【カグラバチ】双城厳一の概要
双城厳一は、日本中を舞台に暗躍する武器商人であり、裏社会の大物。
彼は、かつて妖刀を作り上げた六平国重に深い憧れを抱いており、それを超える新たな武器を自らの手で生み出すことを目指している。
この野望を抱えながら、彼は「神奈備」のブラックリストに10年以上名前を連ねており、毘灼との深い関係を持つ。
しかし、その用心深さと卓越した戦闘力から、「神奈備」ですら容易に手出しできない存在となっている。
外見
目の下のクマと、首まで伸びた髪型、上半身の刺青が特徴。
性格
裏社会の人間らしく、残虐非道な性格を持ち、目的達成のためには手段を選ばない。彼は女子供や一般人すらも巻き込むことに一切の躊躇がない。しかし、その一方で、彼には妙に人間らしい一面も存在する。たとえば、六平国重を心底敬愛している点や、自分とは異なる視点を持つチヒロの信念を認める姿勢もみせる。
【カグラバチ】双城厳一の能力、技
刳雲が鞘から抜かれると刀から雲が出てきます
そのあとに術名を言うことで様々な妖術を使うことができます
刳雲の妖術
結:凍らせる妖術
鳴:雷を出す妖術
降:水を出す妖術
「鳴(めい)」
属性は雷。
三つの能力の中で最も殺傷性が高い。しかしその分溜めを必要とし、高出力の雷を放つほど長いインターバルを要する。
溜めた”鳴”を放たず身体に纏う事で、淵天の”錦”以上の超速移動を行う事が出来る。
「結(ゆい)」
属性は氷。
氷の塊を作り出す。攻防のバランスが良く、生成した氷塊による物理攻撃や防御、氷結による敵の拘束などが可能。
「降(こう)」
属性は水。
陽動、目眩ましと応用が効く。ほとんど溜めを必要としないため、上述の用途の他、”結”や”鳴”と連携させて扱う事で雷や氷結の能力をより強力に扱う事が可能。
“鳴”と組み合わせた場合は、水を伝う電気の性質を利用する事で、溜め不足の”鳴”でも広範囲必中で攻撃が出来る。
”結”と組み合わせた場合は、生成した水を氷結させる事でより広範囲を瞬時に氷結させる事が出来る。
強さ
双城とチヒロの戦闘能力と戦術についての比較してみました!
1. 膂力と速度
双城の膂力(筋力)はチヒロを大きく上回り、速度でも優れていますが、速度の差は膂力ほど大きくありません。
2. 技量
双城は、背後からの攻撃に対しても的確に反応し、刀で受け止め、反撃する技量を持っています。また、戦闘中に姿勢が悪くても相手を押し返す力を持っています。
3. 妖刀の扱い
双城は、チヒロが3年以上かけて習得した妖刀の技を、刳雲を預かってわずか1週間で高いレベルで使いこなしています。
4. 多対一の戦闘
双城は、柴+薊+神奈備の精鋭5人に囲まれた状況でも、全力を出せば1対7でも問題ないと判断している。
5. 戦術と考察力
最終的には、双城がチヒロとの再戦で敗北していますが、それは双城が身体能力や妖刀の扱いにおいて優れている一方で、戦術の構築能力と考察力においてチヒロが勝っていたためです。
双城厳一の最後
双城は対刳雲特選部隊を返り討ちにし、本領に至ったチヒロと激しい戦闘を行って敗北しています。
事切れるまで数分という状態となった双城は、血だらけで這いつくばりながら地下研究室にたどり着きました。死ぬまでに何とか国重に並びたいと思い、雫天石を制御するため手を伸ばしますが手は無情にも弾け飛んでしまいます。
体中が損壊し始め「(妖刀は)お前にも微笑んだ」「ただ俺が」「お前の全部を斬り伏せただけだ」というチヒロの言葉を思い返しながら絶叫を上げ、廃城ごと爆発し死亡しました。