画像元:https://www.allnightnippon.com/news/20171218-13177/
昨日の夜にYoutubeを開いたら、
「千鳥」が動画トピックという形で取り上げられていました。
芸人千鳥は知っているものの、
なぜ千鳥が取り上げられたのかまではわかりません。
千鳥に関する動画を一つ見たとき、
面白かったのでほかの動画も見てしまいました。
彼らは過去、M-1グランプリに出場したものの、
なんと二年連続で最下位という実績をとってしまったのです。
ますます気になり、
最下位になった理由やその時あったエピソードを拾いました。
恐ろしい芸人だな……僕は震えましたよ。
なぜ彼らはM-1で最下位を二度も取りながら、仕事が増えているのか?
調べてみました。
千鳥(ノブ/大悟)の簡単な生い立ち
画像元:https://www.tv-tokyo.co.jp/3-c/teachers/chidori.html
まずは千鳥の二人を簡単に追いかけます。
ノブさんは本名を早川信行といい、ツッコミ担当です。
1979年12月生まれの2019年時点で39歳となっております。
一方で坊主頭の大悟さんは本名を山本大悟、
1980年3月生まれの2019年時点で38歳となっております。
どちらも40歳手前ですか、若いわあ。
次にノブさんの血液型はA、大悟さんはBとなっており、
几帳面なAと緩さのあるBというコンビですね。
どちらも岡山県立笠岡商業高校出身の同級生コンビであり、
すでに高校の文化祭でコンビを組んでいたものの……
大いにスベってノブさんは傷つき、芸人をあきらめ広島で働きます。
大悟さんはすぐ芸人の道へ向かい、
ピン芸人として売れてからノブさんをスカウトし、
ノブさんは即決で大悟さんと同じ道を歩んだのです。
ちなみに大悟さんはその時点で全く売れておらず、
ノブさんを誘うためにチラシを作ったといわれています。
大悟さんの営業と企画力はすごい。
そして本能のままに食いついたノブさんもすごい。
これぞ才能ですよ。
千鳥の由来が憧れからきていたとは
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芸名「千鳥」の由来は本来の志望校だった岡山県立笠岡高校に入れなかったため、
「芸名だけでも笠岡高校に入った」感じを味わうところからきているのです。
笠岡高校は千鳥を象徴としております。
地元の人から「千鳥」といえば笠岡高校を示すのです。
笠岡高校は千鳥ヶ丘という高台に建っており、千鳥という名がふさわしいと思います。
本来の"千鳥"は何を示すのでしょう。
鳥類チドリ目の科という生物学上の分類であり、
万葉集にも柿本人麻呂が千鳥を題材によんでいます。
代表としてイカルチドリ、コチドリ、シロチドリ(上記画像)でしょうか。
千鳥足という言葉もありますね。
お酒を飲みすぎて酔った人が、千鳥の歩き方に似ている意味です。
千鳥がM-1で二年連続最下位だと!
画像元:https://www.youtube.com/watch?v=49Xr_dc24Iw
千鳥は2003年からM-1グランプリに出場しています。
03年04年と二年連続で10組中最下位を得てしまったのです。
ただし予選敗退ではありません。
04年は準決勝で一度敗れるものの、敗者復活で決勝に上がったのです。
実力はあるのです。
ただほかの芸人たちのほうが、より多くの笑いを提供しただけ。
千鳥はなぜ10組中最下位を得てしまったのか。
まだ芸人だった島田紳助さんが評価していました。
千鳥はいいところと雑なところがあまりにもはっきりしており、
つかみ(冒頭)は大笑いできるけれど、だんだん弱くなり、
オチになると、笑えなくなっていくとのこと。
過去の動画にあった千鳥の漫才を見ておりますと、
確かに島田さんの指摘は正しいと思います。
最初は勢いがあるのですけれど、
後半へ進むにつれて、冷たい雰囲気を感じましたもの。
なお去年M-1で優勝したこちらの芸人と比べると、
千鳥はただ大声を出して無理やり笑わせようとしているのです。
一方でこちらの芸人は視聴者を引き込んでおりました。
M-1終了後の千鳥の気配りに震えた
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2018年のM-1終了後、打ち上げが行われておりました。
打ち上げでは千鳥が他出場者にインタビューを試み、
出場者全員をほめたたえていました。
インタビューを付けている芸人の一部は、
なぜ自分が書てなかったのかが満足できず、不満を漏らす人もいるのですが……
千鳥の二人は彼らの不満を受とり慰めつつ、ねぎらったのです。
自分たちもねぎらわれる立場なのに、ねぎらう優しさ。
人によっては「きれいごとじゃないか」指摘するのですが、
あの戦いの場できれいごとがどれだけ心にしみるか。
千鳥の器に、ある種の畏れを感じました。
些細な言動に人間性って出ますからね。
去年のM-1では何人かが審査委員に悪口を言い炎上しました。
千鳥は全くそんなそぶりを見せないどころか、
優しく相手をねぎらい、打ち上げで感動を創り出したのです。
打ち上げで感動を作っても基本、ギャラは入りません。
だからこそ恐ろしいのですよ。
仕事のオン/オフに関係なく、常にオンでいられるので。
なお大悟さんは「これはかっこいい」と、
僕を含めた多くの人が思ったエピソードがございます。
千鳥(特にノブ)に仕事が舞い込む納得の理由
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M-1で二年連続最下位をとり、優勝もできていないのですが……
メディア業界は千鳥に仕事を依頼しているのです。
中でも放送作家の高橋秀樹さんは、千鳥の漫才をほめております。
ほかの芸人に比べると、全体の構成がしっかりしているので、
5分以上でも漫才ができるところがいいと。
同じく放送作家の山田美保子さんは、
ネタの引き出しが豊富であり、すぐ笑いにかえる力を持っているから、
普通のタレントと一緒に出ると、場が笑いに変わるのですね。
視聴者を引き込むトークがすごい。
なんとなくでなく、出演者の性格や特徴を見て、
「こうしたほうが笑えるだろう」とすぐ計算している。
だから使いやすいと。
千鳥が出演した動画を見ると、本当に彼らはいじりがうまい。
納得しましたよ。
ちなみにM-1といえばこちらのコンビは数年間連続準優勝です。
しかし仕事は多岐にわたります。
千鳥と関連性があるこちらのお笑い芸人。
準優勝をとってしまう理由はこちら。
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