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2018年のNHK朝ドラ「半分、青い.」最終回を終えました。
永野芽郁さん主演で紆余曲折がありながらも、終わりを迎えたのですが……
ツイッターを見ると「ふざけるな!」の声が多く、
とても気になったので、どの部分が気に入らないのかを抜き取りました。
もちろん、感動したという意見もありましたからね。
1:脚本家「北川悦吏子」に対する怒り
「北川悦吏子」がいない世界は想像できない。ありがとう。最大の賛辞。でも、私は、血圧が100届かなくてヘロヘロ。
— 北川悦吏子 (@halu1224) September 28, 2018
最終回を迎える前からツイッターで半分、青い.の脚本家、
北川悦吏子さんに対する怒りの声が上がっています。
ストーリー展開が雑すぎるからです。
北川悦吏子さんはインタビューで
「今までの朝ドラにあるパターンを崩す」と挑戦したそうです。
あるラジオ番組で50代の女性パーソナリティーが述べていたのです。
朝ドラで「主演女優と男優がキスをするところにドキドキ」したとのこと。
半分、青い. で初めてキスシーンを取り上げたのですね。
(調べたところ、ほかの朝ドラではキスシーンすらなかった)
結果、不愉快だという声が出てきたのです。
主演の永野芽郁さんは19歳(2018年)で相手の佐藤健さんは29歳です。
役の上では40代の中年ですが、少女漫画のような展開を入れました。
同時期にやっていたドラマでは、
佐藤健さんが同じようにキスシーンを放送していたものの、
クレームはなく高評価だったのでした。
ほかにも離婚するといった、朝ドラでは清純を壊す展開を入れて、
「離婚する必要はあったのか?」疑問を抱く声も出ています。
北川悦吏子さんのツイッターに批判殺到
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僕がツイッターを開いたとき、以下のハッシュタグが話題となっていました。
#半分白目
北川さんはツイッターをやっております。
彼女が半分、青い. に関するつぶやきを行ったところ、
多くの人が彼女に批判意見を寄せていたのです。
たくさんあったので、一つ取り上げます。
「私たち(視聴者)はあなた(北川氏)の自己満足ポエムを読みたくない。
毎回場違いなセリフや社会常識のない演出など、真面目に見て損した気分しか味わえない」
実際はこの程度じゃすまない厳しい書き込みが多かったのです。
そして北川さんのツイートがのほほんとして、これまたすごい。
2:最終回直前「看護師としてあり得ないだろ」
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半分、青いが終わる前に東日本大震災が起きて、
主人公の友達であるユーコ(演:清野菜名)が津波にのまれ、死去しました。
ユーコは東日本大震災時、仙台の海近くにある病院へ勤務していました。
震災描写を最終週に入れたうえ、ある演出を行った結果……
「震災演出が露骨すぎる!」怒るツイートを多く見かけたのです。
震災を利用して感動ストーリーに仕立てるなど、あまりにもおかしすぎる。
ほかに病院のシーンでもユーコが津波へ巻き込まれる前に、
メッセージ(という名の遺書)を残しております。
遺書を通して「ユーコは(患者を助けるのでなく)自殺したのかよ」と、
患者を助けるために犠牲になったのでなく、
津波を利用して自殺したかっただけととられたのです。
ユーコは旦那と子供がおります。
旦那と子供をそっちのけにして、自分を選んだのかよ。
母親の生き方としてもあり得ないだろ、まして看護師なら!
決して絶望せずわずかな希望を基に、患者とともに生きようとあがくだろ!
という意見を見かけました。
この後はどうなるかわかりません。
だって最終回を迎えて、その後の展開を描けないのですから。
「は、ここでおわり?」呆然とした意見がを見かけたのです。
遺書という部分が視聴者にとって最大の怒りとなる部分につながります。
3:すべては主人公の引き立てる小道具
ユーコの夢 #半分白目 pic.twitter.com/FebYXy6rrZ
— イリノイ州 (@han_bun_) September 28, 2018
半分、青いに対する怒りとして最も衝撃あるコメントが、
「震災もいじめも他、すべては鈴愛を引き立てる小道具でしかない。
伏線として機能しておらず、単に主人公を目立たせる演出だけ。
震災やいじめといったものが視聴率を上げるための手段でしかない」
伏線とは何でしょう。例えば震災がありました。
震災を通して「主人公らはどんな風に生き方を改めたのか」と、
事件を通してその人の人生にどんな影響を抱き、
結果、どんな生き方へつながったかが伏線と回収です。
ぼくたちの生き方だと、東日本大震災の後、
民主党政権の対応を通して、政治の在り方について考える人が増え、
次の総裁選では自民党が勝利を収めた。
僕たちも伏線と回収を行っているわけです。
ある事件が物語全体において、どんな役割を担うか?
役割とは生き方です。どんな生き方を目標に掲げ、行動するか?
半分、青いは事件(震災)を通して目標が出たものの、
行動は出ていないうえ、震災後は「視聴者のご想像にお任せします」でしめています。
北川さん、すごいドラマを書いたのですね。
ちなみにこのドラマを見ていたら僕もあるドラマにて、
「どーして彼を死なせなあかんのよ」思った展開があったのです。
詳しく宇はこちら。キムタク主演のドラマです。
永野芽郁など役者の演技はよかった
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すべて炎上意見しかないかといったら違いますよ。
「半分、青い.を最終回まで見て、
人間の生き方として大きく考えさせられた。いいドラマだった」
主演の永野芽郁さんに対する高評価も結構あったのです。
役者は脚本に与えられた仕事を通し、演技を行います。
永野芽郁さんが褒められるのはうれしいですね。
といいますのも、永野芽郁さんをここで取り上げているからです。
彼女の実情や情報を集めていなければ、
「ふーん、お疲れ」しか思わなかったのですが、
情報を集めて彼女の努力を知ると「よかった」という気持ちしか出ません。
みなさま、本当にお疲れさまでした。