アクシア・クローネを活動休止に追い込ませたガチ恋勢による真の怖さ



画像元:https://twitter.com/lashin_yokohama

昨日、にじさんじ所属のVチューバ―アイドル、
アクシア・クローネさんが活動休止を発表しました。

Vチューバ―といえど、中の人がおります。
原因が誹謗中傷とのことですが……

これはアクシア君がかわいそうだ。
そしてこれは意外だった。

 

アクシア・クローネが生まれた経緯

始めにアクシア・クローネはいかにして生まれたか?

公式サイトの設定によりますと、
エデンの中央都市にある機動歩兵部隊「スローンズ」のパイロットであり、
貧しい人々のためにお金を使う、ねずみ小僧のようなキャラです。

かっこつけたり、イキったりするが、時々痛い目にあう「かっこつけや」さん。

活動履歴を見るとボイスドラマに出ていた李、
サッカーやイラストサイトとのコラボに出演したりと活動しています。

上記動画は初回放送時のあいさつ。
この時点で彼にとって嫌な言葉が出まくっているのですね。

僕が女だったら、リスナーと同じ言葉を彼にかけていたでしょう。

 

ガチ恋勢による誹謗中傷とは?

昨日のヤフーニュースによりますと、
今年の春ごろからSNSを中心に誹謗中傷の嵐はもちろん、虚偽内容をばらまかれたこと。

またクローネさんにかかわった人たちに対し、罵詈雑言の嵐を浴びせたとのこと。

虚偽内容とは何かを調べたところ、
クローネさんと別のVチューバ―本間ひまわりが付き合っているのではないか。

オフ配信でクローネさんとひまわりさんの中の人が遊んでいたことが、
お忍びで付き合っているのではないか?

クローネさん一筋で、ファンを越えて恋人に昇格しようとしているガチ恋勢が推測したのです。

付き合っているのではないか=付き合っている確定へと脳内変換され、
クローネさん本人にコメントで直接問い合わせたこと。

またクローネさんの配信にいちゃもんを入れる荒らし配信者に、
彼がいら立ちを募らせて、一部の荒らしが炎上を誘った

一部のあらしが別のVチューバ―配信にもクローネ情報を書いて、
にじさんじならぬにじひがいを作っていったのです。

https://twitter.com/honmahimawari/status/1560132809330610176

事務所は誹謗中傷に対し、弁護士や警察などと協議を進め、
対策にあたると語っています。

自分への誹謗中傷だけでなく、
自分の仲間にも自分経由で誹謗中傷の嵐が届くとなれば、
かなり心を持っていかれますね。

責任感が強いほど、他チューバ―への迷惑も感じますし。

さらにねとらぼニュースによりますと、
一部リスナーによる「母親面」にクローネさんは怒っていました。

 

母親面はやめてくれ!

https://twitter.com/tokachiri/status/1560112305488412672

活動休止理由の一つに「母親面」がありました。

例えばクローネさんがほかのVチューバ―とコラボする際、
一部のリスナーが「うちのクローネをよろしくお願いします」
母親のごとく相手先に頭を下げたり挨拶を送ったりする。

これはジャニーズ系アイドルの子が別の番組に出るとき、
「うちの〇〇(アイドル)をよろしくお願いします」という形で、よく見る言葉です。

これについて「やめてくれ」クローネさんは注意したが、
ファンは「クローネは反抗期なんだ」と言って、話を聞かない

くわえて「だからそれをやったらだめ、私の言うことを聞け」と、
母親どころかコンサルタントのようにふるまってくるリスナーもいた。

クローネさんは「俺に指図しないでくれ」怒った。

ここについて、僕はクローネさん母親面ファンの気持ちがわかります
母親・父親面するなと言われても無理なんです。

自分が応援していたキャラ(タレント・アイドル・推し)が、
どんどん成長して光の届く場所を歩いている

ファンとしてはうれしいし「ワシが育てた」優越感にも浸ります。
(お前が育ててないっちゅうのに)

子育てにも言えますし、人間の本能だと思うのです。

だからこそ一部のファンは自分の脳内で考えた展開を形にしてほしい!
本人(クローネさん)の思惑から外れて、妄想を独り歩きさせる。

そして自分の妄想とクローネさんの進む道が違うと、
「なんでお前は私の言うことを聞かないんだ!」

一部の人は無理やり彼を自分の妄想道に従わせるよう、
あの手この手で横やりを入れてくるのです。

これを我が子にやらせると教育熱心なママになり、
子供はストレスを大きくため込んでしまいます。

もう一つ関連で気になった言葉がありました。

 

「かわいい」に寒気がした

ねとらぼや動画によりますと、デビュー発配信時の放送にて、
何しても「かわいい」は寒気がしたと語っています。

クローネさんが考えている展開とリスナーの対応が違ったと。
彼にとって「配信者としてこんな辛いことはない」語っています。

僕、ここが疑問なんですよ。
Vチューバ―って僕から見ればネットアイドルです。

だから「かわいい」とかちやほやしてくれるリスナーに対し、
最初からげんなりするの、事務所の人選ミスじゃないのか?

確かに図々しい要求をしてきて苛立つのは理解できます。

クローネ君の設定が「かっこつけようとしている」姿であり、
「かわいい」は設定上「最もいらない言葉」だったのかもしれません。

初期設定の問題というか。
いずれにしろ、クローネ君にとってストレスの元となった。

Vチューバ―も中にいる人は生身の人間です。

彼が望む形のファンを集めるなら、誰もが気軽に見れる配信をやめて、
ファンクラブのような有料会員制を作ったほうが、良かったのではないか。

僕は考えます。

それにしても暴走したファンは怖いですね。
僕らも推しに対する思いが強すぎると、厄介なファンになるので気をつけましょう。