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昨日漫画家の西原理恵子さんの娘が、
母親から罵られた挙句、
勝手に個人情報をさらされたとブログで告発し、
僕はびっくりしているのです。
西原理恵子さんといえば、
イエスクリニック高須さんの内縁の妻で有名です。
何があったのか色々調べたところ……
西原さんってまんま僕の母だわ。
そしてもう一つ、この漫画への危機感が……
西原理恵子の生い立ち
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まずは西原さんの簡単な生い立ちから見ていきましょう。
1964年高知県生まれ。
ポストセブンによりますと、西原さんのお父さんは重度のアルコール依存症で、
父親の顔も話もしないまま、あの世に行ってしまったとのこと。
7歳になって母親が再婚し、義理のお父さんがギャンブル好きだった一方で、
理恵子さんを大変かわいがったうえ、次の一言が将来への決定打だった。
「お前は人と違う道を歩む」
西原さんいわく、自己肯定を満たしてくれる義理のお父さんだったとのこと。
義理の父がいなければ、漫画家になっていなかったと述べています。
私立土佐女子高に入ったものの、飲酒で退学。
武蔵野美術大学に入った後、ホステスのバイトを務めつつ、
漫画も投稿し、今は亡きヤングサンデーでデビューを飾った。
大学を出た後は親と同じくギャンブル方面にのめりこんだが、
ただ遊ぶだけでなく仕事という形で取材も行った。
そして、出会った。
夫鴨志田穣(ゆたか)との出会い
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96年に仕事の関係でカメラマンの鴨志田穣さんと出会い、結婚。
しかし鴨志田穣さんもアルコール依存症を患い、西原さんに暴力をふるい、離婚。
離婚後即、鴨志田穣さんがガンと発覚した。
がんの相談として高須委員長に出会い、話を聞いた。
高須さんの手もあって、西原さんと鴨志田さんは事実婚状態となった。
2007年に鴨志田穣さんはお亡くなりになった。
この時、二人のお子さん–男の子と女の子–を産みます。
娘であり、母である人間として思うことは、鴨志田ひよさんのブログ、本当はお母さんに愛されたい、愛されてないと思っているんだろうなって、感じた。
父母を作品の中で裁いてきたサイバラさんが今度は母親として娘に裁かれるんだな。因果だな。
私も、子供たちに子育てを裁かれる日が必ずくるんだな— シン・加勢大周 (@rikuson0618) June 2, 2022
本題へ入る前に一つ。
西原さんも親に苦労した人間とわかりました。
生みの父親とは話もしないままなくなった。
義理の父親はギャンブル依存だったが、暴力など振るわなかった。
そして結婚した夫からは暴力など振るわれた。
女の子は両親を参考に理想の男性を決めているとわかるのです。
結婚相手は大抵自分の両親のどっちかを持っている。
今回、騒動に発展した要因の一つと思われます。
西原理恵子の娘について
西原理恵子の娘さんのブログをいくつか読んでるうちに、「ママはテンパリスト」連載時の東村アキコの子育てエッセイマンガの引き際の考え方を、ふと思い出した。 pic.twitter.com/I924zH4YY1
— ナイトフライ@銀のレコードが回るのをずっと見てた (@tak_sd) June 1, 2022
西原さんと息子の関係はそれほど悪くないものの、
娘さんとは2年以上連絡を取っていないとのこと。
そして昨日、西原さんの娘がブログにて母親への怒りを述べました。
記事はすぐ削除されたのですが、togetterにて記事の内容が残っており、
「無断で自分の名前や職業など色々個人情報をばらされた。
学生時代、無断で自分らをネタにされて、
学校に変なおじさん(マスコミやアンチ高須など)がやってきた」
うーん、これ西原がだめなら子育て漫画やうちの(発達障害な)ダンナくん本、曾野綾子から椎名誠まで全部の「うちの息子」な私小説まで全部に刺さるわけで「売り物じゃねえぞ」って感情はわかるけど、本当に必要なのは読者の側の「これは創作であって本人でない」という弁え。https://t.co/yXnHDu0rPc
— bibibi (@burubur56030897) June 2, 2022
ちなみに娘さんの告発について、息子さんも被害にあわれています。
田中圭一さんが書いた実録漫画によりますと、
息子は直接母親に怒りをぶちまけているのです。
一方で何が何でも漫画家として働く姿勢は尊敬できるとのこと。
息子さんのように堂々と喧嘩して言い合える関係だったら、
現実はまた変わっていたでしょう。
西原さんは両親あるいは元夫から受けた苦痛を、
本人が自覚あるいは知らないまま、子供たちにも押し付けていた。
しかも田中圭一さんの漫画を見ると、開き直っている。
母親ってこういう生き物ですよね。
我が子を育てたという自負があるせいか、
僕の母含めて基本悪びれないし、屁理屈をこねてねじ伏せに来るのです。
もう一つ。被害者(意識)が強いほど、加害者意識を簡単に忘れます。
気づける母親はまだましで、被害者意識に慣れすぎると、
「ああ、私が娘から被害を受けた」逆恨みするようになりやすい。
西原さんはどう出るか、娘に謝りに行くのか。
あるいは「こういう性格なんだよ、仕方ないんだよ」喧嘩しに行くのか。
それとも無視を続けて疎遠を維持するのか。
僕にはわかりません。親子問題は親子で直接解決するしかないので。
西原理恵子と同じ展開になりそうな漫画
西原理恵子さんの娘さんによる告発を通し、
僕はある一つの漫画に危機感を抱きました。
危機感というか、親子間の内輪もめが起きるのではないか。
という意味です。
誰かと言ったら松本ぷりっつさん。
「うちの三姉妹」という家族漫画を出しており、
子育ての出来事あれこれを漫画にて語っています。
お子さんは最初、幼稚園、赤ちゃんだったのが、今では社会人、高校生へと成長。
※時の流れは速いものだ
家族間の絆がなくなると、
松本さん家も西原さん母娘騒動になりかねませんからね。
西原理恵子さんの娘さんのブログ読んだけどキツい…子育ての答え合わせは周りがするものではなくて、大人になった子供がするものだと改めて思う。
— いきもの (@ikimono001) June 1, 2022
松本さん家が将来内輪もめになったとき、
西原さんと同じ展開になる可能性もあります。
ショックですね。
上記ツイートにあるように、子育ての結果が一番わかるの、
子供が大人になったときの生き方にありますからね。
親になるとわからない部分として、子供は結構親に言えない感情を抱いています。
(わかっているようで、わかっていない)
そして年を重ねて大人になっても、
母の前だと子どもは子供のまま(男も女もマザコン)。
※父の前ではまた違うところがポイント。
子育て、本当に大変ですよね。