画像元:https://shonenjumpplus.com/
昨日、少年ジャンプ+で連載を終えた漫画、
タコピーの原罪。
今日、ツイッタートレンドに
タコピー関連に関する言葉が並んでいました。
特に出た言葉が「百合エンド」
最後まで楽しめた一方で違和感もあります。
まずは先生、連載お疲れ様です。
いい漫画をありがとうございます。
本題に入りましょう。
僕が気になる項目がいくつかあります。一つはこれ。
「どれくらい考察が当たっていたのか?」
タコピーの原罪簡単なあらすじ
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始めにタコピーの原罪に関して、簡単なあらすじを載せます。
主人公のしずかちゃんの元に、宇宙から飛来した生物、タコピーが現れた。
タコピーは幸せを広めるために、ハッピー星からやってきた。
しずかちゃんは暗い。
同級生のまりなからいじめを受けている。
翌日、まさかの自殺。なんで? どうして?
真相そしてしずかちゃんを助けるべく、
タコピーは宇宙から持ってきた道具を使い、
タイムリープしたのだった……
詳しくはこちらをお読みください。
※どーでもいい追記。
タイムリープといえば東京リベンジャーズ。
まさか作者のアシスタントがコロナ陽性にかかり、
次の連載がいつになるかわからない状態になるとは。
スタッフさん、お大事になさってください。
最終回は納得いく?
一世を風靡したweb漫画「タコピーの原罪」が最終回を迎え、我が国は、百合エンド派、百合エンドじゃない派、そもそも終わり方に納得出来てない派の3つに分かれ、混沌を極めていた…… pic.twitter.com/QP4sjvc3pB
— 我が国は混沌(人力bot)(サボり魔) (@1wadtgjdt) March 24, 2022
タコピーの原罪は文字通り「罪」がテーマです。
ネタバレ全開で行きます。
- いじめによる加害
- いじめ加害者を殺した被害者
- 被害者による助けてくれた存在を始末
- 中途半端な手助けによる最悪の結末
- 親の行動によって罪を作る子供たち
罪だけをテーマにしても、色々浮かんできます。
最終回は上記の罪に対して、どういう展開をとる(=償う)のか。
最新話(最終回)によりますと、ハッピーエンドという意味において、
主人公といじめっ子が腐れ縁のような存在となり、
友達でも百合でもないけど、じゃれあっている。
※じゃれあう時点で友達と呼べるのかもしれない。
僕はあれ(最終回における二人の関係)を友達とは呼ばない。
もちろん女同士の恋愛感情を示す百合は、もってのほか。
とにかく殺し合い、どちらかが死ぬといった結末でなく、
何とか二人とも生き残っていること。
お互い本音を言い合いながらも、
二人一緒につるんでいる姿はタコピーの原罪という作品において、
どちらかといえばハッピーな終わり方と思えるでしょう。
タコピーの原罪、やばすぎる
ハッピーエンドと言うよりトゥルーエンドって感じがする
全員が完全に救われた訳じゃなくて、「あるべき姿であるべき人生を送ってる」感じがする
タコピーの「原罪」とは、「自分は人を救えると驕り高ぶった生まれ持っての考え方」だったんだなそりゃ「原罪」だわ
— みこと (@mikoto_9391) March 24, 2022
一番みたくないエンディングとして、
タコピーが殺し屋になって、主要人物二人を始末。
次に見たくないエンディングとして、
いじめなど何事もなかったかのように、
二人が手を取り合って「あはは」と笑いながら生活を送る。
あまりにもハッピーすぎるエンディングも嫌です。
いくつか問題を残したまま終わるので。
さすがにこれらは当たらなくてよかった。
タコピーの原罪最終回に対する第三者の反応と考察
タコピーの原罪の最終回、めちゃくちゃ不幸で救いのない終わり方にしたらただただあの伝説の胸糞漫画wwみたいな陳腐な扱われ方されてただろうけど家庭環境なんて1ミリも改善しないよ!でも改善される人間関係もあるよ!!っていう不幸だけど一抹のハッピーエンドで終わらす事で綺麗にまとめられたなぁ
— ゆるふわぴんくチャン (@pinkie_junkie2) March 24, 2022
第三者の反応を見ていきますと賛否両論に分かれるものの、
30分ほどツイッターなどを読んでいる状態において、
「この結末で良かった」と述べている人が多い。
一方で最終回に至るまでの考察において、
どれくらいの人がドンピシャで当てていたのか?
「最終回 予想」でいろいろ調べていると、
ほとんどの人が当てていました。
作者のタイザン5先生は展開がどうであれ、
最後はきちんとハッピーに畳んでくれる。先生を信じろ!
仮に最悪のバッドエンドになったら炎上するでしょう。
でも炎上も悪い意味でなく「タコピーの原罪なら仕方ないよね」
タコピーはサスペンスものですし、
二人の関係が険悪で、仲良くなる兆し(展開)も全く出てないから、
最悪になっても仕方ないだろうと。
もやっとした最終回、その理由
上巻でしずかちゃんに巻かれてた仲直りリボンが下巻でまりなちゃんに巻かれてるのはそういうことですよね
それはそれとしてどちらにもタコピーが描かれてないのはそういうことなのか#タコピーの原罪 pic.twitter.com/1pgNy6TQDL— 蜃気楼怪獣ロードラ (@MM_LORDRA) March 17, 2022
最後に違和感を述べます。タコピーファンはお許しを。
まりなとしずかの関係が完全に解消されないまま、
しかもタコピーのイラストをみて、いじめを止める。
「あの二人、タコピーのイラストを見た程度で、
行動を止めて涙を流すのかなあ……」
タコピーが途中から逆恨みで殺される役になったからこそ、
イラストを見て、二人わけわからない感情が押し寄せている一方で、
あいつを見て、まりなが気になり、動きを止めるのかなあ……。
そこだけは違和感を抱きました。
陰湿なドラえもん草#タコピーの原罪 pic.twitter.com/JyRG0P1zVu
— 天@かまぼこ屋 (@ten_dai) March 17, 2022
一方でこうも思いました。
もしタコピーがはじめからきていなければ、
まりながタコピーのイラストを見ることはなかった。
結果、しずかをさらに追い詰めて自殺させていただろうと。
その後、まりなも何らかの形で死を選ぶだろうし。
タコピーは二人のためにあれこれできることをやった。
最終回ではタコピーという存在が消えてなくなるけど、
二人の記憶(あるいは体)には奇跡的に覚えている。
やはりタコピーが「いた」から結末も変わったんだと。
作者様、連載お疲れ様でした。次の作品を期待しています。