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今日のメレンゲの気持ちに人気お笑い芸人の霜降り明星が出ます。
霜降り明星はM-1をコンビで優勝してブレイクしだし、
ピン芸人限定のR-1を霜降りの粗品さんが優勝しました。
結果、生活が大きく変わったとのこと。
僕としてはテレビのレギュラーでおはスタをとれたのが凄かった。
間違いなく子供の脳裏に焼き付く芸人となりますし、
子供が大人になったとき……
「霜降り明星こそ、俺たちの青春だった」
おはスタを見た子たちの中で伝説の芸人になるのです。
(なお、僕はダウンタウンやナイナイ)
さて霜降り明星がある動画内で結成秘話を語っておりました。
粗品さんのある行動がプロも使うやり方と知り、大変びっくり。
キーワードは寿司です。
霜降り明星の結成理由を振り返る
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霜降り明星が出会ったきっかけは高校時代です。
それぞれ違う高校に通いながらも地元は一緒でした。
それまで粗品さんが同志社国際高校の友人と一緒にコンビを組み、
当時から質の高いネタを披露して大阪の話題を集めていました。
もちろん、せいやさんの耳にも入り競争意識が芽生えます。
せいや「あいつ(粗品たち)を絶対に倒す」
2010年に行われた高校生漫才の近畿予選大会にて、
せいやさん率いる漫才コンビが見事、粗品さんらより上に上り詰めました。
その時、粗品さんはせいやさんに対してライバル意識を出します。
また、大会では多くの人がせいやさんのネタを聞いてゲラゲラ笑う中、
粗品さんのみ「面白くないぞ」とヤジを飛ばしていたのです。
男同士の熱い火花が散る感じ。まさに少年漫画ですね。
この時点で二人はまさか後に組むとは思っていなかったでしょう……
ところが後に高校生限定ピン芸人大会が行われて、
せいやさんがピン芸を披露としたとき、
粗品「相方はこいつや、こいつしかおらん」
ライバルになるより一緒に組んだ方が、より高い漫才を披露できる。
直感が働いてすぐせいやさんを誘う……とはなりませんでした。
ただピンでの活動を見てから粗品さんのほうから、
せいやさんへ積極的に話しかけていったとのこと。
せいやさんは大学を機にお笑いから足を洗う予定でいたのですが、
粗品さんは誰よりもせいやさんの才能を見抜いていたので、
せいやさんのために文化祭お笑いステージで優勝するといいました。
これも霜降り明星の結成を語るうえで重要な話となっています。
大学に入り、粗品さんは大学を中退してでもお笑い活動を行いつつ、
せいやさんを何度も説得した結果、結成に至ったのです。
※せいやは教師になる予定だった
奈央ピン芸人粗品の生い立ちはこちらで詳しく書いています。
高校時代からこれだったのですごい人ですよ。
せいやさんはこれがなければ伝説にならなかったでしょう。
さて、この結成秘話にはさらなる裏があります。
コンビ結成にスシローがかかわっていた?
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スシローの公式動画に霜降り明星の結成秘話がありました。
粗品さんがピン芸人であり、せいやさんが近畿大学に通っていたころ、
二人で大阪は関目にある寿司のお店スシローに行きました。
せいやさんはスシローのはまちが大変お気に入りで、
そこらのすし屋よりもはまちがおいしく、
粗品さんにどうしても食べてもらいたかったと語っています。
※せいやさんはコンビを組むか迷っていた。
粗品においしい寿司を食べてもらいたかっただけ。
ここで大きなポイントが一つ。
何と粗品さんはせいやさんが「寿司大好き」という事実を知っていました。
寿司が好きだからこそ、負の感情を抱きにくい。
結果、交渉事においていい決断ができるのです。
粗品さんはせいやさんを口説きます。
当時、せいやさんはお笑い養成所(よしもと)に通っておらず、
粗品さんはよしもとに通っていろんな芸人を見てきました。
スシローで話をし、粗品さんはこう口説きます。
粗品「2年間、業界を見てきたけれど……せいや、お前のお笑いは通用するで。
現在売れている先輩がおって、そのためにまずはM-1で優勝して、
それでもって……(以下、ブレイクまでの戦略を熱く語る)」
せいやさんは粗品さんの純粋さと熱さにほれ込み、
自分をだますような人でないと悟ったのです。
結果、コンビ結成に至ったのですね。
さて粗品さんがせいやさんを攻略するために仕掛けた戦略、
実はプロの業界でもやっている方法です。
安倍晋三総理のオバマ攻略法に似ている
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粗品さんの話を聞いていると、
安倍晋三現内閣総理大臣が前のアメリカ大統領である
オバマさんを攻略したのにそっくりです。
自民党前の政権だった民主党では、外交をうまくできなかった。
アメリカとの関係もあまりよくない方向に進んでおりました。
2012年に自民党が返り咲いたのですが……
安倍晋三は極右思想の持ち主で他国に災いをもたらすという情報が、
日本国内のメディアはもとより外国でも一般常識としてありました。
実際、安倍総理が靖国参拝した時、
オバマ前大統領は「大変残念だ」と述べていましたからね。
当時の安倍-オバマ外交を記した数冊の本を読みますと、
オバマ前大統領は安倍総理を嫌っていたとのこと。
だからまず安倍総理側はオバマの心を変える必要がありました。
一気にやるのでなく、少しずつオバマさんの身辺調査を行いながら、
彼にとって好むネタや情報を提供していったのです。
当時のオバマさんはレームダックといわれる状況で、
大統領がお飾り役職程度になり身動き取れない状況でした。
だからこそオバマさんのメンツを立てながら、
心を日本へ持っていく戦略を安倍総理側は行ったのです。
結果の一つが2014年すし屋での会合です。
好きな寿司も提供したのですが、
嫌いな寿司(ウニ)も出してしまい、調査に課題が残りました。
二人は昔話を中心に語っており、特に政治の話はなかったとのこと。
すし屋での話し合いが一つの実を結んだのか、
アメリカは日米同盟の防衛義務を「完全に果たす」と約束しました。
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粗品さんがせいやさんを相方へ誘うための方法が、
安倍総理側がオバマ前大統領をもてなしつつ、
日本に有利な交渉を行うやり方と似ています。
どちらも相手の好みや特徴を調査したうえで、
相手が好印象を抱く演出や仕掛けをやり、熱いトークを行った。
お笑い芸人と政治家では規模が違うように見えますが、
やっていることはどちらも同じであり、応用できそうですね。
なお、霜降り明星の「明星」にはさらにとんでもないエピソードが隠れていました。
まさかこのアニメのここから明星が生まれるとは!
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