心温まる東京オリンピックボランティア大”活躍”問題!



画像元:https://olympics.com/tokyo-2020/

五輪ロスになっていませんか?

先日まで行われた東京五輪で、
珍しく日本がたくさんの金メダルをとりまくり、
しかも勝負も一つ一つが楽しかった。

おかげで五輪後から数日すぎたのに、

「今日はメダルの発表がないなあ」

と思ってしまったのです。
たぶん僕だけでしょう(笑)

早くこいこい正月とパラリンピック。

特に月曜日は五輪ロスがひどかった。

さて五輪はいろんな裏話が出てきます。

たいてい日本地上波から出る話題は
うんざりする内容が多い。

だからこそメディアがあまり報じない、
一部のツイッターとかでしか出ない、
それでいて人気のある話題、

「日本ボランティア、
日本側スタッフの裏側」

についていくつかいい話があったので、
載せようと思います。

次のパリ五輪でもこういう、
ボランティアの裏話が出てくることを祈って。

 

パーチメント選手を救ったボランティア

画像元:http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/

男子110mハードルで金メダルを獲得した
ジャマイカ代表パーチメント選手(上記画像)。

準決勝へ出るため慌ててバスに乗ったとき、間違えてしまいました。

別の会場へたどり着き、どうしたらいいか……
日本ボランティアスタッフに尋ねたところ、

大会関係者用のタクシーに乗ればいいと提案、
ボランティアはすぐさまタクシーを呼び、代金を渡してくれた。

おかげでパーチメント選手は金メダルを獲得し、
お礼としてボランティア女性にお金を返しつつ、
さらにジャマイカ代表のシャツを渡したのです。

もしボランティアがタクシーを提供しなければ、
試合へ挑むための準備を怠ってしまい、最低でも金メダルは取れなかった。

 

シモーン・バイルス選手を救った順天堂大学

画像元:https://news.yahoo.co.jp/

オリコンニュースによりますと、
女子体操・種目別平均台で銅メダルをとった
米国シモーン・バイルス選手(上記画像)が、
順天堂大学に感謝を述べておりました。

精神的な問題から一部の種目を棄権することになったシモーン選手。
そこで順天堂が医学彼女のために非公開の練習場を与えました

シモーン選手は力をつけ、見事銅メダルをとった。
もちろん彼女はお礼を述べています。

画像元:https://www.juntendo.ac.jp/

順天堂大学は医学部、スポーツ健康科学部など、
医療系に特化している大学です。

もちろん新型コロナに関する対策も取っている。

「コロナで忙しいのに、たかが選手一人のために練習場を貸すって、
こんなのにかまって、大学として問題あるんじゃないの?」

ツッコミを入れる意見もありましたが、
大学側は選手一人が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、
色々調整を手助けしてくれたのは事実。

後にどんな形で「お礼」になるのかわかりませんが、
僕は彼女のために練習場を設けて良かったと思っています。

 

ボランティアは五輪のヒーローだ!

画像元:https://full-count.jp/

東京五輪インスタグラムは今回、
選手だけでなく舞台裏で活躍したスタッフらの仕事についても、
いくつか画像を載せています。

試合が終わって掃除をやるボランティアも乗っている。

ボランティアについては当初、色々メディアで書かれていました。
新型コロナを原因に辞退を決めた人たちもいれば、

「ただ働きだ、おかしいだろ」批判もある。
これについては僕も「確かに」と思うところはあります。

ブラック企業ならぬブラックボランティアという人もいますし。

画像元:https://encount.press/

いろいろ言われたり叩かれたりしながらも、
ボランティアとして働く人たちに対し、
イスラエル代表捕手リックレス選手(上記画像)が感動した。

敬意や思いやり、献身が表れていると述べており、
実際に彼らがどんな振舞いを受けたのか?

わからなくても想像できます。

 

日本でないと五輪できなかった

画像元:https://2020.yahoo.co.jp/

最後、主に五輪代表の海外選手がよく言った言葉として、

「日本でなければ五輪は無理だった」

僕は日本なので、今一つ分からないのですよ。
別に向こうでも五輪開けるんじゃないの?

なぜ海外では無理だと現地の選手が言うのか?

アメリカなら、イギリスなら、フランスなら……
普通に開けるんじゃないのかと僕は思ってしまうのです。

東洋経済に面白い記事がありました。
外国記者が海外から日本にやってきた。
入国審査だけは厳しかったものの、その後は比較的自由だった。

海外で開催した場合、この後も厳格な審査や決まりがあり、
記者たちも自由に動けないし、交通も不便だと書いているのです。

治安においては前回のリオ五輪だと、
選手村に強盗は頻発するわ、近くに戦車があるわと、
選手たちにとっても大変な状況だったと。

一方、日本は(自国に比べると)治安が良く、移動手段も円滑だったと。
(若干の不便はあったとも書いてるが)

円滑だから、ジャマイカの選手も助けられたのですね。

他にもボランティアの気配りに助けられたとも書いています。

wi-fi設備の整ってない場所で記者がボランティアに相談したら、
ボランティアがコンビニでwi-fiできるケーブルを買った。

ボランティアの活動によって、助けられたと述べており、
海外選手が「日本でないと無理だった」というの、
このあたりにあるのかもしれません。

今回ボランティアに参加した人たちに心からありがとうを伝えたい。

本当にありがとうございます。

※上記画像は卓球の水谷選手。熱い戦いをありがとう。