界があり、
いったり来たりを繰り返しながらドタバタしていくギャグもの。
マイメロは天然すぎるあまり、時に相手のトラウマをえぐる言動を行い、
(マイメロ自身は相手を傷つける気など全くない)
一部から「白い悪魔」と恐れられているのです。
※一方傷つけられる側の悪役、
クロミちゃんがアニメを通し、人気者となった。
画像元:https://youtu.be/2LZ-W4uYxYw
白い悪魔ことマイメロの母親がマイメロママ。
ママは冷静でさらりと一言を言います。
一言が時に的を得ていたり、相手をぐさりと傷つけたり……
相手は視聴者でなく作中内のキャラです。
作中内でもマイメロがお願いをし、
毒舌オンパレードという形で娘を助けているのです。
マイメロパパとの馴れ初めについて、
パパの作る野菜が好き。働く男の姿に好きな気持ちを抱いた。
結婚後、ママはパパを時に突き放し、時に優しく対応しているのです。
今の時代にマイメロママ発言が炎上したわけ
マイメロママ名言集を公式が公式として出しちゃったって、そりゃ……揉め事になる……。アニメのママはあからさまに話の中で浮いてて子供の目で見たら「ちょっと変なこというヤバめのママ」ってわかるように作ってあったしさ……。別にママ名言集は作中で説教に使われる金科玉条ってわけでもない……。
— はなびら葵 (@hollyhockpetal) January 12, 2022
マイメロママの雑貨(うち一つがバレンタインチョコ)、
いや、ママの名言(毒舌)が今回炎上した理由は何か?
ママの名言が作中内のキャラでなく、現実の第三者に突き刺さったからです。
当たり前じゃん!と思うでしょ。
アニメだとマイメロママの名言はアニメ作品内の誰かに言っていた。
作品内の誰かを通し、視聴者にも突き刺さった。
間接的(作中内キャラを経由して)に私のことを言っている!
間接的だからこそ衝撃も弱かった。
今回間接的なキャラが誰もいない。
直接目の前にいる人へ向けてはなった言葉に捉えられた。
マイメロママを元から知っていると、
「改めてママの言葉はきついなあ」
ママの特徴をわかっているから笑い話で終わりますが、
人によっては「失礼な女だ」つぶやいて終わる話です。
今の時代だからこそ、ここからサンリオが直接謝罪を行うまで、
怒りを広げようと躍起になるコメントもあった。
そして18日、サンリオが商品を撤去すると決めてしまった。
マイメロママの発言は時代の変化に対応していない?
https://twitter.com/AgehaYuni/status/1481391680058056704
ダイヤモンドオンラインニュースにて、記事があがっておりました。
「マイメロママの発言は時代の変化に対応していない」
20年前なら共感できる内容だった。
現代は多様性の尊重が反映される時代。
男はこういうもの、女はこういうもの、マイメロママの名言は時代遅れであると。
そうでしょうか?
ママの発言について、人によってはムカッと来るでしょう。
指摘されたくない言葉をズバリというからこそ、
「私、傷ついた!」怒ってしまう場合があります。
ところが他人に対して指摘する言葉でなくても、
ある雰囲気を見ただけで「私、傷つけられた!」怒り、
炎上騒動になった案件があります。こちらです。
ふくしひとみさんの場合は旦那が誕生日なのに、
チョコレート専門店で好きなチョコを買わせた。
旦那が感謝と自分の器についてツイートしたところ、
仲良し夫婦を見て「傷ついた!」と騒ぐ人たちが多く、
ふくし夫妻は第三者からたくさんの誹謗中傷を受けてしまった。
ふくし夫妻は他人に対して何も述べていない、
ただ自分の気持ちをつぶやいただけなのに、
「私、傷ついたんだけど、どーしてくれるのよ!」
勝手に傷つき、勝手にショックを受け、
当たり前の権利として誹謗中傷を浴びせる(相手を傷つける)。
結果、誹謗中傷を受けた側が自粛し、一つのコンテンツを潰す恐れもある……
というかつぶれました。
今回のマイメロママバレンタイン企画も立案者は女性です。
仮にサンリオや提携会社が謝罪して、企画が流れた場合、
マイメロママもおっしゃった一言「女の敵は女」が当てはまりますね。
そして商品の撤去が決まり、正式に「女の敵は女」となってしまった。
撤去の原因となった女性たちへの反論を考えると……怖すぎて眠れません。
ちなみに攻撃した側の何名かは鍵垢にして、
リツイート及び炎上防止対策を行っております。
ママの発言そのものは時代の流れに沿っているといえるでしょう。
サンリオの強さは仕事選びにある!
画像元:https://jujutsukaisen.jp/news/
最後にマイメロの親元であるサンリオの強さについて語ります。
サンリオといえばキティちゃんが代表です。
キティちゃんは本当に強い。
何がと言ったら仕事を選ばず、色々コラボをしてくれる。
アニメ関係だと現在劇場公開中の呪術廻戦。
どう見ても世界観が違うのに、あら不思議。
画像では釘崎野薔薇とマイメロディを載せましたが、
キティちゃんと一緒にいるのがなんと宿儺。
宿儺がどんな奴かわかっていれば、
キティちゃんの戦闘力が彼に匹敵するとわかる(笑)
ちなみに呪術廻戦について、こちらでいろいろ述べております。